小物の片づけがツライ理由は、判断回数の多さ!
null1日目「服」、2日目「本・書類」。ここまで「こんまり流お片づけ」の順番通りに進めてきて、今回のテーマは「小物」。どの家でも一番量が多いそうだ。
そのため「規定の1回5時間では終わらず、2回分かかると思いますよ」と、ひとみさん(お方付けを伴走してくれている、こんまり流片づけコンサルタント)から事前に言われていた。
「小物」もまずはこんまり流お片づけの鉄則である「全出し」からスタート。「全出し」とは、ベストセラー本『人生がときめく片づけの魔法』でもおなじみ「こんまり流」の用語で、そのカテゴリーのモノを全て出すことをいう。 しかし……「小物」は一気に全て出すと収拾がつかなくなる。
なので、私は、まず選びやすそうな「化粧品」から取り掛かることに。
ハイ……私は「小物」を、甘くみていました。もう、泣きそうになるくらい、辛かった(笑)。ひとみさんがいなかったら、私はここでフェードアウトしていたと確信している。
どのくらい辛かったかというと途中、ひとみさんに 「この片づけ、途中離脱する人いるんですか?」と、聞くくらいに(笑)。この発言が既に、病んでいる(笑)。
なぜ辛いのか。それは、判断回数が多いから。しかも、回数が多い割にモノが小さいので、やってもやっても、中々進んだように感じない。
「こんまり流お片づけ」は、残すかどうか、見ただけで判断しない。全て、一つずつ手にとって決める。だからこそ、細かいモノが沢山ある小物は疲れるのだ。
「小物」1日目で、収納ケース2つが空いた!
null何回か、「気分転換にメルカリの出品しますかー?」と声をかけてくれるひとみさん。しかし、そのアドバイスを受け入れる余裕もなく、魂が抜けた状態のまま片づける私。そんな私のことも責めずに、淡々と収納していくひとみさんはカッコイイ!
この日、私が、いつも小物類の片づけが中途半端になっていた理由がよくわかった。この判断回数の多さに途中で嫌気がさし、「もういいや!全部そのままで!」となっていたのだ。 結果的に、1日目は化粧品、薬、貴重品関係が片づいた。
そして収納ケース2つ、空きが出た! もちろん到底、1日では終わらず、ひとみさんの予言どおり、「小物」の続きは2日目に……。ただなにより、自分では無理だと思っていたアクセサリー類が一箇所にまとまり、可愛く収納されたのがすっごく嬉しい!
頑張りすぎて、この日はご飯を作る元気がなかったので海鮮バラチラシをテイクアウト。バテバテな私に2歳の息子が「まま、おしごと がんばってえらいねー」と言ってきて泣けた。
収納グッズは先に買わない!まずは空き箱で
null小物2日目は「文具」から。「服」を選別していたときのスピード感はなく、常に、「うううー」と唸りながら選ぶ作業の繰り返し。
ペンは、インクが切れていないか全てチェック。書き味が悪いペンは「ありがとう」とゴミ箱へ。勿体ないな……という気持ちも芽生えるが、使い切れない量のペンが目の前にあるから泣く泣く捨てた。
今後「記念にどうぞ」の品でも、ホテルのボールペンを、二度と持ち帰らないと誓った私である。
のり、ホッチキスなど文具類は、一箇所にまとめる。私はよくポストイットを失くし、見つからなくて探していた。今回で定位置が決まったのが嬉しい。
友人に片づけをしている話をすると「収納グッズは新しく買ったの?」と、よく聞かれる。 答えは、否。結果的に、一つも買わなかった。
小物類の収納は、先に収納グッズを買わず、まずは空き箱で代用。片づけが全て終わったら、ときめく収納BOXを探すと失敗しないそうだ。
空き箱は、ひとみさんがご自身のさまざまなサイズの空き箱コレクションを持参してくれたので、それも使用した。
片づけをスタートして10日。思わぬ臨時収入も!
nullこの日は片づけスタートして10日目。実は、片づけの成果は既に体感していた。毎日の洋服選び、アクセサリー選びが本当に楽しい! だから「小物も片づけたら、めっちゃ生活が楽になるはず……」と信じ、苦しみながらも頑張れた。
小物や書類の片づけをしていると「現金や商品券が意外なところから出てくることが多いですよ」と、ひとみさんが言っていた。
今回、小物の片づけ中、何となく集めていたオムツのマークが色んなところから……すかさず、ひとみさんが検索してくれ、なんと、オムツ3パック貰えることに!
金額にすると約5,000円! ありがたい臨時収入!
おもちゃの片づけは子ども自身の意見を尊重
nullおもちゃ類の片づけは、全出ししたあとにトミカ・積み木……などジャンルごとに袋に収納。母、歓喜!
だが……これは息子(2歳)にとってはNGだった。
帰宅して早々に片づけしたおもちゃを全て袋から出し、ご満悦の息子。あー……これは、片づけ前のデジャブかな(笑)。袋収納は、息子がもう少し大きくなってからがいいようです。
さらに、説明部分だけを切り取って破棄した、おもちゃの空き箱の残骸を目ざとく見つける息子。 「なんでコレ、切っちゃったのー?」と言われてしまいました。よく覚えてるわ(笑)。
ひとみさん曰く「3歳くらいからは、子どもでも自分でいる、いらないが判断できる」そう。
次からは、息子にもちゃんと意見を聞こうと思った母なのでした。
次回はキッチンを片づけます!
【私の片づけ記録】
Day1 8/17→服、靴、鞄、紙袋
Day2 8/22→本、書類
Day3 8/24→小物(化粧品、薬、アクセサリー、貴重品関係) ←今回はココ
Day4 8/28→小物(文具、おもちゃ、下着類) ←今回はココ
Day5 8/30→キッチン
Day6 9/6→思い出品見極め&収納、PC定位置作り、キッチン周り家電の移動、息子の洋服の収納見直し、おもちゃカードの見直し(収納)、冷蔵庫に貼っていた写真の片づけ
20歳でカイロプラクターとして独立し、サロン経営18年目。出産を機にライター業をスタート。直感を信じて人生を切り拓きつつ、都内で2歳の子育て中。