ごま油&コチュジャンの相乗効果でヤミツキ必至!
null前回、なすのごま油漬けが人気だったので、今回はさらにおいしくアレンジ。コチュジャンを加えて、ちょっと大人のごま油漬けに仕上げました。
ちなみに、なすのごま油漬けはこちら→ごま油がジュワッ!「なすのごま油漬け」は覚えておきたい夏の新定番【ちょこっと漬け♯85】
「コチュジャンは旨味の効いた調味料。少し入れるだけで、コクと旨味がグンと増します。ごま油とも相性抜群なので、今回はコチュジャンをごま油とかけ合わせてみたら大正解! コチュジャンは全部使い切るのがなかなか難しい調味料ですが、普段からちょこっと漬けなどに使って消費するといいですよ」(以下「」内、沼津さん)
【材料】(作りやすい分量)
なす・・・2本(約180g)
塩・・・小さじ1/2
コチュジャン・・・大さじ1/2
ごま油・・・大さじ1
しょうゆ・・・小さじ1
【作り方】
(1)なすを切る
なすはヘタを切り、縦半分に切ってから、食感が残るようランダムに切ります。
「食べ応えを出したいので、やや大きめの乱切りにします。なすを回しながら切ると、ほぼ同じ大きさにランダムに切ることができます」
(2)なすに塩を振って、余分な水気を出す
ボウルになすを入れて塩を振り、手で軽くもみ、水分が出るまで少し置きます。水分が出たら、なすをペーパーに包んで軽く絞りましょう。
「ペーパーに包むとアクも取れ、包んであるので絞りやすくておすすめです。強く絞るとなすが崩れてしまうので、注意してくださいね」
(3)調味料を入れてもむ
ポリ袋になすを入れ、コチュジャン、ごま油、しょうゆを加え、全体をよくなじませるようにもみます。
「コチュジャンは甘辛いみそで味のバランスがよく、味付けに便利。ごま油と合わせて、コクと旨味がさらにアップしますよ」
全体がなじんだら空気を抜いて、ポリ袋の口を結びます。
(4)できあがり!
冷蔵室で30分以上置いたら完成です。冷蔵で2〜3日を目安に食べ切ってください。
食べると、ランダムに切ったなすの断面にごま油がジュワッと染みて、とってもジューシー! さらに、ごま油にピリッと効いたコチュジャンの旨味が溶け込んで、たまらないおいしさです。これは、ごはんにのせても、おつまみにしても最高!
「冷奴にのせたり、冷やし中華やそうめんのトッピングにしてもおすすめ。一気に中華風の味になりますよ」
子どもが食べるときは、コチュジャンの代わりにみそを入れるとよさそうです。ぜひ、ごま油とのマッチングを楽しんでみてください。
次回は、「トマト」を使ったちょこっと漬けを紹介します。
取材・文/岸綾香
【取材協力】
沼津りえ
料理研究家、管理栄養士、調理師。料理教室『cook会』主宰。バラエティー豊かなレッスン内容が好評で、東京・阿佐ヶ谷を中心に数多くの料理教室を開催。毎年、梅漬けの教室はリピーターが多く大人気に。手軽でシンプルなアイディア溢れるレシピに定評があり、雑誌などのメディアでも活躍。著書に『いろんな味で少しだけつくる ちょこっとだけ漬けもの』(学研プラス刊)、『低糖質だからおいしい!「おやつ&スイーツ」』(K&M企画室)、『野菜丸ごと冷凍レシピ』(主婦の友社)など多数。HPはこちら。Instagram@rienumadu