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トマトの酸味とピーマンで爽やか!「夏野菜のみそ汁」松田美智子の本当においしい朝ごはん#4

おいしい朝ごはん、食べていますか? 朝ごはんは、頭と体の始動スイッチをONにする大切な食事。頭をシャキッと目覚めさせる炭水化物、エネルギーの源となるたんぱく質を中心にバランスよく摂りたいものです。

とはいえ、忙しい朝にあれこれ用意するのは無理!という人のために、料理研究家の松田美智子先生から、おいしくて簡単、元気になるとっておきの朝ごはんメニューの提案です。今回はなす、ピーマン、ごぼう、そしてトマトと、夏野菜をふんだんに使ったパワーみそ汁。暑さに負けそうな体に、カラフルな栄養をチャージしましょう!

野菜の丁寧な下ごしらえが決め手!合わせみそで滋味深い味わいに

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寝苦しい熱帯夜が続くと目覚めもぐったり。どうしてもひんやり、さっぱりしたものに心惹かれますが、冷たいものや長時間の冷房がだるさに拍車をかけている場合も。「しんどいなあ」と感じたら、具だくさんみそ汁の出番です。

「元気な夏野菜からエネルギーをもらいましょう! ただし、下ごしらえはしっかりと。ピーマンはわたをしっかり除き、なすは水に放してアク抜きを。ごぼうはよく洗ってささがき、トマトもひと皮むきましょう。

このひと手間で雑味がなくなり、大きさを揃えて切ることで口当たりが良くなります」(松田さん)

「夏野菜のみそ汁」の作り方

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材料(2人分)

だし 4カップ(パックでもOK。ただし無塩・無添加のものが望ましい)

油揚げ 半枚

新ごぼう 20cm

なす 1

ピーマン 1

トマト 小さめのもの1

豆みそ 大さじ11/2

糀みそ 約大さじ1

  • 好みで粉山椒、一味唐辛子、黒こしょうをたたいたものなど。

作り方

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油揚げはグリルでさっと焼いて油を落とし、1cm幅に切る。ピーマンは天地を落とし、へた、種、わたを除き、果肉の厚さが5mmになるように余分なわたを削いで3等分に切る。

なすはへたを落とし縦半分に切り、斜め乱切りにする。水にさらしてから水気を切っておく。

新ごぼうは皮ごとよく洗い、ささがきにする。風味と栄養が流れてしまうので、水にさらさないこと。

トマトは包丁で皮をむき、ヘタをくり抜いて4等分にする。

だしを鍋に入れて中火にかける。ふつふつしてきたら油揚げ、なす、新ごぼうを加える。

煮立ちを待って豆みそを入れ、味を見て糀みそを加える。みそがだしになじんだらトマトを加えて火を切り、ピーマンを入れる。

 

ひと呼吸おいて器に盛り、吸い口として好みで粉参照などをかける。

写真・動画撮影/鍋島徳恭

松田美智子(まつだみちこ)

1955年東京生まれ。女子美術大学卒業後、料理研究家のホルトハウス房子さんに師事、各国の家庭料理や日本料理を学ぶ。1993年から「松田美智子料理教室」を主宰。テーブルコーディネーター、女子美術大学講師、日本雑穀協会理事も務める。使いやすさにこだわったオリジナル調理ブランド「松田美智子の自在道具」も好評。http://www.m-cooking.com/

【松田美智子さんのレシピはこちらからも】

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