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母は思わず泣いた…「卒業・卒園式」で感動したことを213人に聞きました

子どもが慣れ親しんだ学校や園を離れるときには、喜びと感傷と不安が入り混じった思いが、親にも子どもにも押し寄せてくるのではないでしょうか。今回は、子どもの卒業式・卒園式を経験した213人の女性に「卒園式・卒業式で感動したエピソード」についてうかがいました。

皆さんのエピソードをご紹介します!

子どもの成長の軌跡に感極まって…

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まずは、子どもの成長を実感して感極まったという声です。

「娘の保育園の卒園式。誰よりも先に感極まって泣く娘をみて、赤ちゃんから通ったいろんな思い出がパーッと頭をめぐり、涙がとまらなかった」(50歳・その他)

「高校を卒業して県外就職が決まっている最後の卒業式は大きくなった息子に感動した」(45歳・主婦)

「子どもの名前を呼ばれて、卒業証書を貰う時に、その後ろ姿を見て大きくなったなーと、実感と感動などたくさんの気持ちがいっぱいになった」(43歳・主婦)

これまでの日々を振り返る節目ともなる卒業式・卒園式。学校生活や園生活が始まったころに思いを馳せるお母さんは少なくないようです。

子どもからの言葉・手紙が胸に迫って…

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子どもからの手紙や言葉で思わず涙腺が緩んでしまったという声です。

「式場にはいるときに、子どもからの感謝の手紙を渡されて、式が始まる前から泣いてしまった」(48歳・主婦)

「保育園の卒園式で子どもが卒園証書をもらったあと先生から一輪のカーネーションをもらって私のところへ。『いままでありがとう』と言われ泣いてしまった」(46歳・技術職)

見返りを期待することなくコツコツと日常生活を積み重ねてきたからこそ、特別な場面での子どもからのとっておきの言葉が胸に刺さることもあるのではないでしょうか。

先生、今までありがとう!

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続いて、子どもたちの成長を間近でサポートしてきた先生にまつわるエピソードです。

「小学生の卒業式、担任の先生はまだ若く初めて担任を受け持った子ども達とのお別れ……子ども、保護者の前で大号泣。さすがに皆が引いてしまう程でした。でも本当に心温まり感謝の気持ちでいっぱいです」(49歳・主婦)

「保育園の卒園式の時。担任の先生が『オムツの時から大事に大事に育てました』といわれ、感動してうるうるしました」 (42歳・ 主婦)

「卒園式で担任の先生が、1人1人に言葉を贈って下さって、感動しました」(39歳・その他)

「先生方が涙を流しているのを見たとき」(32歳・主婦)

「卒園式で、それぞれの年齢の時に担当してくれた先生が、思いっきり抱きしめてくれた。照れたような表情で先生に抱きしめられる我が子を見て、大きくなったなと思った」(47歳・主婦)

先生の温かい言葉や涙を通じて感謝の気持ちが込み上げてきたという声、先生の気持ちに共感してもらい泣きをしたという声が多く見受けられました。子どもたちが家族以外の人に大切に思われていたことの喜びを実感する日でもあるようです。

決して忘れることができない「コロナ禍の卒業式・卒園式」

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最後に、新型コロナウイルスの影響を受けた昨年の卒業式・卒園式のエピソードをご紹介します。

「長男がコロナ禍での卒業式となり、休校中で練習もなく本番を迎えました。当日に軽く練習しそのまま本番という形でしたが、立派に式を行った子ども達が素晴らしかったです。サプライズで先生方の演出が素敵でした」(47歳・主婦)

「コロナで短縮の卒園式だった分、1人ひとりに幼稚園3年分の各担任の先生からお手紙が用意されていました。こんなことをがんばった、幼稚園の間に何センチ伸びましたなど先生ごとに色々書いてくれていて涙を流しながら読みました」(38歳・主婦)

「コロナ禍での卒業式だったので1人ひとりへの卒業証書授与がない分、先生方がカラダをはった面白動画を用意してくれていて、それがとても楽しめた」(50歳・営業・販売)

昨年の卒業式の時期は、不安な空気が日本中にたちこめていました。制限がある中で、心を込めて送り出してくれた先生方に対する感謝の言葉が聞かれました。

 

以上、今回は子どもの卒業式・卒園式で胸を打たれたエピソードをご紹介しました。

今年も保護者の参加人数が制限されたり、歌声や掛け声のない卒業式・卒園式が多いと予想されます。どのようなやり方であっても、子どもが慣れ親しんだ場所から新たな環境へ飛び込むための節目として、卒業式は親子にとって大切な行事であるようです。

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