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「おしり拭き」だけど「おしり」を拭かない!私たち家族の必需品、カークランド「ベビーワイプのおしり拭き」【#7】

旅エッセイストの国井律子です。今回の連載「無駄のない暮らし」は、「必需品」について。

あなたは必需品といえばなにを思い浮かべますか? わが家はカークランドのおしり拭き、「ベビーワイプ」です。長男が生まれた10年以上前から長きにわたって愛用しています。厚手で水分をたっぷり含んでおり、う●ちがひと拭きでスルッと。そりゃぁもう快感です(笑)!

おしりを拭く以外にも、毎日のイヌの散歩後に足を拭いたり、キャンプやホームパーティーで手を拭いたり、旅に日常に何かと便利過ぎるのです。次男も大きくなり、もはやわが家にはおしりを拭かなければいけない赤子はいなくなりましたが、今後もずっと使い続けるよーというお話を。

「ベビーワイプ」はどこで売っている?

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塩素、アルコール、着色料、パラベン、香料不使用。大判でやわらかくお肌にやさしいテンセル素材使用。
シートサイズは約18×20.3cm。開閉が簡単な蓋付きの個包装パックに、たっぷり100枚入っています。
ストックはトイレ棚に収納しています。

カークランドは『コストコ』のプライベートブランド。1パック100枚入りが9個セットで売られています。なので、買える場所は『コストコ』ですが、わが家の場合はその施設から遠いので年会費を払うほど足繁く通えないのと、極力ストックはせず「都度買い」方針。『コストコ』に行くことはありません。

最近ではわりと近場の下北沢にアンテナショップができたようですが、たっぷり水分を含んだおしり拭きは重たいですし、在庫が無くなるたびに楽天やAmazonなどネットショップで購入しています。「カークランド、ベビーワイプ」で検索すると出てきますよ。

次は赤ちゃんのおしりを拭く以外の、私のおすすめの使い方をご紹介します。おしり拭きって、「おしり」のみと思われがちですが、じつは万能なんですよね。

その1「旅」

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海や山など自然を満喫する旅に。
水に乏しいテント泊こそ利用頻度「高」。
トレッキングの昼ごはんでは手や口周りを、イヌの足を拭いたりも。

「あれ、おしり拭き持った?」(夫)
「あ、忘れた!」(私)
「はぁ、まじか……」(夫)

ベビーワイプを旅に忘れたときの夫と私、心底ガッカリします。仕方なくドラッグストアで違うモノを買うのですが、「厚手」とうたっているおしり拭きなんかウソばっかり! と思ってしまうほど「ベビーワイプ」は超厚手なんです。

とはいえけっこうかさばります。また、開封したばかりのモノほどずっしり重いです。トレッキングなど荷物をなるべく軽くしたいときは、チャック付きビニール袋に10枚くらいシートを入れて持ち歩いています。

キャンピングカーで伊勢うどん調理中。
ある旅先での車内ランチ。

わが家の旅はいつもキャンピングカー。車内で食べることも多く、口や手はもちろん食器の油汚れやテーブルを拭いたり「ベビーワイプ」は大活躍です。薄っぺらいおしり拭きやウエットティッシュじゃ全然頼りないのです……。

キャンプやキャンピングカーの旅や、不便を楽しむ外出先で重宝するということは、「防災用」にもいい商品だと思います。

その2「ホームパーティー」

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子どもがまだ小さいので、外食するよりホムパする方がラクなわが家です。
季節がよくなるとベランダBBQも頻繁開催です。

ホームパーティーでは、お客さんに1枚ずつおしり拭きを配るのは5歳次男の仕事です。水分のない紙ナプキンより使い勝手はもちろんいいです。また、100枚入りなのでじゃんじゃん使ってもなくならないのがうれしい。

その3「ペット」

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仕事部屋に一緒に出勤している豊。顔拭いて、足拭いて、おしり拭いてチャンチャンです。写真は旧式タイプの「ベビーワイプ」。
1枚あれば犬舎やトイレの掃除が隅々まで拭けます。

私の周りの愛犬家たちも「ベビーワイプ」を使っている人は多いです。皆さん、このおしり拭きじゃないと物足りないと言っています(笑)。やはりたっぷり含んだ水分量がほかとは違うんですよね。薄手のウエットティッシュを何枚も使うよりか、1枚でしっかりと事足りる。経済的だと思います。

とはいえペット専用ではないので、自己判断でのご使用をオススメします。

その4「拭き掃除」

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子どもたちが泥だらけの靴で帰宅する薄汚れた玄関のたたきをサッと。
髪の毛やほこりが溜まりがちな浴室の入り口。
家中のサッシも常にぴかぴか。

ナニゲに私が「ベビーワイプ」で重宝しているのは「拭き掃除」だったりします。毎朝出勤するや仕事部屋を、毎晩自宅に帰ったら気になるところを、シートが真っ黒になるまで3分間とことん拭き掃除しています。

とくに玄関のたたき、玄関の外側ドア、サッシ、網戸、ベランダの手すりなどは「ベビーワイプ」がドロドロになるほど汚れがとれて気持ちいいですねー。

それを私は「1日1掃」と呼んでいて、毎日の習慣にしています。余談ですが、ほかにも私がルーティン化していることといえば不要物を見つけて捨てる、「1日1捨」があります。

とにかくみっちり掃除ができるので気づけばホコリが数cmも溜まっているギャー! がないのと、年末に特段大掃除をしなくてもそこまで汚れている箇所はないかなという感じです。

ただ、「ベビーワイプ」で拭き掃除、公式の使い方ではないので、掃除などの場合は必ず目立たない場所で試してみてからお使いくださいね。

気づくとほこりが溜まっているテーブルの脚。
黒い粘着系の汚れがこびりついている椅子の脚も月に一度のペースで。
ベタベタ汚れが気になるレンジフード周りは毎週のように拭いています。
  • リッチな水分量で汚れがスルッと落ちる
  • 個別にフタが付いているのでシートの乾燥を防いでくれる
  • 厚手で大判なので丈夫で使いやすい
  • 『コストコ』に行かなくてもネット通販で買うことができる

今後これ以上優秀なウエットティッシュに出会うことはあるでしょうか。お願いだからずっと作り続けてください、売り続けてくださいよと願ってやまない、私にとっての必需品、「ベビーワイプ」なのでした。

国井律子
国井律子

1975年東京生まれ。大学卒業後ラジオレポーターなどを経て二輪雑誌でエッセイスト・デビュー。現在は、オートバイのほか、旅、クルマ(キャンピングカー所有)、自転車、サーフィン(ショートもロングも)、スノーボード、ファミリートレッキングなど多趣味をいかしたエッセイを執筆中。旅が好きなのと同時に、おうちも大好き。家での一番の趣味は収納(整理収納アドバイザー1級資格取得)。いかにラクするか考えること、「時短」という言葉も大好き。嫌いな言葉は「二度手間」。インテリア、ネットショッピング、お取り寄せグルメ・酒、手抜きおつまみ作りに熱心。「痩せたい」というのが口癖。直近は苦手な掃除をがんばっている。飼い犬はボストンテリア。ふたりの男児の母でもある。

https://ameblo.jp/kuniritsu/
https://www.instagram.com/ritsuko_kunii/

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