お風呂上がりに使ったタオル、何回で洗濯する?
nullまず、お風呂上がりに使ったタオルは何回使ったら洗濯するかを尋ねました。
1回・・・207人(73.1%)
複数回・・・76人(26.9%)
その結果、「1回で洗濯する」という方が7割を超えることが分かりました。それぞれの理由は次の通りです。
1回で洗濯する理由
「ニオイや菌が気になる」(38歳/主婦)
「基本毎日タオルは新しい物にしています」(48歳/主婦)
都度洗濯する方の多くが、臭いやカビの発生が気になるという理由でした。お風呂で体をきれいにした後は清潔なタオルを使いたいという気持ちが見受けられますね。
複数回で洗濯する理由
「キレイな肌を拭いているのだから複数回使用」(34歳/主婦)
「あまり汚れていないと思うし生地が固くなる」(58歳/総務・人事・事務)
「週1~2回しか洗濯しないので、毎日替えているとそれだけで洗濯物がいっぱいになってしまう」(30歳/金融関係)
複数回使う方からは、お風呂に入って洗った体を拭くので汚れていない、頻繁に洗濯するとタオルの使い心地が悪くなる、そもそも毎日洗濯しないので洗濯物を増やさないため、などの理由が聞かれました。
1回で洗う人は洗濯するまでどうしておく?
nullすぐ洗濯機に入れる(51.6%)
「すぐ洗濯機。夜に洗濯機をまわすので」(39歳/総務・人事・事務)
「洗濯機にすぐ入れます。濡れたまま脱衣かごに入れておくと匂いが気になるので」(44歳/主婦)
「すぐ洗濯機。洗濯機のふたを開けておくので大丈夫」(39歳/総務・人事・事務)
「夜に使うが、朝タイマーで洗濯機を回しているので使ったらすぐ洗濯機に入れる」(49歳/主婦)
「使用済みかどうかわからなくなるのが嫌なので、使い終わったら即洗濯機に入れる」(34歳/主婦)
1回で洗濯する方のおよそ半数が、使用後のタオルはそのまま洗濯機に入れると回答。夜洗濯する習慣がある場合は干す間もない、という感じですよね。タイマーをセットして翌日洗濯する方や、脱衣カゴには濡れたまま入れておきたくないという方も洗濯機にすぐ入れるようです。
洗濯カゴに入れる(9.6%)
「洗濯機には入れないで、一旦カゴに入れる」(43歳/主婦)
「一回ごとに洗うけど外干し派なので朝まではかごの中で眠っている状態」(26歳/主婦)
「一人一枚使うのでかける場所がないので、かごに入れる」(53歳/主婦)
「すぐかごに入れ、次の日に、タオル類だけ別に洗うさ」(43歳/その他)
洗濯機ではなく、「洗濯カゴに入れる」は意外にも少数派でした。洗い物がまとまった洗濯カゴに入れておけば、洗い忘れはなさそうですね。タオルを掛けておく場所がないので、自然とカゴに入れておくという選択肢に…という方もいました。
干しておく(31.8%)
「当然乾燥させてから。かびるのが嫌だから」(48歳/金融関係)
「朝洗濯するので干しておきます。洗濯機に入れるとカビが生えるし洗濯槽の汚れも気になります」(30歳/主婦)
「干す。今までは濡れたままランドリーボックスで一晩置いて朝洗濯していたが、タオルの縁に黒かびが生えてるのを見つけたので、先週から干すように変更したところ。脱衣場にタオルハンガーを設置し、洗濯機を回すまで干している」(44歳/主婦)
「干す。濡れたままだと洗濯機が重さを勘違いして洗剤を入れすぎてしまうから」(21歳/学生・フリーター)
およそ3割の方が、洗濯までの間干しておくとのこと。濡れたままにしてカビてしまうのが心配、実際にカビが生えてしまった経験があるからというのが主だった理由でした。タオルにカビが生えているのを見つけたらショックですよね……。都度洗濯するとはいえ、濡れたままなのが衛生面で気になる方は多いようです。なかには、「直ぐに煮沸消毒して翌日洗濯」(38歳/その他)というきっちりさんもいました。
過去記事では、「洗濯後、長時間乾かないと菌が増殖して、悪臭を発生させるリスクが高くなるので、イヤなニオイを防ぐには早く乾かすことが肝心」とあります。洗濯後ではなく、使用後であればそのリスクはなおのこと。手間でも、濡れたタオルはなるべく干して乾かしておく方がいいかもしれませんね。
使用済みタオル、どうやって乾かしてる?(1回派、複数回派ともに)
null複数回タオルを使う方は、次のお風呂タイムまでに乾かさねばなりません。そこで、使用後のタオルをどのようにして乾かしているのかを聞いてみました。1回派だけれど洗濯までは干しておく、という方の意見とともに見てみましょう。
(1)タオル掛けにかける
「私と主人で2日ほど使ってから洗う。タオルハンガーにかけて、浴室乾燥で乾かす」(32歳/主婦)
「洗濯機にタオルハンガーをつけてそこに干しておく。翌朝洗濯する」(33歳/その他)
「お風呂のドアにあるハンガーにかけておく」(28歳/総務・人事・事務)
(2)タオルスタンドにかける
「タオルスタンドで重ならないようにずらしてかけている」(26歳/主婦)
「タオルは浴室のドア付近に置いてあるスタンドにかけている」(27歳/コンピュータ関連以外の技術職)
(3)洗濯機の蓋などを使って
「洗濯機の蓋やかごに一晩広げておいてから朝洗濯」(41歳/その他)
「よくないかもしれないが洗濯機の蓋のところにかけて干しておいて、翌朝に洗濯機に入れる。特に梅雨時期には、そのまま生乾きの匂いがついてしまったことがあるため」(35歳/主婦)
(4)イスなどの家具にかける
「タオルスタンド等はないので、リビングテーブルの椅子にかけて乾かしている」(30歳/金融関係)
「チャイルドロックの柵」(34歳/主婦)
「広げて二段ベッドにかけて干しておく」(37歳/主婦)
「階段の手すりに掛けて朝洗濯する」(55歳/主婦)
「身体を拭いたらドライヤーで乾かすまで頭に巻いておき、使ったらベビーベッドの柵に干します。エアコンを使う時は加湿にもなるので一石二鳥です」(22歳/主婦)
(5)天日干しできる場所へ
「次のお風呂タイムまではベランダの手すりに干して太陽の光を当てる」(59歳/主婦)
「サンルームっぽい廊下」(54歳/営業・販売)
「お風呂上がりの体を拭くので、毎回は洗濯しなくても良いかなと思ってます。天日干ししてます」(45歳/営業・販売)
多くの方が、備え付けのタオル掛けのほか、洗濯機や浴室の引き戸にドアハンガーをつけたり、浴室の天井に突っ張り棒をつけるなどしてかけて干していました。
場所は浴室、洗面台、脱衣所がダントツ! ドライヤーや歯磨きをしに洗面台や脱衣所に戻ってくることを考えると、浴室付近に干しておく方が多いのは分かる気がしますね。“浴室干し”は換気扇をつけておけるので最適な場所と言えるかもしれません。
一方、イスの背や階段の手すりなどを即席の物干して“ちょい干し”している方もいました。コメントにあるよう、エアコンを使う際、加湿器代わりに部屋干しするという方は多いのでは? 乾かせて乾燥も防げて確かに一石二鳥ですよね。
いかがでしたか?
湿気が高く空気がジメジメしやすいこれから時季は、生乾きのニオイや菌の発生リスクが高まります。お風呂上がりの素肌を拭くタオルはなるべく清潔でありたいもの。風呂上がりの濡れたタオルを干す習慣がない方も、梅雨時期はちょい干ししておける“濡れタオルの定位置”を作ってあげるといいかもしれませんね。