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シワにならない!ハンガーにS字フック…「 プロが教える」ズボンの収納方法

みなさんはズボンをどのように収納していますか? 畳んで引き出しに入れているとシワになったり、かさばったりしますよね。

そんな困った“ズボン収納”について、ワイズスタジオ建築設計事務所の取締役でありホーム・オーガナイザーの吉島智美さんに、役立つアイデアを教えていただきました。

1:ズボン専用ハンガーを利用

王道ですが、ズボン専用ハンガーを利用しましょう!

「ズボン専用ハンガーにかけると、スライドさせて簡単に出し入れができます。これなら、何を持っているのかも一目瞭然で楽に管理することができます」(以下「」内、吉島さん)

ズボンを買う際、なぜか同じようなものばかり買ってしまったりしませんか? ズボン専用ハンガーを使えば、自分がどんなものを持っているのかもすぐにわかるので、似たようなズボンの購入も防止してくれそうですね。

2:クリップ付ハンガーを利用

「クリップ付ハンガーにズボンの裾を挟んでハンガーパイプにかけると、シワにならずにキレイに収納することができます」

ハンガーパイプの位置が高くなければ吊り下げられませんが、一般的なクローゼットであれば収納できそうですね。

3:引き出しに収納

ズボンハンガーやクリップハンガーを利用するには、ハンガーパイプの幅に余裕が必要です。コートやワンピースでハンガーパイプがいっぱい!という方は、引き出し収納で工夫しましょう。

「ズボンを引き出しに収納するのであれば、畳んで上にどんどん積んでいく、という形をとらずに、立てて収納しましょう。デニムなどシワが気にならないズボンであれば、立てて収納することで見やすく取り出しやすいというメリットがあります」

枚数が少ない場合には、ブックエンドを使うと上手に収納できるようです。では、シワの気になるズボンを引き出しに収納せざるを得ない場合、どのようにすればいいのでしょうか?

「シワになりやすいズボンの場合、畳み方にコツがあります。まず引き出しに収納できるように畳みますが、その際ラップなどの芯をズボンに挟み込むのです。ズボンを折った部分にラップの芯を差し込み、少しでも折り目がつかないようにします」

ラップの芯がない場合には、何枚か重ねた紙を筒状に丸めれば芯のような形になるとのこと。写真のように、芯の部分を交互におけばどちらかがかさばるということもなさそうです。

畳むだけでもひと工夫あるのですね!

4:キャスター付きスラックスハンガーラックを利用

ハンガーパイプに余裕がない方は、スラックスハンガーラックを別に用意するというのも一案です。

「キャスター付きであればクローゼットの中にそのまま収納が可能で、さらに管理のしやすさが利点です」

5:デニムはS字フックで収納

「デニムで、シワも気になる、ハンガーにかけるのも面倒といった場合には、S字フックが利用できます。デニムのベルト通しにS字フックをかけるだけなので、ズボラさんでも簡単に収納可能です」

お店などで、デニムのベルト通しをフックに吊り下げてディスプレイしていることもありますよね。それを考えると、お洒落な収納方法に見えてきます!

 

ズボンの収納方法について5パターンお伝えしましたが、いかがでしたか? クローゼットの広さや収納量にもよるところですから、ご自身に合った方法を選んで上手に収納してくださいね!

【取材協力】

吉島智美・・・ホーム・オーガナイザー。二級建築士。ワイズスタジオ建築設計事務所取締役。NPO法人日本プロフェッショナル・オーガナイザー協会代表理事。雑誌やテレビ、セミナーなどで、無理なく楽しく暮らすための片づけアイデアを紹介。著書は『大切なモノだけと暮らしなさい』(青春出版)、『「きれい」が続く片づけアイディア&テクニック』(日本文芸社)など多数。

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