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洗剤入れのカビに注意!「洗濯機」の故障の原因になるNG使い方

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家族が多い人は洗濯物の量も多く、洗濯機は連日フル稼働。特に働き者の家電ならば、長持ちさせるコツを知りたいですね。そこで、ご自身も「洗濯が大好き!」という、家電の延長保証サービスを運営するテックマークジャパン株式会社で総合家電エンジニア資格を取得し修理精査業務にあたる本多宏行さん直伝、洗濯機の故障を防ぐために日常的に気をつけたい使い方を教えてもらいました。

衣類の量は6〜7割に抑える

洗濯機の寿命は約7〜8年。長持ちさせるポイントは、「衣類を詰め込み過ぎないことに限る!」と、本多さん(下写真)は熱弁します。

「まだ入るからといって洗濯槽に衣類をパンパンに詰め込むと、洗濯槽を回すモーターへの負荷がかかり過ぎて、故障の原因になりやすいです。とはいえ、こまめに洗濯するのがなかなか難しく、まとめて洗濯機を回す忙しい女性も多いと思います。その際、詰め込み過ぎには注意してください。

衣類を入れる目安は6〜7割。最近の洗濯機は、衣類を入れてスタートボタンを押すと、衣類の重さを計測して水の量を算出してくれます。それを目安にしながら、MAX状態よりもやや少なめの量を心がけてください」

 

洗剤入れにカビが繁殖!?

また、最近は洗濯槽の洗浄は当たり前になりましたが、実は盲点なのが「洗剤入れ」。みなさん、こちらのカビ対策はしていますか?

「洗濯槽は専用の洗浄剤もたくさん市販されており、こまめにケアしている女性も多いと思いますが、実のところ、洗剤入れ付近に付着するカビのほうが深刻。ここは暗くて湿気のある場所なので、菌が繁殖しやすいんです」

でも、どのように洗浄すればよいのでしょうか?

「洗濯機の材質は、特殊な耐薬品性の高いプラスチックが主流です。そのため、泡タイプのキッチンや浴室用のカビ取り剤が効果的。泡がその場に踏みとどまってカビを分解してくれるので、洗剤入れ付近にたっぷりと吹きかけ、浸透するまで30分ほど置きましょう。30分後、洗濯物を入れずに糸くずフィルターを外した状態で洗濯機を回せば完了です」

さらに、カビは水気がある場所で繁殖するので、手間はかかりますが洗濯後は洗剤入れを外し、よく乾かしておくとよいそうです。

毛が詰まって乾燥機が壊れる

さらに、ヒートポンプ乾燥による洗濯機を使っている人は、「乾燥させる衣類に注意しないと故障の原因を作ってしまうので要注意!」と、本多さんは言います。

「ウール素材のニットやフリース、タイツやストッキングなどは、乾燥機NG。ヒートポンプ式の乾燥機は、冷たく湿った空気を温風に変えて乾かすため、ウール素材のニットやフリースを乾かすと、生地から毛が抜けて舞い上がり、風路やフィルターに詰まってしまうことも。これが壊れる原因です」

各製品ごとに、乾燥機にかけられない衣類をお知らせしているので、事前に説明書を読んで確認しておくことが大切です。

 

つい大量に詰め込みがちな洗濯機ですが、日々の使い方次第で長持ちさせることができそうですね。もういちど説明書を取り出しつつ、清潔に使用しましょう!


【取材協力】

本多宏行・・・テックマークジャパン株式会社 業務部 クレームチーム チーフ。大手自動車ディーラーでメカニックを経験後、1999年に同社に入社。2000年頃から家電やパソコンの修理精査業務を開始。幅広い家電製品の専門知識が必要となる「総合家電エンジニア」資格を取得。現在、延長保証を利用した修理の精査業務で活躍中

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