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吸入口のベタベタに注意!「ドライヤーを長持ちさせる」使い方テク

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毎日使うドライヤーですが、他の家電に比べて、日頃の扱い方については気にしていない人も多いはず。そこで、家電の延長保証サービスを運営するテックマークジャパン株式会社で総合家電エンジニア資格を取得し修理精査業務にあたる本多宏行さんが、毎日のちょっとしたテクでドライヤーが長持ちする方法を教えてくれました。髪にも効果的なので、家族みんなでぜひ試してみてください!

温風の後は冷風にしてからスイッチを切る

「ドライヤーは、使い方次第で5年以上は充分持たせることができます」と、本多さん(上写真)は太鼓判を押します。では、長持ちさせる秘訣とは一体?

「ドライヤーで温風が出なくなる故障の原因は、内蔵されているヒーターの断線が大半です。断線すると、温風がまったく出なくなったり、接触が悪ければ温風になったり冷風になったりします。要は、ヒーターが断線してしまうと、ドライヤー内で温かい風を作ることができないんですね。

そこで、ドライヤーを長持ちさせるには、断線を予防する使い方を身につけることがポイント。普段から温風を使用した後、冷風を使って終わるクセを身につけましょう。最後に冷風を使用してクールダウン。内部で熱くなっているヒーターを冷ますことができます」

また、初めに温風で7〜8割ほど乾かし、最後に冷風で仕上げると髪のツヤもアップ! 髪の表面がなめらかに仕上がるので、一石二鳥なんですよ!

空気の吸込口の掃除を習慣に

それでは、使い方に加えて普段からどのようにお手入れしておくと、長持ちさせられるのでしょうか?

「ドライヤーは月1回以上を目安に掃除してください。掃除するのは、汚れやすいドライヤー後方のメッシュ部分。ここを空気の通りがよい状態にキープしておくことがポイントです。

ドライヤーは後方にある通気口から外気を吸い込み、内蔵されたヒーターで温め、温風にして前方の吹出口から排出します。そのため、後方にある吸込口は、ほこりの侵入を最小限に防ぐため、メッシュなど細かく小さな穴になっています。そのため汚れが吸着し、詰まりやすいのです。

さらに、整髪料をかけてからドライヤーを使用すると、空気中には微細な整髪料が舞っています。それも空気と一緒に吸い込んでしまうので、吸込口はベタベタになり、ほこりや汚れがより吸着しやすくなってしまいます。吸込口が詰まって、充分に空気を中に送れないと、ヒーターが熱くなりすぎて断線の原因にも繋がります。

掃除する時は、電源をオフにして、後方の吸込口に詰まっているほこりや髪の毛を、ティッシュや歯ブラシなどで丁寧に取り除いてください。中にほこりがたくさんありそうな場合は、外側から掃除機で吸い込むといいですね。また、吹出口は、綿棒などを使ってほこりや髪の毛をかき出しましょう。その際、マイナスイオンなども一緒に噴出するタイプのドライヤーは、イオンを噴出する小さな穴も一緒に掃除するのを忘れずに」

 

メーカーやドライヤーの形状が変わっても、空気を吸い込んでヒーターの発熱によって温風を発生させる仕組みは基本的に同じです。取り扱い説明書をもう一度読み、掃除法だけは必ず再チェックしておきましょう。

女性の美しい髪を作るドライヤーだからこそ、いつも清潔な状態で使用したいもの。1カ月に1度の掃除を習慣化して、長く愛用していきたいですね!


【取材協力】

本多宏行・・・テックマークジャパン株式会社 業務部 クレームチーム チーフ。大手自動車ディーラーでメカニックを経験後、1999年に同社に入社。2000年頃から家電やパソコンの修理精査業務を開始。幅広い家電製品の専門知識が必要となる「総合家電エンジニア」資格を取得。現在、延長保証を利用した修理の精査業務で活躍中。

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