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「腸ヨガ」で便秘対策!お腹ポカポカ、免疫力アップにも【おうちでヨガレッスン#32】

ヨガを中心とした様々なライフスタイル改善プログラムを提案する『Veda Tokyo』とkufuraがコラボして、初心者でも自宅で手軽に行えるヨガレッスンを紹介。

今回は、私たちの健康と深く関わりのある「腸」に特化したヨガを紹介します。腹部を心地よく刺激して、体の内側からポカポカ温めるので、冷えが気になる人にぴったりです。

腸を整えて、体の内側から健康になろう!

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健康や美容の要となる「腸」。腸が整うことで、便秘改善、免疫力の向上、自律神経を整える、美肌やダイエットなど、様々な効果が期待できると言われています。そこで、ハタヨガ講師の若松由貴子さんが、腸活に最適なプログラムを考案してくれました。

「腹部を適度に刺激して血行を促し、胃腸の改善につながるポーズばかりを集めました。なかには、排泄をコントロールする骨盤底筋を強化するポーズもあります。骨盤底筋は加齢と共に衰えてしまうので、尿漏れが気になる世代のかたにもおすすめです。すべて仰向けの状態で行うので、起床前や就寝前に行ってもいいですね」(以下「」内、若松さん)

特に便秘がちな女性にとって「腸活」は必須! 早速、試してみましょう。

「腸ヨガ」で血行を促進し、腸がイキイキ!

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(1)仰向けで背面を上げる

仰向けになり、両足を揃えて体の中心を整えます。両膝を曲げ、足幅をこぶし1つ分ほど空けて、膝の下にかかとを置きます。両腕を体の横に伸ばし、手の平をマットに置き、一度息を吐き出します。

息を吸いながらお尻、腰、肩甲骨周りを床から浮かせ、骨盤の底から吸い上げるように胸を開きます。あごを引いて、目線は胸の方へ。ここで深い呼吸を繰り返しましょう。

「臓器を支える骨盤底筋を使って、お尻、腰、背中を浮かせます。背筋ではなく、骨盤の底から引き上げるようなイメージで、腸をしっかりと支える強さを養います。骨盤底筋は排泄をコントロールする筋肉なので、尿漏れが気になる人におすすめのポーズですよ」

(2)両足を抱える

息を吐きながら体を下ろし、太ももをお腹にやさしく近づけます。吸いながらお腹と太ももを押し合わせ、吐きながらお腹がぺったんこになるようなイメージでスペースを作ってください。このポーズのまま呼吸を繰り返し、呼吸と一緒にお腹の動きを感じましょう。

「自分のペースでお腹で呼吸を感じてください。お腹周辺に適度な刺激を与えることで、血行を良くし、腸の活性化につながります」

(3)股関節を開き、お腹をマッサージ

最後は足の裏をマットに置き、膝を外側に開いてから、両方の足の裏を合わせます。股関節周りがふわっとリラックスできる場所を、かかとを置く位置で選んでください。手の平をお腹の上に当て、マッサージをするような感覚で、時計回りに円を描きながら手の平をゆっくり動かします。

「心地いい呼吸を続けながら、手の平でお腹周りを温めてやさしい刺激を与えましょう。時計回りに動かすことで、腸の動きに沿ってマッサージできますよ」

実際に試してみると、お腹がポカポカと温められ、心地よくほぐされて気持ちいい〜。特に最後のマッサージは、自分の手の平の温かさを感じながら癒されました。静かな動きが中心なので、呼吸に集中することができ、じわ〜っと体の内側から温まるのを実感。心が落ち着き、リラックス効果も抜群なので、就寝前に行うとよさそうです。

ハードすぎず初心者でも挑戦しやすいので、腸活に興味のある人は、ぜひ試してみてください。

取材・文/岸綾香

【取材協力】

若松由貴子

心と身体をバランス良く鍛えることができるオンラインスタジオ『Veda Tokyo』所属。さわやかな笑顔と丁寧で分かりやすいレッスンが人気。アディダスグローバルランニングコミュニティadidas Runners Tokyoのヨガ講師を務める。2015年より毎年インドに渡り、ヨガの学びを深めている。指導歴10年。2人の子どもの母。

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