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上向きバスト&ヒップを作る!「フライパンツイスト」【Sachi×kufura 効くストレッチサイズ #1】

長期にわたるリモートワークや外出自粛による運動不足が、全身の停滞感と二の腕やお腹まわりのたるみ、もたつく下半身……となって表面化。愕然としている人も多いのではないでしょうか。

「いやいや、ちょっと待って。私、このまま本格的な夏に突入しちゃダメだ!!」。そう気づいた貴女へ、「ボディデザイン」インストラクターのSachiさんプロデュースによる、体をほぐしながら効果的に引き締めるストレッチ+エクササイズ=ストレッチサイズをお届けします。

第1回目は、お尻と下腹をギューッと締めながらウエストラインの復活と、二の腕のタプつきも撃退する一石二鳥のストレッチサイズです。フライパンや浅めの鍋を使って行います。さあ、Sachiさんと一緒にLet’s move!

お尻で1枚の紙をキュッと挟んでいる状態をイメージ!

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足を軽く開いて鏡の前に立ってみてください。そのまま肛門にキュッと力を入れます。次にお尻を真ん中にグッと寄せます。お尻がかたくなるのと同時に、下腹を中心にお腹の筋肉にも力が入り、自然と凹みませんか? また、腰と背筋がスッと伸び、胸も開いていることが実感できると思います。これが“骨盤が立っている”状態。背筋が伸びた、いわゆる“正しい姿勢”です。

「肛門のまわりの筋肉は骨盤を支える筋肉、骨盤底筋群を構成する筋肉でもあります。ここを意識的に締めて動くことでお腹やお尻の筋肉も引き締まり、太もも、引いては背中の筋肉を刺激して姿勢も整います。つねに1枚の紙を落とさないように挟んでいるイメージで動いてみてください。継続して行うことで姿勢の歪みも改善され、全身がスッキリとしてきます」(Sachiさん)

息を吐くときにお尻とお腹を意識!じんわり汗が出てきます。「フライパンツイスト」

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(1)多少重みのあるフライパンや浅めの鍋(柄のないもの)やボウルを用意する。

(2)つま先と膝をまっすぐ前に向け、足を軽く開いて立つ。

(3)息を大きく吸って吐きながら、下腹、お尻に力を入れて骨盤を立てる。お尻に紙を一枚挟んでいることをイメージして。

(4)親指をフライパンの内側に引っかけるようにして持つ。フライパンを外に引っ張るようにしながら、肩の高さで腕をまっすぐ前に伸ばす。

(5)まずはストレッチ。息を大きく吸い、お尻をギュッと締めて息を吐きながら、ゆっくりと腕を頭上に持ち上げる。再び深い呼吸をしながらそのまま左右に倒し、気持ちよく上体を伸ばし、腕を肩の高さに戻す。

(6)呼吸を続けながら、顔は正面に向けたまま腕を右→左→上→下の順に繰り返す。フライパンをしっかり引っ張りながら胸を張り、骨盤をしっかり立て、膝は少し曲げた状態をキープ。

(7)動きに慣れたらリズミカルに。それぞれ4数えながら(6)の動きを繰り返す。

 

POINT

呼吸を止めない。

フライパンをつねに引っ張りながら行う。

お尻と腹筋の力を弛めない。お尻が後ろに出ないように注意。

 

【取材協力】

Sachi・・・オリジナルプログラム「ボディデザイン」をベースにインナーマッスルトレーナーとして活躍。また、モデル、ダンサーとしての一面も。2015年に女児を出産。その経験を活かし、産後のボディバランス改善エクササイズを東京都内各地のスタジオにて開講中。http://www.sachifitness-latin.com

 

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