600点以上の鳥の標本が展示された鳥づくしの展覧会
null1877年に設立された国立科学博物館の歴史の中で初となる、鳥類をテーマとした特別展「鳥 ~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」が開催されています。
世界中の珍しい鳥、絶滅してしまった鳥、かわいすぎる鳥など、600点を超えるさまざまな鳥の剝製・骨格標本が展示され、みなさんが見たことのない鳥づくしの展覧会です。23のテーマで「鳥のひみつ」を紐解き、魅力に迫ります……!
入り口で出迎えてくれるのは、華やかなインドクジャクと、その隣にちょこんといるシマエナガ!ちょっとしたサプライズが期待感を盛り上げてくれます。
鳥に興味をもったことがなかったという人にこそ、お知らせしたいことがあります。意外なことに鳥と人間にはいくつも共通点があるんです。視覚で情報を取り入れる、夫婦で協力して子育てする、モテるために着飾る、声でコミュニケーションをとる、喜怒哀楽の感情がある……などなど。どうでしょう、鳥を身近に感じませんか?
鳥は恐竜の子孫!? 最新の研究結果も見どころ
null鳥たちのゲノム解析(生物の遺伝情報を解明すること)により新たな発見もありました。たとえば絶滅したと思われた恐竜から、現在の鳥類に続く系統が少なくとも3つあることがわかったんです。
また、タカの仲間と思われていたハヤブサがじつはインコに近いことも明らかに。誰かに話したくなる鳥の最新情報も特別展「鳥」の見どころです。
およそ2,600万年前に生きていた史上最大級の飛べる鳥「ペラゴルニス・サンデルシ」の生体復元モデルを日本初公開。翼を広げた大きさが7メートルもある鳥が、オリジナルグッズでは手のひらサイズのぬいぐるみに。急に親しみが湧いてきますね。
ウッドストックなどPEANUTSとのコラボグッズが登場
nullスヌーピーが登場する「PEANUTS」とコラボした注目の限定グッズは、ターキー(七面鳥)風にデザインされたウッドストック! 特別展「鳥」の出口の近くにある特設ショップでは、飾っておきたいぬいぐるみからキーホルダーになるミニサイズまで販売されています。個数制限を設けていることがあるのでご注意ください。
ミニタオルとポーチは、オリジナルグッズと同じくターキー風のデザインのウッドストックが目印。ポーチの裏側はいろいろなポーズのウッドストックが登場しています。
手紙の封やメモを貼るときに使えるマスキングテープは、スヌーピーとウッドストックが特別展「鳥」に展示されているフクロウ、ペリカン、カラスなどの鳥を真似して遊んでいる様子が描かれています。貼ってこそ楽しいグッズなので予備は必須ですね。
そのほか、Tシャツ、トートバッグ、ブランケット、ステッカー、スリムノートなど、「PEANUTS」のキャラクターを散りばめた楽しいグッズが全18品も! スヌーピーファンならずとも思わずそろえたくなってしまいそうです。
雪の妖精・シマエナガのグッズがかわいすぎる…!
null真冬のシマエナガを再現したオリジナルグッズは、もっふもふのぬいぐるみが目を惹きます。小さな羽を広げているデザインが珍しいかもしれませんね。
3羽が連なっているシマエナガ団子のぬいぐるみ風のポーチは、表情の違いに注目してください。バッグにしのばせておけばいつでももふもふできちゃいます。リアルな刺繍のキーホルダーは落ち着いた色合いで、大人がバッグにつけてもおしゃれなデザインですよ。
二次元でもかわいさを隠せないシマエナガのポストカードは、複数枚買っておいてちょっとした手紙を送るときに便利。受け取った相手も思わずほっこりするはず。グッズはもったいなくて使えないという人は、気軽にポンポンと押せるシマエナガのはんこはいかがでしょうか?
お土産にもぴったり、鳥づくしオリジナルグッズ
null鳥をプリントしたオリジナルクッキーや、東京銘菓でおなじみの「ひよ子」も特別パッケージで登場しています。手頃な値段で話題になるのでお土産にもぴったりではないでしょうか?
最後に特別展「鳥」の出口では、巨大なウッドストックがお見送りしてくれます。手を触れたり芝生に入ったりしないように注意しながら記念写真をどうぞ!
バードウォッチングで400種以上の鳥を観察したことがあればベテランの域だそうです。特別展「鳥」では600点を超える鳥の剝製・骨格標本を展示しているので、一生分を超える鳥を見られることに! ウッドストックやシマエナガのかわいいグッズを目当てに出かけても、鳥のディープな世界にどっぷりはまってしまうかも!?
国立科学博物館特別展「鳥 ~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」
会期:2024年11月2日(土)~2025年2月24日(月・休)
会場:国立科学博物館(東京都台東区上野公園7-20)
開館時間:9時〜17時(入場は16時30分まで)
休館日:月曜日、12月28日(土)~1月1日(水)、1月14日(火)
ただし、12月23日(月)、1月13日(月・祝)、2月17日(月)、2月24日(月・休)は開館(変更になる場合があります)。
観覧料:一般・大学生:当日券2,100円/前売券1,900円、小・中・高校生当日券600円/前売券500円
公式サイト:https://toriten.exhn.jp/
ライター/編集者。レコード会社と出版社を経てフリーランスになり、雑誌、書籍、Webの制作を行う。得意分野はペット、防災、医療、PRなど。甲斐犬のサウザーとおもしろおかしく暮らす。愛玩動物飼養管理士1級/防災士/いけばな草月流師範。