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洗面台にポンと置いてない? 達人が教える「ドライヤー収納アイデア」5つ

ヘアケアの必須アイテム、ドライヤーの収納場所にお困りではありませんか? 上手に収納できていないと出し入れに手間取りますし、だからといって洗面所にただ置いているだけでは不恰好ですよね。

そこで今回は、ワイズスタジオ建築設計事務所の取締役でありホーム・オーガナイザーの吉島智美さんに、手軽にできるドライヤーの上手な収納方法を伺いました。

1:洗面台の扉表側にドライヤーホルダーを設置

「ドライヤーをすぐに取り出したい人は、洗面台の扉にドライヤーホルダーをかけておくといいでしょう」(以下「」内、吉島さん)

洗面台の扉に設置するだけなので、取り出しやすくて、しまいやすいのがメリットと言えそうです。

2:ミニトートバックに収納

ドライヤーが入るサイズのミニトートを用意し、そこにスポッとドライヤーを入れるだけのお手軽収納です。

「ミニトートは100円ショップで売っているような帆布(はんぷ)のものでOKです。それを洗面所のわきなど、使いやすい場所に引っ掛けるだけでドライヤー収納の完成です」

今は100円ショップでもかわいいトートバッグが手に入りますので、ドライヤーのサイズに合わせて選んでみてはいかがでしょうか?

ドライヤーが直接見えるわけではないのでスッキリしますし、洗面所以外の場所で髪を乾かす人はそのままバッグに入れて持ち運べるのもポイントですね!  収納は、ドライヤーの熱が冷めてからにしましょう。

3:S字フックを利用

こちらは洗面台の扉の取っ手やタオル掛けなどにS字フックを設置し、そこにドライヤーをぶら下げるだけの簡単収納!

「S字フックとそれを引っ掛ける場所があれば、ドライヤー収納が可能です」

S字フックを既に自宅にお持ちで、すぐになんとかしたい!と思っている方は即実践できる手軽さですね。

4:洗面台扉裏を利用

「見た目スッキリ、隠す収納が好きな人におすすめなのは、洗面台裏に収納場所を作ってあげることです」

洗面台の扉を開けた裏側に、両面テープとフックが一体型になったものを貼り付け、そこにドライヤーをぶら下げておく収納方法です。

使用時以外は洗面台の扉は閉じているため、見た目にも美しいです! フックと一体型になった両面テープは貼って剥がせるタイプを選ぶと、あとでフックを外すことになっても、扉に傷をつけず剥がすことができますよ。

5:100均のワイヤーネットを装着

「洗面台の近くの壁に100円ショップなどで売っているワイヤーネットを取り付けて、そこを収納にしてしまうのもひとつです。ワイヤーネット専用の棚やフックなどを使用すれば、ドライヤーだけでなくアクセサリーや化粧品なども一緒に置くことができます」

100円ショップのワイヤーネットは収納の万能選手。そこに置きたいものがあれば、サイズに合った棚やフックを取り付けることで簡単に収納できてしまいます。

あまりにいろいろなものを置いてしまうと、ごちゃごちゃしてしまうので、その点だけご注意ください。

 

いかがでしたか? 洗面所は意外に物が多い場所ですから、収納には工夫が必要です。吉島さんのアイデアを参考に、ご自宅やライフスタイルに合ったドライヤーの収納方法をお試しくださいね。

【取材協力】

吉島智美・・・ホーム・オーガナイザー。二級建築士。ワイズスタジオ建築設計事務所取締役。NPO法人日本プロフェッショナル・オーガナイザー協会代表理事。雑誌やテレビ、セミナーなどで、無理なく楽しく暮らすための片づけアイデアを紹介。著書は『大切なモノだけと暮らしなさい』(青春出版)、『「きれい」が続く片づけアイディア&テクニック』(日本文芸社)など多数。

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