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斜めがけスマホが、こんなに便利だったとは!「ヨセミテストラップ」始めました【本日のお気に入り】

近頃、スマホを長いストラップで斜めがけにするスタイルをよく見かけませんか? 

このたび、アウトドア界隈で人気の高い「ヨセミテストラップ」を導入してみました。その使い心地をレポートします。

バッグの中で見失いがちなスマホ

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バッグの中にポケットがないため、いろんなものがゴチャゴチャに……。

きっかけは最近新調したバッグ。気に入っているのですが、ポケットがないのです。それゆえ、バッグの中に入れたスマホを見失うこと数知れず……、これは「どげんかせんといかん」と思ったわけです。

そんな時、アウトドア系の人たちから「『ヨセミテストラップ』が便利だよ」との情報を聞き、過酷なアウトドア環境で使えるものならいいのでは?と思い、購入に至りました。

筆者はBEAMSコラボの「ヨセミテモバイルストラップ」を購入。8,250円(税込)でした。

「ヨセミテストラップ」は日本人写真家Hobby Izaki 氏が立ち上げたブランド。ヨセミテ国立公園で一人のクライマーと出会ったことで、クライミングロープを使ったカメラストラップが誕生しました。確かに、命綱としても使われるクライミングロープは、簡単にはちぎれそうにありません。こちらは手作業で日本の職人が作っているのだとか。

アウトドア界隈では2019年ごろから、「キャンプやフェスの時、手ぶらで行動できる!」と、ジワジワと知れ渡るようになり、2022年に大ブレイク。一時期は、品切れになっていたこともあったとか。現在はわりとスムーズに購入できます。

こちらの最新モデルは、「EPMスマートフォンアタッチメントシステム Ver.3.0」を採用しており、スマホケースの充電ホールにアタッチメントを挟み込むだけで簡単にセットできます。心配な人には、両面テープのようなシールがついているので、それを補強的に使うのもアリ。

 

このようにアタッチメントを挟み込むだけ。ロープエンドコネクターにはYKK製の「EPMアリゲーターロックシステム」耐荷重20kg。

新開発のアタッチメントは、強力軽量ターポリン素材。強い素材ではありますが、スマホを支えるのがこのアタッチメントだけというのは、最初ドキドキしました。

が、実際に使い始めてみると、このしなやかさ、可動域が重要なことに気づきます。

スマホケースがしっかり装着されていれば、落ちることはありません。

 

使い始めて、良かったところ

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「ヨセミテストラップ」を導入して良かった点は、なんといっても“スマホを見失うことがない”というところに尽きます。

「バッグのどこにやったっけ?」とガサゴソ漁る必要もなし、スマホを忘れることもなし。居場所をきちんと設定する、というのは片付けルールの基本ですが、スマホを常に斜めがけで所持できている、という新たなルールは思った以上に便利でした。ストラップ部分がしっかりとしているため、肩にくい込むことがなく、快適にかけられます。

これまでスマホをポケットに入れると、画面が長押しされるせいかアプリが画面から消失してしまう、という現象がたびたび起きていたのですが、「ヨセミテストラップ」にしてからは消失することは今のところありません(ただ、たまに体にぶつかってアプリが立ち上がっているということはありました)。

あと、写真を撮りたいと思ったときに、すぐにアプリを立ち上げることができるのも良かったです。今まではスマホを取り出すまでにワンクッションあったので、それを思えばとてもスピーディー。シャッターチャンスを見逃すことが減りました。

さらに、ライブに行ったときなど、ポケットの無い服でも「ヨセミテストラップ」があれば携帯できるので、スマホの収納場所に困ることもなくなりました。

また、ストラップ部分を派手めカラーにしたことで、単調になりがちなコーディネートのポイントになりました。

ある日の車内で。
大雨の中、ライブへ。ちなみにレインウエアはワークマン。
コーディネートのポイントになります。

ここは困る…と思ったところ

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困った点は、自宅で充電などする際にストラップが少し邪魔なところです。アジャスター部分を外せばいいのかもしれませんが、非力な筆者は毎回つけるのに手こずるため、できればストラップはスマホにつけっぱなしにしたいんですよね。

あと、登山時などはブラブラ下げるよりは、スマホはサコッシュやポケットの中に収めたほうが邪魔にならず、傷もつかなくていいのでは?と思いました。

無印良品のバッグインバッグも導入

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無印良品「ナイロンメッシュ自立する小物収納ケース」1,290円(税込)。
自立するのが特徴、さらに持ち手もあります。
バッグの中に入れると、こんな感じ。

スマホはリーチしやすくなったけど、ほかのアイテムは相変わらずバッグの中を彷徨っています。ということで、バッグの中を整理整頓するためにバッグインバッグを導入してみました。

購入したのは、口コミで人気の高い無印良品の「ナイロンメッシュ自立する小物収納ケース」。ナイロンメッシュバッグインバッグにはA4サイズとB5サイズがあるのですが、今回はB5サイズにしました。なぜなら、大きいとどんどん物を入れてしまいそうだから。

違うバッグを使う時は、この収納ケースごと移動させればいいので、入れ替えた際におきがちな忘れ物がなくなります。

夏はかごバッグや塩ビトートなど、ポケットの無いバッグが登場するので、このバッグインバッグが活躍しそうです。

 

撮影/田中麻以(小学館)

編集部・ウツノミヤ
編集部・ウツノミヤ

神保町で働く編集者。少女漫画からファッション、テレビ、トレンド情報、堅実女子、アウトドアなどの専門メディアを経て、kufuraへ。音楽と旅とアートと山とゴルフとサウナが好きです。一度ハマると長めです。2024年現在、ビリヤニとキャロットケーキを追いながら、あんことおはぎにも熱視線を送っています。

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