子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

粉を袋からすくってパパッ!「ステンレス粉ふりスプーン」で粉ふりが面倒じゃなくなった【本日のお気に入り】

料理の最中、肉に魚に小麦粉や片栗粉をまぶすとき、みなさん何を使ってやっていますか? 私としては、いつもちょっと面倒だなと思ってしまう作業ですが、この道具を使いだしてから少し“面倒度”が減った気がします。

飛び散る、まんべんなくつかない、片付けが大変…地味に面倒な“粉つけ”作業

null
表面はツヤ消し、内側はツヤがあるステンレス
裏から見るとこんな感じ。
幅、高さ、長さは約62×25×127mm

例えばとんかつ、例えばムニエル……。バットに薄力粉などの粉を出してまぶすと、余分な粉が多く出てしまったり(生肉に触れているから戻せない)、思ったより厚くつきすぎてしまったりすることも。洗いものもちょっと面倒ですよね。小さな茶こしを使っていたこともあったけど、茶こしに“粉”を入れるまでにこぼしてしまったりして。

ちょうどいいものはないかなと探していて見つけたのが、『マーナ』の「ステンレス粉ふりスプーン」。購入したのは1年半ほど前にAmazonで。いまの価格は税込1,410円でした(9月19日現在)。

実は『マーナ』には、これとほぼ同じ形状の「お料理はかどる粉ふりスプーン」というポリプロピレン製の商品(お値段は400円ほど!)もあって悩んだのですが、長く使えるかな……というのと見た目でステンレス製を購入。

仕事柄、気になるキッチンアイテムがあると試してみることが多いのですが、“キッチンの置き場所争い”に負けてしまうアイテムもあります。そんな中、こちらは、それほど使用頻度が高くはないのに、定位置に居続けています!

袋に入れてすくえるのが便利!

null

形状はシンプル。スコップのような形で、底面には穴がたくさん開いています。使うときは、粉をすくって(または粉を入れて)ふりふりするだけ!

こんな風に小麦粉や米粉が入った袋にそのままゴソッと入れて、すくって使っています。

 

この日は、カジキマグロのソテーを作りました。作り方は、『kufura』に掲載されている松田美智子さんのレシピを参考に(失敗なくふっくら焼けるんです!)。

薄力粉の袋にざっと「粉ふりスプーン」を入れて適量をすくい、あとはパパパッとカジキマグロにふりかけるだけ。軽い力でまんべんなく薄くつけることができます。また、粉がスプーンに余ったとき私は袋に戻してしまうので、無駄がないのもいいんです。

また、別の日は朝食のフレンチトーストに粉糖をかけてみました。粉糖があるだけで、ちょっと素敵&丁寧な暮らしの雰囲気が出るのではないでしょうか! 子どもたちも「きょうは何?おしゃれだね」と喜んでいました(そのくらいたまにしかやらないということですが……)。

お手入れも食洗器OKで簡単!

null

目詰まりすることもなく、お手入れも食洗機OKなのでラク&清潔に保てます。柄の部分には穴が開いているので“吊るす収納”もできます。我が家のキッチン道具の“スタメン”は、吊るすものも多いので、これも愛用のポイントになっています。

実は購入したときは、茶こしがわりに、とか、ほんの少量ゆでた野菜の湯切りにも使えたりして!なんて思っていたのですが、やはり大きさや形状の関係で(無理にできなくもないですが)「便利に使えます!」とは言えず……。やはり、粉ふるいとして使うのがほとんど。

不満な点はないのですが、しいて言えば、お菓子作りで粉糖を使うときなどは、やはり茶こしのほうが目が細かく繊細にふりかけることができるかもしれません。また、購入の際はお使いの“粉もの入れ”の口のサイズも確認しておいた方がいいかもしれません(袋から保存容器に移している場合)。

 

毎日てんやわんやの限られた時間で料理をすることの多い私にとって、“手間”の度合いが少し減るだけでも「あれ作ろうかな」というやる気につながったり、片付けの負担が減るのもありがたい!

便利なキッチン道具、引き続き、探していこうと思います。

編集部・加藤友佳子
編集部・加藤友佳子

仕事と育児(小中学生の男女)の健やかな両立を夢見るkufura副編集長。新聞記者、月刊誌&週刊誌の編集を経てkufuraの立ち上げへ。料理は好きだが、その他の家事は苦手。毎日の生活を、少しだけ気楽にしてくれるコト・モノを探し続ける日々。

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載