ごま油×にんにくで、箸が止まらないヤミツキきゅうりに
null今回は、人気のごま油漬けに、にんにく&しょうゆを掛け合わせてみました。
「これからはきゅうりが大活躍する季節。夕飯の副菜や晩酌のおつまみなど、パパッともう1品欲しい時に、きゅうりを使ったちょこっと漬けはとっても重宝します。
前回はごま油にみそを組み合わせましたが、今回はにんにくとしょうゆでパンチの利いた味にアレンジ。箸休めにも、お酒のあてにもおすすめですよ」(以下「」内、沼津さん)
ちなみに、ごま油×みそのアレンジはこちら→ごま油×みそで「きゅうり」を漬けたら…濃厚コク旨だった!【ちょこっと漬け♯78】
それでは、早速作り方をチェックしてみましょう。
【材料】(作りやすい分量)
きゅうり・・・2本
塩・・・小さじ1/2
にんにく(みじん切り)・・・1/2片分
しょうゆ・・・大さじ1
ごま油・・・大さじ1
赤唐辛子・・・1/2本
【作り方】
(1)きゅうりを切る
きゅうりは両端を切り落とし、4等分に切ってから、すべて縦半分に切ります。さらに縦に3〜4等分に切り分けます。
「今回はポリポリした食感を楽しめる切り方に。同じ切り方をまとめて繰り返すと効率がよく、作業が早くなりますよ」
(2)きゅうりに塩を振る
きゅうりをザルに入れて塩を振り、全体にまぶして、しばらく置きましょう。後からしょうゆで味付けするので、塩は控えめでOK。
「きゅうりは水分が多いので、先に塩を振って余分な水分を出すのがポイント。このひと手間を行うとしっかり味が染み込み、濃厚な味に仕上がります」
(3)にんにくをみじん切りにする
にんにくは半分に切って、芽が気になる場合は取り除いてください。それぞれ縦と横に細かく切れ目を入れてから、端から切ると簡単にキレイなみじん切りに!
「市販のチューブのにんにくでも作れますが、せっかくなので生のにんにくを使った方が、香りがしっかり引き立ちますよ!」
(4)味付けをする
きゅうりはペーパーで押さえて水気を拭きながらポリ袋に入れ、しょうゆ、ごま油、にんにくを加えます。種を除いた赤唐辛子は好みで入れてください。辛いのが好きな人は1本入れても◎。
全体をよくなじませたら、空気を抜いてポリ袋の口を結びます。
(5)できあがり!
冷蔵室で30分以上置いたら完成! 保存する場合は、冷蔵で3〜4日を目安にしてください。
食べてみると、にんにくが利いてパンチのある味! 生のにんにくがフレッシュなきゅうりと相性抜群で、ポリポリと箸が止まりません。ピリ辛なのも相まって、これはシュワッとビールが欲しくなる〜!
「さらに、すりおろしたしょうがを入れてさっぱりさせてもおいしいですよ。にんにく好きな人はもっと足してパンチを利かせても。お子さんが食べる場合は、唐辛子の量を調整してくださいね」
家にある食材でパパッとできるので、あともう1品欲しい時に、ぜひ試してみてくださいね。
次回は、お助け食材の「もやし」を使ったちょこっと漬けを紹介します!
取材・文/岸綾香
【取材協力】
沼津りえ
料理研究家、管理栄養士、調理師。料理教室『cook会』主宰。バラエティー豊かなレッスン内容が好評で、東京・阿佐ヶ谷を中心に数多くの料理教室を開催。毎年、梅漬けの教室はリピーターが多く大人気に。手軽でシンプルなアイディア溢れるレシピに定評があり、雑誌などのメディアでも活躍。著書に『いろんな味で少しだけつくる ちょこっとだけ漬けもの』(学研プラス刊)、『低糖質だからおいしい!「おやつ&スイーツ」』(K&M企画室)、『野菜丸ごと冷凍レシピ』(主婦の友社)など多数。HPはこちら。Instagram@rienumadu