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どうしてる?「着なくなった服の処分」3位フリマアプリ超えの1位は…

年々、手持ちの服が増えていくと同時に、減っていくのがクローゼットの中のスペース。年末年始のお休みに手持ちの服の棚卸しを計画されている方も多いかもしれません。“仕事服”“休日服”“お出かけ服”と、シーンに応じた服を必要とする働く女性たちは、着なくなった服をどうしているのでしょうか?

『kufura』では、フルタイムで働く女性154人に、「不要になった服の処分方法」についてアンケートを実施(複数回答可)。結果をランキングでご紹介しながら、衣服との付き合い方を考えます。

着なくなった服の行く末は…?「フリマアプリ」が大健闘!

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それでは、不要になった服の処分法について、多く回答が集まった5つの方法を5位から順にご紹介します。

5位:「衣料品店の下取りサービスに出す」・・・12.3%

『H&M』『ユニクロ』などのブランドや、マルイ、イオンなどの衣料品販売店では、下取りサービスを行ったり、リサイクルの特別期間を設けたりしています。クーポン券や金券がもらえる場合も。

ブランド品であれば、宅配買い取りのインターネットサービス『ブランディア』などを利用して、空の段ボールに詰めて着払いで送るだけで家から1歩も外に出ずに査定をしてもらえるので、忙しい女性には便利ですよね。

4位:「雑巾や掃除用具として使う」・・・15.6%

木綿のシャツやカットソー、ストッキングなど、着る頻度の高い“消耗品”のような衣類。

適当な大きさに切って洗剤をつけるなどして、換気扇や電子レンジ、ガスコンロの周りなど、汚れのひどい場所をキレイにできます。「今までお世話になりました」という気持ちを込めて処分すると、家がキレイになるうえに不用品も処分できて、一石二鳥ですね。

3位:「フリマ系アプリで売る」・・・18.8%

対面販売の「フリーマーケット」の得票率8.4%を大きく超え、『メルカリ』や『ラクマ』などのフリマアプリが優勢になりました。

需要と供給がマッチして商談が成立したときの達成感や、大きな荷物を背負って出かけたり、売れ残りを持ち帰ったりする必要のない手軽さが魅力です。
また、『ヤフオク!』などの「オークションサイトに出す」という方も5.2%いました。

現代では、インターネットが不要な服を売り買いするための主要な場所となっていることがよくわかりますね。

2位:「友人や知人・親兄弟にあげる」・・・32.4%

自分が不要になったものを人にあげるのは、相手の好みもあって迷うところですが、遠慮のない間柄なら別。「これは欲しい、これはいらない」とはっきり言ってくれる相手なら、良い方法かもしれません。

1位:「そのままゴミとして捨てる」・・・58.4%

6割近くの女性が、服をゴミとして処分する方法を選択していました。服は身に着けて洗濯することを繰り返していくと少しずつ劣化していくもの。

毛玉だらけのニットや、虫食いだらけのウールコート、食事にシミが飛び散ったTシャツなど、売ったりあげたりするレベルではない使用感たっぷりの衣類は、「捨てるしかない」というのが本音ではないでしょうか。

いらない服の山を見て何を思う? 考えたい「もうひと働き」

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ファストファッションの流行、衣類の低価格化や流行スパンの短期化によって排出量も増加傾向にあるようですが、衣類の年間の排出量は94.2万t(トン)とも言われています。

今回のアンケート結果からは、不要になった服について、「もったいない」「お金に替えたい」「なんとか活用したい」という女性の意識が垣間見られたのではないでしょうか。

少数ではありましたが、中にはチャリティ目的に古着を活用している女性たちもいました。

衣料品サイトを通じて衣類を売り、そのお金を慈善団体に寄付するサービスや、衣類の不足している国や難民キャンプに送る方法など、その手段とシステムは多様化しています。

不用になった服は、“劣化のひどい捨てる服”“あげられる服”“売れる服”“チャリティ用の服”“部屋着に降格させる服”などと分類して、身近な人を喜ばせたり、ちょっとしたお小遣い稼ぎをしたり、誰かのために送ったりして、“もうひと働き”させる方法を探りたいものです。

 

家庭に仕事にと忙しい毎日を送る中、気分を上げてくれるお気に入りの服やファッションは女性にとって大切なもの。着なくなった後の“もうひと働き”はもちろん、着られるうちは十分にケアをして身に着けたいですね。

 

【参考】

繊維製品3Rシステム検討会報告書 – 経済産業省

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