自宅で保管している・・・41人(61.2%)
nullもっとも回答の多かったのが「自宅で保管」。コメントを見ていくと次の4パターンに分けられました。
(1)大切に保管
「思い出が詰まっているので絶対に捨てられない」(67歳/総務・人事・事務)
「想い出があるからとっておきたい」(43歳/その他)
「思い出もあるので捨てられなくて子どもの机に片づけている」(43歳/主婦)
「子どもが残してほしいといったので」(49歳/主婦)
(2)思い出BOXとして活用しつつ保管
「本人が気に入った色で購入し、賞をもらった習字や作文、自由研究を入れている」(46歳/その他)
「いつか次の代が使うかもしれないし、荷物などを入れてそのまま飾っています」(33歳/学生・フリーター)
「卒業関係のものが入れてある」(51歳/コンピュータ関連以外の技術職)
(3)とりあえず保管していずれリメイク予定
「今のところ特に何もしていないが、小さなランドセルにする等、色々加工してくれるところがあるので、その内やってみたいと思っている」(50歳/総務・人事・事務)
「いずれは加工して違う形で残しておきたいが、どこに頼むか、何に加工するのがいいのか、考えあぐねてそのまま置いてある感じ」(47歳/その他)
「いつか財布とか別のものにしようと思って保管している」(36歳/主婦)
「下の子が卒業したら一緒に送って加工してもらいたい」(39歳/主婦)
(4)どうするか決めていない
「どうしていいかわからないからそのまま」(37歳/主婦)
「なんとなくそのまま保管しています」(40歳/その他)
「捨てるのはなんだか勿体なくて、そのままクローゼットにしまっています」(46歳/総務・人事・事務)
「革加工品にするのも費用がかかるし、友人や親戚にあげようかとも思いとっておきましたが、やはり皆新品を買うようで、貰い先がありません。天井裏の物置きに無造作に置いてあります」(41歳/主婦)
6年間の思い出が詰まっているだけに、どうしても捨てられない、保管しておきたい!という方が多くいました。中には、ランドセルに小学校時代のものを入れて思い出BOXにしている方も。これなら収納も兼ねて一石二鳥、ナイスアイディアですね!
また、近年、ミニランドセルや普段使いに便利な財布、キーケースなどの革小物にリメイクしてくれるサービスが増えています。いずれは何かにリメイクするためにとっておく、という方も少なくありませんでした。
一方で、どうしようか決めていないのでひとまず保管しているとの声も。捨てるのはしのびないけれど、かとって貰い手もないとなると、自然と自宅に置いておく方向に……という方も多いようです。
ゴミとして処分した・・・13人(19.4%)
null「最後の最後で肩紐が壊れたので処分しました」(42歳/主婦)
「もう二度と使うことはないので処分した」(49歳/主婦)
「保管場所がないから」(38歳/主婦)
「しばらく部屋の片隅に置いていたのですが、邪魔になるし思い切って捨てました」(45歳/主婦)
およそ20%の方が、スパッとお別れを決めてゴミとして処分したと回答しました。ランドセルの一部が壊れて使えなくなった、今後使う機会はないから、置き場がないから、など理由はさまざま。ランドセルはなかなかかさばるので、収納スペース問題で処分を決めた方がとくに目立ちました。
下の子へのおさがりにまわした・・・4人(6.0%)
null「長男が6年間使ったランドセルがあまりにも綺麗で、中を雑巾で拭くぐらいで下の子にそのまま使わせました」(45歳/主婦)
「上の子が卒業するころに下の子が入学したのでちょうどうまく回せた」(60歳/主婦)
下にお子さんがいる場合、お下がりにまわした方もいたようです。きれいな状態でまだ使えるのであれば、捨ててしまうのはもったいないかもしれませんね。下のお子さんの希望を聞いて、判断するといいかもしれません。
知り合いなどに譲った・・・4人(6.0%)
null「近所のおばさんに欲しいと言われたから譲った」(46歳/学生・フリーター)
「綺麗に6年間使ったので、友だちの子に使ってほしくてあげることにしました」(35歳/主婦)
「6年間つかってもそれほど見栄えがわるくないので、いとこにあげて使ってもらった」(49歳/主婦)
ランドセルは丈夫に作られていますし、状態もよければ知り合いに譲るという手も。誰かがまた大切に使ってくれるのなら、手放すさみしさは少し軽減されるかもしれませんね。
リサイクルショップなどで処分・・・3人(4.5%)
null「お金になるから」(40歳/総務・人事・事務)
「場所を取るし使わないのですぐ手放した。0円でしたが。ちなみに買ったのは2万円のイオンの合皮でしたが、これで十分な品質でした」(52歳/主婦)
リサイクルショップなどを活用すれば、場合によっては買い取ってもらえることも。捨ててしまうには惜しいけれど、まわりに貰い手がいないという方は、売却を検討してみるのもいいかもしれません。
リメイクした・・・2人(3.0%)
null「流行っているから、可愛いし」(64歳/主婦)
「リメイクしてもらえるということを知ったので、ランドセルを買ってくれたおじいちゃんおばあちゃんに、ミニランドセルとキーホルダーにして渡しました」(52歳/主婦)
リメイクすることで、思い出の品を別の形に変えて活かせるなんて素敵ですよね。実際にリメイクした人の中には、ランドセルを贈ってくれた祖父母にリメイク品をプレゼントした方も。こうした“お返し”は喜ばれそうです!
いかがでしたか?
今年はコロナ禍により、受付していない団体もあったようですが、海外の子どもたちへの寄付を考えていた人もいました。これもまた、上手に処分するひとつの手ですね。
お子さんの思い出が詰まったランドセル。捨ててしまうのはなかなか気が引けてしまうかもしれません。そんな時は、第二の活用法をお子さんと相談し、決めてみるのもいいかもしれませんね。