可愛いデコレーションケーキを作るコツとは?
nullこちらが同じ土台ケーキを利用したmarimoさんデコレーション3種類! デコレーションが違うだけで、印象がかなり異なりますよね。
自分好みのテイストに作れるのが、手作りのいいところ。marimoさん直伝の可愛く作れるポイントをチェックしていきましょう。
ポイント1・・・デコレーションのイメージトレーニングはしっかりと
どんなデコレーションにするかイメージを固めることが大切! 生クリームは星型で絞るのか、丸型で絞るのか。パーツはどんな風に置くのかを実際の写真をもとにイメージをふくらませるそうです。
ポイント2・・・生クリームの泡立て、最後は手で!
デコレーション用の生クリームは、固さが大切。泡立て時間が短すぎるとだれてしまうし、長すぎるとモソモソしてしまう……。
生クリームは泡立てすぎてしまうともとに戻せないため、ある程度まで電動のハンドミキサーで泡立てたあとに、必ず手に切り替えるそう。ちょっと艶がなくなってきた?くらいが良い頃合いだそうです。
ポイント3・・・パーツを置く順番は大きいもの→背の高いもの→小物
生クリームを絞ったら、次はパーツを置いていく番。今回の場合だといちごやサンタなど大きいパーツから配置していきます。その後、背の高い柊などのパーツを配置し、隙間を小さなパーツで埋めます。ケーキに並べる前に手元のバットで並べてイメージを膨らませ、一気に配置していましたよ。
こちらがコツをつかんだ生徒さんたちの作品。どれも可愛いらしいですよね。土台ケーキがあったので、実際の作業時間は30分程度。これなら忙しいkufura読者でも安心してチャレンジできそうです。
今回土台ケーキとして利用されていたのは、『パティスリー天使のおくりもの』が販売している『未完成ケーキ~幸せのダブルチーズケーキ~』。お花の形のケーキは、切り分けた時に可愛い6つのハートになりますよ。
【取材協力】
marimo(お菓子研究家)
大学卒業後、大手印刷会社に勤務しながら国際製菓専門学校の通信教育課程で製菓を学ぶ。その後複数のお菓子教室に通い、2015年に独立。お菓子教室を主宰する傍ら、企業向けレシピ開発や書籍、雑誌、WEBへのレシピ提供、テレビ、ラジオ出演など幅広く活躍。写真撮影にも定評があり、カメラ雑誌への写真提供、講習会、イベント出演なども行う。著書に『クックパッド まりも1016の大好評お菓子』(宝島社)『6コマお菓子レシピ』(ワニブックス)『marimo cafeのしあわせスイーツ』(SBクリエイティブ)がある。