日本全国の何十社も試して選び抜いた「AKOMEYA」ロングセラーの黒釉ごはん土鍋
null「AKOMEYA TOKYO」では日本各地から選び抜いた陶磁器を展示・販売していますが、そのなかでも土鍋はロングセラー商品の1つ。11年前のオープン当初から根強い人気で、いまも売れ続けています。とくに今回紹介する「有田焼 黒釉ごはん土鍋」は、遠赤外線効果が高くなるように調合された土を使用。しっかりと圧力がかかる中蓋と外蓋の“二重蓋構造”で、お米の芯までしっかり熱の通ったごはんが炊けます。この土鍋を選ぶにあたっては、日本全国の窯元さんなど何十社から土鍋を集め、炊きあがりのテストや食べ比べを行って選び抜いたそうです。
火加減も簡単で失敗いらずのオリジナル土鍋は、店頭には一合・二合・三合炊きがあり、一部店舗とオンラインショップでは五合炊きサイズを販売しています。
ふっくらごはんの秘訣は「熱伝導率の低さ」にあり!
nullそもそも「土鍋ではどうして美味しくご飯が炊けるのか?」ということですが、普通の金属の鍋などに比べると土で作られていて、熱伝導率が低く、お米にゆっくりと火が入っていくため。この過程でお米のなかのでんぷんが糖化されるなかで、アミラーゼという酵素が必要になります。このアミラーゼが一番活発になるのが40度から60度という温度帯で、いかにこの温度を作り出せるかということが土鍋で炊くうえでの美味しさの秘訣となっています。
そして、土鍋でご飯を炊く場合、よくあるレシピでは「10分弱火、10分強火、10分蒸らす」など、細かく加減をチェックしなくてはならないのですが、この「有田焼 黒釉ごはん土鍋」ではその細かい調整が必要なし。お米を浸水させたら、火をだいたい中強火につけ、10分火にかけて沸騰したら、今度は10分蒸らしておいておくだけ。ステップが簡単で失敗しにくいのも、支持されている理由のようです。
また、特徴の1つが、ちょっと鍋の形が縦長のフォルムであること。これにより、お米が鍋のなかでぐるぐる回ることで、場所によってかたかったり柔らかかったりという炊きムラがなくなっています。
また、ハンドルがないシンプルなデザインなので、コンパクトに収納もしやすいというのも人気のようです。
大地めぐみと海のめぐみが食卓でつながる「新米祭り」フェアを開催中
null「AKOMEYA TOKYO」では、毎年秋に新米祭りを開催中。2023年は11月16日まで「米と海」をテーマに、
美味しさと、環境へのやさしさを目指して食品や食道具を集めています。
今回はそのなかから、おすすめのごはんのお供をピックアップ。
黒豚チャーシュー魔法の肉かけ
「黒豚チャーシュー魔法の肉かけ」は、「AKOMEYA TOKYO」と鹿児島市が共同開発。発売以来たくさんのテレビ番組などでも紹介されている人気のごはんのお供です。
指定農場で環境も食べ物もこだわって育てられた鹿児島の黒豚を、昭和元年から肉屋を鹿児島で営む島田屋自慢のチャーシューの秘伝のタレと合わせた逸品。
そぼろでもない佃煮でもない他にはないほぐしチャーシューは、熱々ご飯にかけるとしっとり柔らかくなりおかわり間違いなしの逸品です。
AKOMEYA TOKYO/ ごま和え胡麻 スタンドパック
ふりかけとしてだけでなく、ホウレンソウなどの胡麻和えにも使える「AKOMEYA TOKYO/ごま和え胡麻 スタンドパック」。ごまの健康成分セサミンを効果的に摂取できるよう、ビタミンEが豊富と言われているアーモンドと組み合わせています。栄養摂取効率を上げるだけでなく、アーモンドが入ったことによって旨味や食感のアクセントも豊かに。バージョン違いで、ネギとじゃこが入ったものもあります。
2023年度の新米が店頭に並び、炊き立てのごはんがさらに楽しめる季節。炊飯器の手軽さもいいけれど、土鍋での炊き立てごはんに挑戦してみませんか。
取材協力/AKOMEYA TOKYO
大阪生まれ。IT系出版社に勤務後、「女性にもITをもっと分かりやすく伝えたい!」とIT系編集・ライターとして独立したはずが、生来の好奇心の強さとフットワークの軽さから、気が付けばトレンドライターとして幅広いジャンルを取材・執筆するように。商業施設や店舗の出店や話題の新商品など、時流にまつわるできごとをさまざまな切り口で伝えています。