そのまま炒め物にも使えて便利!麺のトッピングにも◎
nullスーパーでも安く出回り始め、買いやすくなってきたゴーヤー。やっぱりゴーヤーを味わうと、夏を感じますよね! そこで、今回はゴーヤーを使った手軽なちょこっと漬けを沼津さんが教えてくれました。
「ゴーヤーは特有の苦味がおいしいですが、苦手な人もいると思うので、みそと砂糖で苦味を和らげてグンと食べやすくしてみました。ゴーヤーの苦味が甘いみそと絶妙にマッチして、ほろ苦くてクセになるおいしさですよ」(以下「」内、沼津さん)。
ちなみに昨年ヒットしたゴーヤーのちょこっと漬けもぜひ!
【材料】(作りやすい分量)
ゴーヤー・・・1本(約200g)
みそ・・・大さじ1
砂糖・・・大さじ1/2
【作り方】
(1)ゴーヤーを切る
ゴーヤーは両端を切り落とし、半分に切ります。さらに縦半分に切って、スプーンで種とワタを取り除き、7〜8mm幅に切ります。
「私はワタが好きなので、ちょっと多めに残します。ワタが好きな人はキレイに取らずに少し残すとおいしいですよ。厚さによって食感が変わるので、厚切りにしたり、薄切りにしたり、厚さはお好みで変えてくださいね」
(2)調味料を入れて、よくもむ
ポリ袋にゴーヤー、みそ、砂糖を入れ、全体をなじませるようによくもみます。
「みそと砂糖の比率は2:1。みそ漬けはこの比率を覚えてしまえば簡単です。砂糖でゴーヤーの苦味が和らぐので、塩もみせずに手軽に作れるのもうれしいですね」
みそが全体に絡んだら、空気を抜いて、ポリ袋の口を結びましょう。
(3)冷蔵室で漬けたら、できあがり!
冷蔵室で1時間以上置いたら完成です。保存する際は、冷蔵で4〜5日を目安にしてください。漬けるほどしんなりして、苦味が和らいでいきます。
食べてみると、甘いみそでゴーヤーの苦味がマイルドになって、ほろ苦くて食べやすい! 厚切りだけど味がしっかり染みていて、ポリポリと食べ応え満点。これならゴーヤーが苦手な人でもおいしく食べられそう。
「このままゴーヤーチャンプルーにすれば、味付けいらずで簡単ですよ。ほかにも、そうめんや冷麺の具材にしたり、チーズをのせて焼いたりしても最高です」
みそ味なので、ごはんのお供にもぴったり。ゴーヤーが元気な季節にぜひ試してみてくださいね。
次回は、「ピーマン」を使ったちょこっと漬けを紹介します。
取材・文/岸綾香
【取材協力】
沼津りえ
料理研究家、管理栄養士、調理師。料理教室『cook会』主宰。バラエティー豊かなレッスン内容が好評で、東京・阿佐ヶ谷を中心に数多くの料理教室を開催。毎年、梅漬けの教室はリピーターが多く大人気に。手軽でシンプルなアイディア溢れるレシピに定評があり、雑誌などのメディアでも活躍。著書に『いろんな味で少しだけつくる ちょこっとだけ漬けもの』(学研プラス刊)、『低糖質だからおいしい!「おやつ&スイーツ」』(K&M企画室)、『野菜丸ごと冷凍レシピ』(主婦の友社)など多数。HPはこちら。Instagram@rienumadu