昆布はきれい&元気の宝庫。お酢とも好相性!
null今回ご紹介するのは、糸昆布をお酢でさっぱり炒めた「糸昆布のお酢炒め」です。昆布はミネラル、食物繊維が豊富。また、脂肪の蓄積を抑えたり、溜まった体脂肪を燃やすたんぱく質の”活性”を上げる色素成分「フコキサンチン」も含有しています。
食べ過ぎには注意が必要ですが、昆布やわかめなどの海藻類は美容と健康の強力なサポーター。「よろこぶ」に通じる縁起物でもある昆布で、体が“よろこぶ”食習慣を!
「お酢を加えると、海藻特有のヨード臭がやわらいで食べやすくなります。糸昆布は上質なものを選び、必ず水で戻してから丁寧に洗ってください。火にかけてからほんの2〜3分で完成しますから、手軽に楽しんでいただけると思います。糸昆布をストックしておくと、あと一品欲しい時に重宝します」(松田さん)
ねぎとピーマンは同じ長さに切り揃えておきましょう!「糸昆布のお酢炒め」の作り方
null材料(ひとり分)
糸昆布 30g
しょうが 1片分
ねぎ 1/2本
ピーマン 2個
ごま油 大さじ1
酒 大さじ2
米酢 大さじ1と1/2
薄口しょうゆ 大さじ1
白こしょう 少量
作り方
糸昆布は水に2〜3分つけて戻し、流水でよく洗ってざるに上げておく。しょうがはせん切りにする。
ねぎは縦半分に切って芯を除き、5cm長さの短冊切りにする。
ピーマンは天地を落として芯、種を除き、わたをきれいにそぎ取る。こうすると特有のにおいがやわらぎ口当たりもよくなる。ピーマンの内側を上にして、ねぎと長さを揃えながらせん切りにする。
フライパンにごま油を入れ、中火でしょうがを加えて炒める。香りが立ったら中強火にして、水気を切った糸昆布を加えて炒める。続いてねぎを加えて炒め、酒、酢を加える。
最後に薄口しょうゆを入れ、ピーマンを加えてざっと炒め火を切る。白こしょうで味を整える。
動画・撮影/鍋島徳恭
1955年東京生まれ。女子美術大学卒業後、料理研究家のホルトハウス房子さんに師事、各国の家庭料理や日本料理を学ぶ。1993年から「松田美智子料理教室」を主宰。テーブルコーディネーター、女子美術大学講師、日本雑穀協会理事も務める。使いやすさにこだわったオリジナル調理ブランド「松田美智子の自在道具」も好評。http://www.m-cooking.com/