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玄関に「傘立て」って必要or不要?置かない派のメリットや代わりの保管方法。本当に必要か考えちゃう!?

もうすぐ梅雨シーズンが到来。梅雨は傘の出番が多くなりますが、皆さんの家では傘をどのように保管していますか? 玄関に傘立てを置いて保管している人が多いと思いますが、最近は傘立てを置かない家も増えている様子。そこで『kufura』では、20〜50代の既婚男女157人にアンケートを行い、今どきの傘立て事情を調査してみました。傘立ての有無はもちろん、傘立てを置く・置かない、それぞれのメリット・デメリットなどを見てみることにしましょう。

傘立てを置く派と置かない派、多いのはどっち?

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まずは、家の玄関に傘立てを置いているかどうかを聞いてみたところ、以下のような結果となりました。

「置いている」・・・95人(60.5%)

「置いていない」・・・62人(39.5%)

やはり今どきも、玄関に傘立てを置いているほうが、一般的なようです。ただ、約6割ということなので、昔に比べると大分減っているのかもしれません。では、「置いている派」と「置いていない派」のそれぞれに、メリットとデメリットを聞いてみましょう。

玄関に傘立てを置いておく理由やメリットは?

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「傘立てがあると、傘を1ヶ所にまとめて置いておくことができるので、玄関が散らからずにすみます」(48歳・男性/公務員)

「傘立てがないと傘が倒れたり、玄関がごちゃごちゃした感じになってしまうので、傘立てがあったほうがスッキリしていいです」(45歳・女性/総務・人事・事務)

「靴箱の横に傘立てを置いていますが、出勤時にすぐに傘を取り出すことができて便利です」(59歳・男性/学生・フリーター)

「出かけるときに傘立てが必ず目に入るので、天気が怪しいときなどに、傘を忘れずに持っていくことができて助かります」(53歳・男性/総務・人事・事務)

「濡れた傘で玄関がビショビショになるのが嫌なので、それを防止するために傘立てを置いています」(52歳・男性/営業・販売)

「陶器製の傘立てを使っていますが、傘立てのおかげで玄関の見た目が落ち着いた雰囲気になるので、すごく気に入っています」(55歳・男性/総務・人事・事務)

玄関に傘立てを置くと、傘をまとめて置くことができるので、傘がバラバラにならず、玄関がスッキリと片付いた印象になるのがいちばんのメリット。また、傘が取り出しやすいだけでなく、傘が目につきやすいので、外出時に傘を忘れずに持っていくことができます。おしゃれな傘立ては玄関のインテリアにもなるのでいいという意見もありました。

玄関に傘立てを置かない理由やメリットは?

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「玄関が狭いので、傘立てがあると場所を取って邪魔だし、ないほうが玄関内がスッキリしていいです」(51歳・女性/主婦)

「傘立てはカビ対策のお手入れが大変。傘立てを置かないことで、掃除の手間が省けるのがメリットだと思います」(39歳・女性/総務・人事・事務)

「傘立ては、玄関の床を掃除する際に邪魔になってしまうので、置かないようにしています」(32歳・女性/主婦)

「靴箱の中に傘を収納するスペースがあるので、傘立ては必要ありません。その分、玄関を広々と使えていいです」(53歳・女性/主婦)

「傘の本数が少ないので、わざわざ玄関に傘立てを置く必要がありません」(38歳・男性/会社経営・役員)

「濡れた傘は、外に置いて乾かしてから家の中に入れるようにしているので、傘立ては必要ありません」(47歳・男性/営業・販売)

傘立ては場所を取るし邪魔なので、玄関に置かないという人がたくさんいました。傘立てがないと、玄関が広々してスッキリした雰囲気になるのが大きなメリット。靴箱内やシューズクローゼットなどに収納できるため、わざわざ傘立てを置く必要がない人もいるようです。ほかには、傘が少ない、外で乾かしてから家の中で保管するといった理由で、傘立ては必要ないという人もいました。

玄関に傘立てを置いている場合はこんなデメリットが!

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「傘立ては場所を取るので、玄関が狭く感じるのがデメリットだと思います」(43歳・女性/主婦)

「狭い玄関内で傘立ては邪魔になるので、よくぶつかって倒してしまうことがデメリットです」(58歳・男性/営業・販売)

「玄関の掃除をする際に、いちいち傘立てを動かさなくてはいけないのが面倒」(52歳・女性/主婦)

「傘立てがあると、傘立て自体を掃除する必要が出てくるので、それが面倒だと思います」(41歳・女性/主婦)

「濡れた傘をそのまま傘立てに入れてしまうと、傘立ての中に湿気がこもりやすく、カビや雑菌が繁殖してしまうこと」(57歳・男性/金融関係)

「傘立てを置くことで、玄関の見た目が悪くなるのが嫌だなと思います」(59歳・男性/会社経営・役員)

傘立てを置くことによるいちばんのデメリットは、傘立てが邪魔、玄関が狭くなるということ。たしかに傘立ては場所を取るので、玄関が狭いと邪魔でぶつかったり、倒してしまうこともありますよね。また、傘立てはお手入れしないとカビたりするので、傘立てそのものを掃除するのが手間だし、玄関掃除の際にいちいち動かさなくてはいけないのも面倒という意見も目立ちました。

玄関に傘立てを置かない場合はこんなデメリットが!

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「傘置き場が決まっていないので、家族それぞれがいろいろなところに傘を置くことになって、傘が散らかりがちになってしまうことがデメリットです」(50歳・男性/その他)

「傘を使用したあとは、外できちんと乾燥させてから家の中に収納しなければならないので、その分手間がかかります」(54歳・男性/その他)

「いつも傘を壁に立てかけているのですが、すぐに傘が倒れてしまうのがデメリットだと思います」(37歳・女性/主婦)

「傘立てがないと、傘をサッと取り出すことができなくて、いちいち棚の中から出したり、またしまったりしなくてはいけないのが面倒です」(41歳・男性/その他)

「濡れた傘を置く場所がないので、いつも玄関前に引っ掛けておきますが、そのせいで家の外観が悪くなっていると思います」(53歳・女性/主婦)

「傘立てがないと、濡れた傘の水滴がそのまま床に流れ落ちて、玄関に水がたまってしまうのが困ります」(55歳・女性/主婦)

玄関に傘立てがないと、傘の置き場が定まらないため、傘が散らかりがちに。また、傘を乾燥させてから家の中に入れる必要があって、手間がかかるのがデメリットという人がたくさんいました。濡れた傘を、玄関前に引っ掛けたり立てかけたりしている人も多いようですが、これは見た目が悪くて嫌だと感じている人も少なくないようです。

傘立てを置かない場合の傘の保管方法とは?

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玄関に傘立てを置かない場合は、どのようにして傘を保管しているのでしょうか? 実際に皆さんがやっている保管方法を聞いてみました。

「傘を使ったあとは、玄関の扉の外に一時的に置いておき、乾いたら靴箱の中にしまっています」(54歳・女性/主婦)

「玄関扉の横にある新聞受けに引っ掛けるか、ドアの横に立てかけておきます」(53歳・女性/主婦)

「玄関の外に傘を引っ掛ける棒があるので、ひどく濡れているときはしばらくそこにかけて、その後玄関で傘を広げて乾かしてから、シューズクローゼットに入れて片付けます」(44歳・女性/主婦)

「傘はいつも玄関の外に立てかけておきます」(57歳・男性/営業・販売)

「傘は外の窓のサッシに引っ掛けておきます」(49歳・女性/主婦)

「靴箱に立てかけたり、取っ手に引っ掛けたりしています」(51歳・男性/その他)

「玄関ドアに傘を引っ掛けるためのマグネットを取り付けて、いつもそこに傘を引っ掛けて保管しています」(58歳・女性/その他)

傘立てがない場合は、傘が乾くまで一時的に外に置いておき、そのあとで靴箱やシューズクローゼットに入れて保管するという人が多い様子。また、玄関の外や中に立てかけたり、窓枠や新聞受けなどに引っ掛けるという人もいました。傘を引っ掛けるための専用のマグネットを購入し、それを玄関扉に取り付けて引っ掛けている人もいるようです。

いかがでしたか? 玄関に傘立てを置いている、置いていない、どちらの場合も何かしらのメリット・デメリットがあるようです。今回ご紹介した皆さんの意見を参考にしながら、梅雨に突入する前に、ぜひ一度自宅での傘の保管方法を見直してみてください。

土田奈々子
土田奈々子

フリーライター。2011年よりイギリス在住。渡英前は出版社に勤務し、金融機関向け専門誌やマタニティ&ベビー誌の編集に携わる。現在は、ウェブを中心に女性向けの記事を数多く執筆。得意ジャンルは、妊娠・出産・育児や女性の健康、海外生活事情など。プライベートは、田舎の小さな村で日英バイリンガル育児に奮闘する二児の母。自分自身の働く主婦としての目線、子育て中の母としての目線を大切にしながら記事を書いていきます

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