「コンビニエンスウェア」が大切にしていること
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「いい素材、いい技術、いいデザイン。」がコンセプトの「コンビニエンスウェア」。『ファセッタズム(FACETASM)』のデザイナーである落合宏理さんが、ファミマの社内チームとともに共同開発している。
「コンビニエンスウェア」は2025年3月にブランドの立ち上げから5年を迎えました。年々進化し、2023年にはコンビニ業界初のファッションショーを開催。いわゆる「コンビニで買える服」とは一線を画す存在として、信頼を寄せている人も多いのでは?
アイテムの名前付けからコンセプトに至るまで、全てを監修している落合宏理さんにお話しを伺いました。
「ファミリーマートは全国に1万6,000店舗以上あります。多くの人にとって日常の便利な場所だからこそ、“誰もの心が動く、生活をより豊かにできるもの”を作っています。
大切にしているのはお客様とのコミュニケーションです。たとえば、2、3月になればそろそろ春を感じたいよねと、ピンクの靴下を出しました。するとお客様はそのメッセージを受け取ってくださり、日本全国で一般的に売れるといわれる黒色よりも売れたんです。そういうエモーショナルな気持ちを大切に、5年かけてお客様とコミュニケーションを積み重ねてきました」
2024年にはトータルコーディネートができるほどアイテムが拡充。そしてこの春、女性のお客様にももっと「コンビニエンスウェア」を活用してほしいと、ブラアイテムを企画したそうです。
【2025年春夏】注目アイテム
nullブラウェア(2,290円/税込)


コンセプトは「下着でありながら、服としても着られる」。落合さん曰く「下着と服の中間」なので、アイテム名もあえて“ブラウェア”なのだとか。丈感や肩ヒモの細さ、背面のカッティングなどディテールへのこだわりはもちろん、触れ心地も滑らかになるよう胸元に縫い目はなし。配色も絶妙です。
「今年、初めてシーズンカラーを取り入れました。その中で配色を考えるとき、『定番の黒色にも色があったほうがかわいいよね!』というチームの意見もあり、『くろ・きいろ』が生まれたんです」(落合さん)
なるほど。表に見えている面はベーシックだけれど、内側がキレイな色だから身につけるときにフッと気分が明るくなります。誰に見せるでもないアンダーウェアにも、心躍る工夫が施されているのですね。
吸水サニタリーショーツ(1,998円/税込)

正式名は「クロッチ肌面 無漂白オーガニックコットン 吸水サニタリーショーツ くろ」。M、Lの2サイズ。
こちらは2024年3月に発売されたアイテムですが、吸水サニタリーショーツもあります。緊急時はいつ何時訪れるか分かりませんから、コンビニで買えるのは心強い。
クロッチ部は6層構造で、肌面にはオーガニックコットン100%の無漂白・無染色の生地を使用。色はあえて生成りにして、日々の体調の変化を確認できることを目的としているそう。また、ヒップ部分まで速乾メッシュ素材で覆われており、後ろ側からの漏れにも対応。羽根つきナプキンと併用すれば、さらに安心です。
カラーは現在、「くろ」1色。これは筆者の願望ですが、ブラウェアと同色のカラー展開がされたら嬉しいな。ファミマさん、いかがですか?
ジップアップジャケット(3,990円/税込)&ジョガーパンツ(2,990円/税込)

カラーは「くろ」「ブラウン」の2色。ユニセックスアイテムで、M、Lの2サイズ展開。
セットアップで着用するのもおすすめという、ジャケットとジョガーパンツも新登場。ジャケットは、スポーティーな印象ながら襟付きで、幅広いシーンに似合いそう。パンツはウエストと裾がゴム仕様で、履き心地のよさにもこだわっています。
注目したのは、その素材。なんと撥水・UVカット・ストレッチが効いた高機能素材が使われているんです。羽織ってみると、程よいシャリ感があり、春〜初夏にかけて爽快に着られそう。デイリーユースはもちろん、この機能性があればキャンプや野外フェスなどにもよさそうだと感じました。
長袖アウターTシャツ(1,998円/税込)

M、Lの2サイズ展開。
着こなしのアクセントになりそうな、ファミマカラーのロンTも発見。
肉厚なUSAコットン素材を使用した「アウターTシャツ」は、ガンガン洗濯して、着れば着るほど体になじんでゆくアイテムです。肩の落ち感やステッチ幅など、細部にまでこだわっているそう。アウターのインナーとしてはもちろん、一枚で着ても様になります。
生地には抗菌防臭加工も施されているので、汗ばむ季節にも安心ですね。
ヘビーウェイトポロシャツ(2,990円/税込)

カラーは「しろ」「ネイビー」の2色。M、Lの2サイズ展開。筆者は「コンビニエンスウェア」からポロシャツが出ないかな、と思っていたので、2色買い決定!
肉厚なコットン100%の、ユニセックスサイズのポロシャツも、4月1日に発売されました。
きちんと感はありつつ、ボックスシルエットにドロップショルダーという、90年代のポロシャツを再現したシルエット。落合さん曰く「育てるポロシャツ」なんだとか。アウターTシャツ同様、繰り返し洗濯をして、長く愛用してほしいという想いが込められたアイテムです。
キャップ(1,998円/税込)

カラーは「くろ」「ブラウン」の2色展開。サイズ調整可能。
昨年発売されて注目を集めた、洗濯機で洗えて、UVカット機能付きのキャップ。今年は、シーズンカラーの「ブラウン」も登場しました。絶妙な色みで、男女・世代を問わず使いやすそう。
コンビニへ、服を買いに行こう
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身近な場所で、“お気に入り”が見つかる。毎日の服をコンビニで購入するという新たな文化を提案してきた「コンビニエンスウェア」。2025年春夏の顔ぶれを見ると、好きなおむすびやお菓子を買うように、季節の移ろいや気分に合わせて、コンビニで好きな服を買う。そんな光景が当たり前になったと感じます。
今回ご紹介したアイテムは数量限定です。気になった方は、大げさではなく今すぐファミマに走って〜〜〜(二度目)。
【取材協力】
ファミリーマート

朝ランが日課の編集者・ライター、女児の母。目標は「走れるおばあちゃん」。料理・暮らし・アウトドアなどの企画を編集・執筆しています。インスタグラム→@yuknote