素材:バッグの生地は厚すぎても薄すぎてもダメ
null「丈夫なエコバッグがいいと思い、生地が厚い布製バッグを購入しましたが、たたむとかさ張ってしまい、バッグに入れて持ち歩くのが大変でした」(40歳/総務・人事・事務)
「丈夫そうだと思って買ったエコバッグは生地自体が重いため、荷物を入れるとさらに重くなってしまって、すごく使いづらかったです」(55歳/その他)
「生地が薄いものは小さく折りたためて便利だと思いましたが、やはり耐久性には欠けるようで、重いものを入れたらすぐに破けてしまいました」(37歳/主婦)
「生地の薄いエコバッグは、牛乳など硬くて角があるものを入れると穴が空きそうだし、重いものを入れると破けそうで、安心して使うことができませんでした」(43歳/主婦)
「硬いナイロン製のエコバッグは、持ち運ぶときの音がガサガサとすごくうるさいので、絶対にやめておいたほうがいいと思います」(71歳/その他)
「バッグの内側が防水加工されていない素材だと、冷凍食品を買ったときにバッグが濡れてしまったり、汁気の多いものを買ったときに外側まで汁漏れしたりして、すごく困りました」(57歳/主婦)
エコバッグを長く使うためには、ある程度の耐久性が必要になりますが、あまりに生地が厚いタイプのものだと、折りたたんだときにかさ張ってバッグに入らなかったり、バッグ自体が重くて荷物を入れると持ち運びが大変といったデメリットがあるようです。
また逆に、生地が薄いものは軽く、コンパクトに折りたためて便利ですが、重いものやとがったものを入れると破けてしまう危険性も。エコバッグの素材は、丈夫ながらも厚すぎず、折りたたんだときにかさ張らないものを選ぶようにするといいでしょう。
コンパクトにたためるタイプ:たたみ方が複雑なものはNG
null「小さくたたむタイプのエコバッグは、毎回使ったあとにたたむのが面倒で、結局使わなくなってしまいました」(50歳/主婦)
「たたみ方が複雑なエコバッグは、毎回たたむときにやり方がわからなくなるため、使うだけでストレスがたまって大失敗でした」(36歳/主婦)
「小さくたたんだときに、まとめるベルトや収納袋が付いていないエコバッグはイマイチでした。せっかくたたんでも、カバンに入れて持ち歩いている間にグチャグチャになってしまうので使いにくかったです」(33歳/主婦)
「以前使っていたエコバッグは、たたんだときにしまう収納袋が別になっていましたが、収納袋をなくしたあとはバッグをコンパクトにたたむことができなくなって困りました」(53歳/総務・人事・事務)
「小さく折りたためるタイプが便利だと思って購入しましたが、きれいにたたんでも広げたときはシワシワで、いつも使うのが恥ずかしかったです」(25歳/総務・人事・事務)
コンパクトに折りたためるタイプのエコバッグは、持ち運びがラクで人気ですが、たたみ方が複雑だと面倒で使わなくなってしまう可能性が大。このタイプのエコバッグを購入する場合は、時間をかけずにササっと手軽にたためるものがおすすめです。
なお、たたんだバッグを留めるベルトや収納する袋が付いているものは、たたんだあとにきれいにまとめておけるので便利な様子。このタイプのエコバッグは小さくたためる分、広げて使うときにシワがかなり目立ってしまうので、シワになりにくい素材を選ぶようにするといいでしょう。
持ち手:肩がけするか手持ちにするかで長さを決める
null「持ち手が長すぎるエコバッグは、荷物を入れて肩にかけると重心がすごく下にくるため、重くてすごく歩きにくかったです」(27歳/コンピュータ関連以外の技術職)
「持ち手が長いと肩からかけて持てるので便利ですが、セルフレジではエコバッグをセットしづらいのが難点です」(54歳/主婦)
「持ち手が短く、肩にかけられないエコバッグ。重いものを入れたときは、手が痛くて家に持って帰るのが大変でした」(34歳/主婦)
「持ち手が短いと肩にかけて持ち運びできなくて不便。子どもといっしょに買い物に行くので、子どもがぐずったりしたときなど手がふさがっていると困ります」(31歳/主婦)
「持ち手が細いエコバッグは、重いものを入れると持ち手が切れそうで心配だし、持ったときに持ち手が手に食い込んで痛いです」(34歳/主婦)
「重いものを入れると、持ち手が切れてしまうエコバッグが多いので、持ち手と本体が一体になっているもののほうが、持ち手が破れにくくていいです」(58歳/主婦)
持ち手の長さは、肩がけする人は長いものを、手に持つ人は短いものを選ぶ必要があるので、自分はどちらのタイプが好みなのか、購入前にきちんと決めておく必要があります。なお、どちらの場合も、持ち手が細いと荷物を入れたときに重さで肩や手に食い込んで痛いので、持ち手は幅が広くしっかりしたものを選ぶようにしましょう。
形:底にマチがないタイプは容量が少なく汁漏れの危険も
null「底にマチのないエコバッグは、買った肉や魚のパックを平らにして入れても、持ち運んでいる間に傾いてしまって汁漏れするのが困りました」(36歳/総務・人事・事務)
「前に使っていたマチのないエコバッグは、入れた商品がバッグの中で傾いてしまって、食べ物の汁が漏れて大変でした」(50歳/総務・人事・事務)
「底のマチがないと、いくらエコバッグが大きくてもたくさん荷物が入らないので意味がなかったです」(50歳/主婦)
「縦長で伸縮性がないタイプのエコバッグは、口が狭くて物を詰めにくいだけでなく、取り出すのもひと苦労で、すごく使いづらかったです」(33歳/主婦)
「レジ袋のような形のエコバッグは、持ちにくくてダメ。肩には掛けられないのに、手に持つと底が地面についてしまうので本当に困りました」(29歳/学生・フリーター)
「買い物かごに取り付けるタイプのエコバッグを使っていますが、角を合わせてかごに取り付けるのが意外に大変で、お店の人にいつも申し訳なさを感じています」(39歳/主婦)
エコバッグの形はいろいろですが、その中でも底にマチがないタイプは、使い勝手が良くない様子。マチがないバッグは、入れたお弁当などが傾いて汁漏れしてしまうだけでなく、荷物も思うほどたくさん入らないようです。ほかにも縦長型のエコバッグ、レジ袋型のエコバッグなどについて、形的に使いにくいという声が目立ちました。
サイズ:小さすぎはもちろん大きすぎも意外と使いにくい
null「サイズが小さすぎるとたくさん物が入らないので、結局エコバッグを2つ持つハメになってしまってすごく不便でした」(49歳/総務・人事・事務)
「エコバッグはある程度の大きさがないと、ちょっと多めの買い物をしたときに荷物が入りきらなくて困ります」(51歳/その他)
「物がたくさん入る大きいサイズがいいと思って選びましたが、大きすぎると少ししか買い物をしなかったときに中身が動いてしまって持ち運びしにくいです」(47歳/金融関係)
「大きいエコバッグを買いましたが、ちょっとしたものを買うときでも、それを持っていかないといけないので、かえって荷物になってしまって邪魔でした」(49歳/その他)
「大きいサイズのエコバッグだと、『まだ入るから』とついつい物を買いすぎてしまって、持って帰るときが重くなりすぎて大変でした」(69歳/総務・人事・事務)
エコバッグのサイズに関しては、買った荷物が入りきらないと意味がないので、小さすぎるものは避けたほうがいいでしょう。また、大きすぎるものも、荷物が少ない場合に中身が動いてしまったり、ついつい物を買いすぎてしまって持って帰るのが重くて大変になるといったデメリットがあります。大きすぎず、小さすぎずの適度なサイズを選ぶことが大切です。
洗濯不可、ポケットなし…こんなバッグも失敗でした
null「洗濯できないエコバッグは大失敗でした。食品が汁漏れしても洗えないので、汚くなったら捨てるしかなく、かなりもったいなかったです」(49歳/総務・人事・事務)
「エコバッグは定期的に洗うようにしていますが、洗ったあとに乾きにくいものだと、翌日などすぐに使うことができないので困ります」(24歳/その他)
「内側が保冷加工されているエコバッグは、小さくたためないし、劣化もしやすくて失敗でした。また、拭くことはできますが、洗えないのも嫌でしたね」(45歳/主婦)
「重たいものを入れたときに、持ち手がちぎれた経験があるので、耐荷重がきちんと記載されているエコバッグを選ぶと安心だと思います」(62歳/その他)
「内側に仕切りやポケットのないエコバッグだと、入れたものがグチャグチャになってしまって使い勝手が悪いです」(49歳/主婦)
「ポケットのないエコバッグは、買い物メモやティッシュ、カギなど、ちょっとしたものを入れておくことができなくて不便でした」(48歳/主婦)
失敗だったエコバッグはほかにもいろいろありましたが、中でも多かったのが“洗濯できない”エコバッグ。さまざまな食材を入れるエコバッグは、思っている以上に汚れています。今は特に、ウイルス感染や食中毒の危険があり、エコバッグはこまめに洗って清潔にしておきたいところなので、洗濯可能かどうかを購入時にきちんと確認するようにしましょう。
いかがでしたか? やはりエコバッグは、実際に使ってみないとわからないマイナスポイントもいろいろとある様子。これから購入する予定の人は、ご紹介した愛用者たちの声を参考に、買い物が快適になる使い勝手のいいエコバッグを選んでくださいね。