調味料がわりにも使えるごはん泥棒！炒め物にも最適
null前回、「ニラのごま油漬け」を紹介したところ、早速大好評！ 今回は生のニラをみそと砂糖で手軽に漬けてみました。
「香りが強いニラですが、みそと砂糖と和えるとしんなりして、生でもグッと食べやすくなります。特におすすめなのが、このニラのみそ漬けを使った炒め物。好きな肉と一緒に炒めるだけでパパッと一品できあがります。これがごはんのおかずにぴったりで、最高に美味しいんです！」（以下「」内、沼津さん）
1束ザクザク切って使えるので、ニラの大量消費にもありがたいですね。早速、作り方を見てみましょう。
【材料】（作りやすい分量）
ニラ・・・1束（100g）
みそ・・・大さじ2
きび砂糖・・・大さじ1
【作り方】
（1）ニラを切る
ニラは根元を切り落とし、5mm幅くらいに切ります。
（2）みそと砂糖で味付けする
ポリ袋にニラを入れ、みそときび砂糖を加えて全体をなじませます。今回はきび砂糖を使いましたが、好みの砂糖でOKです。
「ニラを強くもむとニラの水分が出て、えぐみも出てきてしまいます。みそが溶けてだんだんとなじんでくるので、あまり強くもまずに軽くなじませてください」
（3）冷蔵庫で30分以上置く
みそと砂糖が全体になじんだら空気を抜き、ポリ袋の口を結んで、冷蔵庫で30分以上置きます。
（4）できあがり！
ニラがしんなりしたら、保存容器に移してください。冷蔵で3〜4日を目安に食べ切りましょう。
沼津さんが熱々のごはんを用意してくれたので、たっぷりのせて頬張ると、ニラの香りがさわやかに広がって最高！ 想像以上にニラ臭さが抜けて、生なのにとっても食べやすくて驚きました。そして、ニラの風味はみそと砂糖の甘じょっぱい味にベストマッチ。
さらに沼津さんが、豚肉とパパッと炒めて、ニラみそ炒めも作ってくれました。炒めるとよりパワーアップ！ ごはんが進む味で、これはおかわり必至です。ニラのみそ漬けと一緒に好きな肉を炒めるだけなので、味付け要らずなのも嬉しい限り。ピーマンやなすなどの夏野菜を加えても相性抜群です。
「甘めの味付けなので、肉や魚とよく合います。淡白な味にパンチが出ますよ。厚揚げやおにぎりに塗ってグリルで焼いたり、冷や汁風にしてそうめんと合わせたりしてもいいですね。カリッと焼いた焼きそばに絡めて、ニラみそ焼きそばにしても美味しいです」
前回の「ニラのごま油漬け」とはまた全然違う味わいで、こちらは甘じょっぱい味付けがクセになります。とっても手軽に作れるので、ニラが安い時には2〜3束まとめ買いするようになりました。最初はごはんのお供にして、最後はお肉と炒めてと、余すところなく使えます。
食べると元気をもらうニラ。大量消費にもおすすめなので、ぜひ好みのアレンジで楽しんでみてください！
取材・文／岸綾香
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料理研究家、管理栄養士、調理師。料理教室『cook会』主宰。バラエティー豊かなレッスン内容が好評で、東京・阿佐ヶ谷を中心に数多くの料理教室を開催。毎年、梅漬けの教室はリピーターが多く大人気に。手軽でシンプルなアイディア溢れるレシピに定評があり、雑誌などのメディアでも活躍。著書に『ごま油さえあれば さっぱりもコク旨も、いつもの家ごはん98』（小学館）、『マンガでわかった！ ラクしておいしい作りおき』（主婦の友社）、『からだとこころがととのう滋養菓子』（日東書院本社）など多数。HPはこちら。Instagram@rienumadu YouTube 管理栄養士 沼津りえの「阿佐ヶ谷夫婦チャンネル」
