あなたはアプリで管理? スマホカレンダー? それとも手書き!?
null私のSNSでタスク&ToDo管理のアンケートを取ってみました。「アプリ派」か「スマホカレンダー派」か、「手書き派」か、60名の方から回答いただきました。結果はというと……
- アプリ派……12票
- スマホカレンダー派……18票
- 手書きメモorノート派……23票
- その他……7票
スマホカレンダーがグイグイと迫ってはいるモノの、いまだ手書き派が多くて少しホッとしました。というのも何年か前、同業者の友人に「ノート見たい~」と言われてお披露目したことがありました。彼女も高齢出産で幼い子どもが3人いて、仕事もバリバリ。保護者会の活動にも熱心で、マルチタスクなアクティブウーマン。
で、ノートをお披露目したときあまり彼女には響かなかったようです。「スマホのカレンダーだけで私はやっているよ」と。それだけでやりくりできるなんて、逆に私はうらやましいのですが、それぞれに合うタスク&ToDoのこなし方があるんだなと思ったものです。
私は細かいことでも「忘れてしまいやっていない、やれなかった」というのがものすごくストレスになる性分なので、「次男のリップクリーム買う」とか、特段今日やらなくても明日できそうなどーでもいいこと、思いついたこともすべてメモるようにしています。
話は変わって、何年か前「整理収納アドバイザー1級」の資格を取得しました。関わった講師の方たちは皆さんこぞってノートにメモされていました。細か~く付箋貼ったり。そのことをたずねると、「客観的にジブンを見れて、片付けのヒントも隠されていて、手書きのノートは本当に重要」みたいなことをおっしゃっていました。協会内には「メモ・ノート」講座もあります。
じゃぁ私がこれまでナチュラルにやって来たことは、二度手間だったり、間違えだったりというわけではないのかーと、少し安心したのを覚えています。でも本心を言えば、スマホカレンダーだけでタスクやToDoがこなせる友人が「身軽」に見えてちょっと憧れちゃいますけどね。また、移り変わりが早い時代。5年後には先ほどのアンケート、どうなっていますかね? 皆さんはどのようにタスク&ToDo管理していますか?
愛用している「ロルバーン」のノート大公開
null雰囲気やデザインで勝手にドイツ製だと思いこんでいた「ロルバーン」のノート。日本の文具メーカーのものだそう。いろんな色や柄があってかわいいのと、値段が手ごろなのと、なにより後ろにあるクリアポケットがいい。ハガキとか領収書とかの一時保管にとても便利。ロルバーン=ドイツ語で“滑走路 ”という意味らしいですよ。「日々」のこと、「毎週」のことなど書き込んでけっこう贅沢に使っていますが、約5カ月分はメモがたっぷり取れます。
手書きタスク管理の「メリット」「デメリット」
null一般的によく言われている手書きタスク管理の「メリット」は以下です。
- 全体のタスクを一目で把握しやすい
- 視覚的に「優先順位の整理」や「グルーピング」がしやすい
- 書くことで「記憶」に残りやすい
- 特別なツール(スマホやPC)がいらない
- 間違えて削除する心配がない(メモの場合捨てないよう注意)
- ノート手帳ペンなど「愛着ある」アイテムが使える
「デメリット」もあるようです。
- 書くのが面倒くさい
- いろんな所にメモをすると「とっ散らかり読みづらい」
- 字が汚いと読めない
- ロックが掛けられないので「セキュリティ」が不安
- 共有するのが難しい
私個人が思う手書きノートの「メリット」「デメリット」
- 夫と共有ができる
→大まかな予定はGoogleで共有、ノートの場合はのちほど出てきますが「食事メニュー」のシェアができます。 - 1冊で短~中期の「タスク&ToDo」の可視化と達成ができる
- 三日坊主の予防
→運動、美容、フリマサイト、投資や英語の勉強、捨活、掃除など、「ルーティン化」している物事をノートに書き込んで、毎日必ずそれらに触れる機会を作っています。 - ノートに書いたとおりに生きていけば最高に「ラク」
→私の場合ですが、完全にノートに依存しており、書いた通りに日々暮らしています。タスクやToDoをただメモっていくだけ、こなしていくだけなので頭で考えたり思い出したりしなくていい。慣れると本当にラクです。
デメリットとしてはやはり「書く手間」ですかね。毎週頭にその週やるべきタスク、日々のことは前日にしっかり書き込んでいます。でも皆さんが言うように記憶に残りやすいので、中期のタスクや将来の目標が常に頭のなかにある気がします。
あともう1個デメリット。だいぶ昔ですがイタリアをひとり旅していた際、びっちり旅行記を書いたノートを落としたことがあり、そのときはひっくり返りましたね。以来、大事なメモはスクショしたり、デジタルでバックアップを取っています。
私はこのように「手書き」で管理している
null毎日書いている「本日分」のノートの説明を。
- A→本日の食事メニュー
昼は弁当持参なので書かず。夜ごはんの下の「弁」は翌朝弁当に何を詰めるかです。
家ではいつもキッチンの周りにノートを置いています。そうすれば夫が勝手に見るので、「今日の夕飯何? 明日の朝食何?」の質問に答える手間が省けます(笑)。 - B→本日の予定とタスク&ToDo
年長次男は明日卒アルの撮影らしいので、「ちゃんとした服」とメモっていますね。赤チェックは任務遂行した印。学生時代、終わらせた宿題にこのように印を付けたのと同じ快感です(笑)。
蛍光ペンを全面引いた項目は「今日できなかった」こと。マーカーをちょこっと付けた項目は「昨日できなかった」こと。「今日ぜったいやってやるぞ!」 という意気込みの印なのです(笑)。 - C→私の健康管理
おばあちゃんみたいに「はて、サプリ飲んだっけ?」となることがよくあるので、摂取した都度チェックマークを。排便の回数、8000歩歩いたか(あるいはジムに行ったか)、ストレッチポールで身体を伸ばしたかも全部書いています。ふっと見てチェックを付けていなかったらあわててストレッチしに行きます。 - D→子どもたちのタスク&ToDo
本日分の朝学習はちゃんと終わっているか(毎朝、朝食前に勉強するルーティン)、そのできあがりを採点したか(私が)。上は長男ですが、この日「勉」と「採」にマーカーが引いてあります。疲労困憊で寝坊した長男でした……。よって採点もできませんでした……。明日こそがんばろうね! の意気込みメモです。 - E→「三日坊主予防」私のタスク&ToDo
上からブログ、ストーリーズ、オンラインサロンを更新したか(仕事です)。「P」はポイ活、朝学習が全部終わった次男のお楽しみルーティンです。「メル」はメルカリに触れたか(出品したり届いた質問に答えたり。“毎日必ず関わる”ルーティンにしています)、「レシート」はポイ活の一環。「捨」は“一日一捨”で身の回り品を減らせたか。この日は歯ブラシとSDカードを捨てたようです。もしここにチェックされていなかったら、家のなかをパトロールしてむりやり捨てるモノを探します(笑)。「遺」は亡き両親の家(実家ですね)をいま私の仕事場にさせてもらっているので、そこを掃除したか、なにか改善させたかのマーク。この日は何もしなかった模様……。「勉」は数年前から取り組んでいる投資と英語を少しでも勉強したか。最後の「株」はチャートを1回でも見たか、なにか株を買ったか。だいたいは一瞬で終わるToDoばかりです。でも、習慣化しなければ「三日坊主」になります。そうさせたくない、「ルーティン化する!」という意気込みがノートに表われています。ノートを見て、あ、やらねば! と気づく、言ってみれば尻を叩いてもらうツールでもあります。
- G→子ども用の夕飯メニュー
2人とも平日は18時半ごろ帰ってきますが、翌日のことを考えたら20時には寝かせたい。とにかく時間がないので、前の晩の大人夕飯をレンチン・スピードサーブ。ノートを見ながら5分以内でサッと子どもごはんのできあがり。彼らが食べている間、私はキッチンで大人用の夕飯を作り、今日あった出来事などを聞いたりして、一緒には食べないけれどコミュニケーションは取るよう努めています。
2つに分かれている無印の「しおりシール」が便利!
nullしおりは2本ついています。「日」とは別に毎週月曜日に更新している「週」のタスク&ToDo。両方のページに挟んでおけば、見たいものがスグ手に入る。5本セット税込で150円って安い。しかし通販で買おうとしたらその何倍もする送料が! 街に出たついでにまとめ買いしています。
「日」と「週」意外にも、取っておきたい情報は付箋を貼ったり、スマホで写真を撮ってお気に入りマークを付けたりしています。用事が済んだら付箋やお気に入りマークは即外すのがジブンの鉄則。古いものはバッサバッサ捨てていかないと頭のなかが混乱するので。
ノートを新しくしたときは、そのノートが終わるまでに(約5カ月かけて)必ずやりたいタスクやToDoを、ノートの表紙の裏に消えるボールペンではなくふつうのペンで書きます。この一冊で短~中期の目標や予定がわかります。Googleカレンダーも併用しながら。
私にとってノートは、メモやちょっとしたタスクを書き込むだけではなく、「三日坊主」に終わらせないようジブンを律し、「人生の目標」に向かってゆるゆると進めてくれる大事な相棒なのです。
以上が私なりの「物事を三日坊主にさせない」、「ルーティン化させる」ノートの使い方でした。皆さんはどんなふうにタスク&ToDo管理していますか? 人生の目標はどこに書いている?