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1日3分の「内もも伸ばし」で下半身すっきり!壁を使えば初心者でも簡単【ついでに3分ストレッチ#12】

鍼灸師、整体師・古賀直樹さんと『kufura』がコラボして、毎日できるストレッチや筋トレを紹介するシリーズ。今回は下半身のゆるみが気になる人にぴったりな、壁を使った「内もも伸ばし」をご紹介。

年齢を重ねて代謝が落ちてくると下半身太りが気になりがち。下半身には、お尻や太ももなど大きな筋肉が集まっているので、これを刺激することが下半身の引き締めにつながります。

「内もも伸ばし」は大きな筋肉を動かすだけでなく、股関節の柔軟性も高めるのでケガをしにくい体に。また血行が促進され、むくみもスッキリ。ぜひチャレンジしてみてください!

内ももを鍛えるとO脚予防にも!

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内ももは、普段の生活の中ではなかなか鍛えにくい筋肉です。でも、しっかりケアをすると股関節やひざの柔軟性が高まって、ケガをしにくく、脚が引き締まるというメリットも。

また、内ももの筋肉を鍛えることで、ひざが外を向きにくくなるためO脚予防にもなります。

運動初心者にもぴったりな壁を使った「内もも伸ばし」で下半身太り解消だけでなく、脚のラインも美しくしましょう!

下半身太りが気になったら「内もも伸ばし」

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(1)肩幅より広めに脚を開き、壁から一歩離れ、壁に背を向けて立つ

足が滑らないよう裸足で行います。壁に背を向け、壁から一歩離れて立ちます。脚を肩幅より広めに開いたら、お尻を落として壁につけ、つま先は外に向けましょう。

お尻を壁につけたままゆっくりひざを曲げ、大きく股関節を開きます。このとき、背中は壁につけないように気をつけて!

(2)両手はひざに。お尻は壁につけたまま、ひざを10回曲げ伸ばし

両手をひざに置き、脚を外に開くように押しながらお尻を壁につけた状態で、グッグッと10回ひざを曲げ伸ばししましょう。

(3)お尻は壁につけ、ひざを曲げたまま、かかとを10回上げ下げ

次にひざを曲げた状態で、かかとをグッと持ち上げます。お尻は壁につけたまま、かかとの上げ下げを10回繰り返しましょう。かかとは「トン!」と音がするくらい、しっかり床に下ろすのがポイント。

太ももの付け根と内ももがギューっと伸びて気持ちいいですよ! 一度に10回できなければ、分けてやってもOKです。

これだと効果が半減!NG例

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脚を大きく開かないと内ももに効きません! おすもうさんの四股踏みのように、しっかり股関節を開きましょう。

股関節の柔軟性を高めたいな、と思ったとき、実際の四股踏みのように脚を持ち上げるトレーニングは難易度が高いですよね。でも壁を使った「内もも伸ばし」なら、壁があればどこでも気軽にできます。

実際にやってみると下半身への効果はもちろん、目がパチッと開きPCのモニターが見やすくなったという実感が。体全体の血流が良くなるのも感じられますよ。筆者は、デスクワークの合間になど、集中力を高めたいときによく行っています。

隙間時間に「内もも伸ばし」を取り入れて、下半身をスッキリさせましょう!

取材・文/本間友子

古賀 直樹
古賀 直樹

整体師・鍼灸師。「中野坂上治療院」代表、開院25周年。施術だけでなく、オンラインでストレッチの講師も務める。著書に『はたらく女子のオフィスで「カベ」ストレッチ』(雷鳥社)。著書は中国でも出版されている。

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