8割の母親がこっそり子どものおもちゃを捨てたことがある!?
nullマクドナルドのハッピーセットといえば、そのときどきで変わるおもちゃが人気ですよね。「ハッピーセット食べようか!」と言うと子どもがご機嫌になる、というのは子育て世代の“あるある”な光景かもしれません。でも世のお父さんお母さんは、きっと一度は思ったことがあるはず。「おもちゃ、家にもたくさんあるんだけどね……」。
実際、日本マクドナルドが3才から9才の子どもを持つ全国の母親1,038人を対象に行った「子供のおもちゃお片付けに関する母親意識調査」では、おもちゃに関する母親の悩みが浮き彫りになっています。いくつかの回答を見てみましょう。
Q:あなたの子どもが持っているおもちゃの数が多いと思いますか?
とても思う・・・27.5%
思う・・・40.8%
あまり思わない・・・28.1%
思わない・・・3.6%
Q:あなたは、あなたの子供に気づかれないようにおもちゃを捨てたことはありますか?ある方は、捨てたことにある回数をお答えください
10回以上・・・26.2%
5~10回未満・・・24.5%
1~5回未満・・・33.7%
ない・・・15.6%
なんと、約7割の母親が子どもが持っているおもちゃが多いと思っており、そして、気づかれないように捨てている母親は8割を超えているのです。
調査ではまた、「子どもの気持ちを大切にしながら、上手におもちゃとお別れさせたい」「リサイクルが理想だけど方法が難しい」といった母親の悩みも明らかになっています。
ハッピーセットのおもちゃをリサイクルでトレイに
nullこのような背景の中、環境省との共同プログラムとして「ハッピーりぼーん」プロジェクトが生まれました。プラスチックのおもちゃを対象にしたリサイクルでは国内最大級の取り組みで、100万個のおもちゃの改修をめざすとのこと。
方法は簡単です。全国のマクドナルド店舗に設置されたおもちゃ回収用のボックスに、遊ばなくなったハッピーセットのおもちゃを入れるだけ。おもちゃを入れた子どもたちには、緑色の「ハッピーりぼん」が渡されます。
回収したおもちゃは、リサイクルされ店舗で使うトレイとして生まれ変わるそう!
発表会でだいすけお兄さんは「子どもにとってのおもちゃっていうのはとても大事な物なんですけれど、子どもたち自身が(回収用ボックスにおもちゃを)入れるということに、すごく意味があるんじゃないのかなと思いました」とコメント。子どもにリサイクルを体験させながら、ものを大切にする気持ちを持ってもらうきっかけにもなりそうですね。