子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

3位は0着、1位は?今シーズンの衣替えで処分した服の枚数ランキング…処分方法も聞いてみた

冷え込みが一気に厳しくなってきた今日このごろ。これを機に本格的な衣替えをしたという人も多いと思います。クローゼットやタンスの中を見直すことのできる衣替えは、あまり着ていない服などを処分する絶好のチャンス。皆さんは、今回の衣替えで自分の服を何着処分しましたか? 今回『kufura』では、20~50代の女性421人にアンケートを行い、今シーズンの衣替えで処分した服の枚数とその理由、また処分の仕方について聞いてみました。

何着処分した?その理由は?処分した服の枚数TOP5

null

処分した服の枚数は、いちばん多い人で「101~150着」、少ない人で「0着」というように、人によってかなりの違いがある様子。特にどれくらいの枚数を処分した人が多かったのか、処分することにした理由と併せてランキングで見ていくことにしましょう。

・第5位:「16~20着」・・・7人

「好みが変わって着なくなった服をすべて処分しました」(40歳/総務・人事・事務)

「今年全然着なかった服はたぶん来年も着ないと思ったので、まとめて処分することにしました」(43歳/その他)

「体型が変わったため、小さくて着れなくなった服を処分しました」(29歳/総務・人事・事務)

「今どきのスタイルとは違う、ちょっと時代を感じてしまう服をすべて処分しました」(29歳/その他)

かなりガッツリと、「16~20着」もの服を処分した人もいました。衣替えごとに服を処分しているわけではない場合は、しばらく着ていなかった服などがたまっているケースも多い様子。今シーズンはコロナ禍でおうち時間が増えたことにより、家の中のいらないものを一気に整理した人が多く、それに伴って服をたくさん処分したという人もいたようです。

・第4位:「11~15着」・・・17人

「毎年新しい服を買うので、何年も着ていない服は収納の邪魔になるので処分しました」(34歳/総務・人事・事務)

「引っ越しをして、前よりも収納スペースが減ってしまったため、不要な服を処分することにしました」(43歳/コンピュータ関連技術職)

「まだ着るだろうと思って取っておいたけれど、結局着なかった服を今回まとめて処分しました」(26歳/会社経営・役員)

「若いころの服がずっと眠ったままだったので、一気に処分。本当はもっとたくさん捨てられると思いますが、勇気がなくて10枚ちょっとだけを処分しました」(38歳/主婦)

「毛玉が出た、虫食いがあるなど、単に着れなくなった服を捨てました」(46歳/主婦)

第5位に続き、第4位も「11~15着」とけっこう多めな結果に。そのうちまた着るだろうと思って服を取っておいても、体形が変わってしまったり、時代が変わってしまったりして、結局着ないままになってしまうことも多いですよね。取っておいてもタンスの肥やしで収納場所に困るだけなので、最近着ていない服は思い切って一気に処分したほうがいいのかもしれません。

・第3位:「0着」・・・69人

「今年はコロナの影響で新しい服も買っていないし、手持ちの服はすべて来年も着られそうなので、何も処分しませんでした」(30歳/その他)

「汚くなった服や年単位で着ていない服があるときは処分しますが、今回はこれに該当する服がなかったので0着です」(28歳/総務・人事・事務)

「ゴムが緩い服がありましたが、自分で入れ替えることができるので、結局捨てずに取っておくことにしました」(33歳/学生・フリーター)

「洋服が好き過ぎて、どれも思い入れが強く捨てることができません。服がどんどん増える一方で困っています」(45歳/主婦)

「服のサイズがここ数年変わらないので、どれも処分するのがもったいなくて、今回も一着も処分していません」(50歳/主婦)

「衣替えはしたものの、捨てる、捨てないの選択をするのが面倒で、何も処分せずにそのまま放置してあります」(24歳/学生・フリーター)

1着も服を処分しなかったという人もたくさんいました。コロナの影響で今年は新たに服を買っていない、前回の衣替えで服をたくさん処分したなどの理由により、今回は処分する服がなかったという人もいましたが、処分したいのにもったいなくてなかなか処分できない、仕分けが面倒でまだ処分していないという人も多いようです。

・第2位:「6~10着」・・・72人

「服がかなり増えてきてしまったので、まだ着れるけれどプリントが薄くなってしまった服やあまり着ていない服などを渋々処分することにしました」(41歳/主婦)

「去年も今年も一度も着なかった服を処分。2年連続で着なかったら、さすがに来年も着ないと思うので処分してよかったと思います」(51歳/主婦)

「プチプラの服は買ってひとシーズンで着倒すことにしているので、シーズンが終わって衣替えをする際にすべて処分しました」(48歳/主婦)

「見てすぐにわかる型崩れや小さな穴、服の表地に傷みがあるものなどを、まとめて処分しました」(30歳/その他)

「サイズの合わなくなった服も痩せたら着られると思って取っておきましたが、痩せもしないし、すでに流行遅れで着ることができないため処分しました」(53歳/主婦)

「今は流行っていない服をいつかまた着られるだろうと思って取っておきましたが、『この先も絶対着ない!』と家族に言われて処分することにしました」(47歳/主婦)

何も処分せずに新しい服を買い続けると、自然と服が増えて収納がパンクしてしまいます。上手に服を収納するためには、「いつも新しい服を買ったら、それと同じ数だけ処分するようにして、服の数を常に一定に保つようにしています」(58歳/総務・人事・事務)というようにするのがベスト。処分する基準を自分で決めておくと、よりスムーズに服を管理することができるようです。

・第1位:「1~5着」・・・168人

「ミニマリストを目指しているので、いらない服は即処分です」(37歳/その他)

「生地が伸びたり、色褪せたりした服を処分しました」(46歳/総務・人事・事務)

「使えなくなるまで着るタイプなので、着られないほどボロボロになったものだけを処分しました」(58歳/学生・フリーター)

「年齢を重ねたことにより、数年前に買った服がなんとなく似合わなくなったと感じたので、思い切って処分することにしました」(49歳/コンピュータ関連以外の技術職)

「子どもが生まれてスニーカーしかはかなくなってしまったので、それには合わせにくいおしゃれな感じのワンピースやスカートを処分しました」(33歳/主婦)

「1年間着ない服は処分するのがマイルール。11月に出産予定でタイト目な服はしばらく着ないだろうと判断し、思い切って処分しました」(35歳/コンピュータ関連以外の技術職)

「若いころに着ていたお気に入りの服を大事に取っておいたのですが、体形が変わりもう着ることもできないので、思い切って処分することに。思い出としてボタンや布地を切り取って保管しています」(58歳/その他)

2位以下に大きな差をつけて、第1位に輝いたのは「1~5着」。衣替えの際に処分する服の枚数としては、これくらいがいちばんいいということかもしれません。基本的には、生地の伸びや色褪せ、糸のほつれや穴などの服の傷み具合が進んでいる服を処分するほか、今の自分の年齢や生活スタイルに合わない服について処分を検討するのがおすすめのようです。

捨てた、売った、寄付した…処分の仕方もいろいろ!

null

では、皆さん、いらなくなった服はどのようにして処分したのでしょうか? 気になる処分の仕方も見てみましょう。

「いらない服はすべて、自治体の衣類回収のリサイクルゴミの日に出しました」(51歳/主婦、処分した服6~10着)

「もう着ないだろうと思うくらいにデザインが古い服を処分。試しにメルカリに出品してみたら売れたので良かったです」(36歳/総務・人事・事務、処分した服6~10着)

「宅配買取サービスのブランディアにすべて買い取ってもらいました」(55歳/その他、処分した服41~45着)

「近所のリサイクルショップに売ったり、ユニクロのリサイクルに持っていきました」(58歳/主婦、処分した服6~10着)

「サイズが小さくなって着れなくなった服を処分しようとしていたら、姪っ子が自分が着たいと言ったのであげました」(41歳/主婦、処分した服1~5着)

「いらなくなった服は、いつも海外に寄付することにしています」(29歳/主婦、処分した服16~20着)

「綿素材のものは、小さく切ってウエス代わりに。調理油の処理をするときや掃除などに再利用してから捨てています」(45歳/学生・フリーター、処分した服1~5着)

ゴミとして処分する人がいちばん多いようですが、リサイクルショップやフリマアプリを活用して服を売ったという人もかなりたくさんいました。そのまま捨ててしまうよりも、だれかにまた着てもらったほうが服がムダにならなくていいし、ちょっとしたお金になるのも嬉しいところ。小さく切ってウエスとして再利用したり、どこかに寄付するというのもいいですね。

いかがでしたか? クローゼットやタンスの中が服で溢れて困っている、処分したいけれどなかなか上手くいかないという人は、ここでご紹介した皆さんの意見を参考に、上手にそして自分の満足のいく形で服を処分してみてください。

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載