お弁当にも！驚くほどしっとり「さつまいものジュース煮」の作り方【森崎繭香の簡単さつまいもレシピ】

さつまいも・・・小2本（250g）

オレンジジュース・・・200ml

砂糖・・・大さじ3

塩・・・ひとつまみ

子どもが収穫してくるさつまいもは、市販のものよりもちょっと不恰好だったり、大きさもいろいろですよね。全部で250gくらいになるように調節して作りましょう。

オレンジジュースは果汁100%のものがおすすめ。今回、オレンジ果汁を配合した清涼飲料水などはあまり向かないので注意してください。

水に浸けると、すぐにアクが出てきます。長く水に浸け過ぎると栄養素が流れ出てしまうので、10分を目安に水からあげましょう。

さつまいもなどの根菜類は水からゆでるのが基本。低温でじっくり煮た方が、甘くおいしくなるので、オレンジジュースも同様に低温から加熱します。

「ジュースは柑橘系のものが、さつまいもと相性抜群！　オレンジジュースの代わりに、少し酸味のあるりんごジュースやパイナップルジュースも合いますよ」（以下「」内、森崎さん）

味がじっくり染みるよう落としぶたをして、弱火でコトコトゆっくり煮込んでいきます。

さつまいもに竹串がスッと通ったら火を止めて、器に盛り付けていただきましょう。

オレンジジュースでじっくり煮込んださつまいもは、金色に輝いてとっても色鮮やか。お弁当に彩りを添えるのにもぴったりですね。

口に入れると、外側はさわやかなオレンジ味でコーティングされていて、噛むと中からさつまいもの優しい甘さがふんわりと顔を出します。その酸味と甘みのバランスが絶妙。思ったよりも甘くなく、おかず感覚でさっぱりと食べられちゃいます。

また、定番のジュース煮ですが、じっくりコトコト弱火で煮込んだので、さつまいものしっとりなめらかな食感にも驚き！　芯までしっかり味が染みて、舌の上で優しく崩れます。

オレンジジュースを使うので、子どもたちも大好きな味。ぜひ、いつものお弁当に、秋の彩りを添えてみてはいかがでしょうか。