前回はおすすめの防災アイテムをご紹介しましたが、今回は整理収納のコツ! 地震で家電や家具が倒れるなどのリスク回避のために、日頃から気をつけておきたいアイテムセレクトのコツや整理のしかたを教えてもらいました。
ベッド周りも万全に。日頃のグッズ選びにも気遣いを(ゆきさん)
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眠っているときに、もし突然災害が起きたら……。ゆきさんは、そんな時に備えてベッド周りにも対策をしているそう。
ゆきさん「ベッドに靴とスリッパを入れた袋をかけています。よく“ベッドの下に靴を置いておいたらいい”と聞くので採用しています。
ただ、普段、靴を避けて掃除をするのが手間なのと埃も気になるので、袋に入れすぐ手に取れる場所にかけるようになりました。すぐに持ち出せるのでいいかなと思っています」


ベッド周りだけでなく、日常で使うものを選ぶ際も、災害に遭ったときに使えることを意識するのも大切! これは見習いたい……!
ゆきさん「他には背の高い家具は置かないようにしていること、バッテリーを廊下のコンセントにさしっぱなしにしていること。もしもの時の懐中電灯代わりにしようと、充電式の小さなランタンをいつものインテリアに取り入れていることなどがあります。
“フェーズフリー(「いつも」と「もしも」という二つのフェーズの垣根を取り払う)”を意識したグッズ選びをするようにもしています」
インテリアは最小限に、重さも考えてセレクト(eriさん・Ayakaさん)
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「なるべく床には、物を置かずいつでも通路を確保するようにしています」というeriさん。
地震が起きた際、家の中に物が散乱してしまい避難がすぐにできないと二次被害に遭う危険性があります。

とはいえ、壁に何もない状態もちょっと寂しい……。壁を飾るインテリアのコツはあるのでしょうか。
eriさん「壁に掛けるものも極力最低限にして、ガラス製品などは避けて、落ちても危なくないもの・軽いものを選ぶようにしています」
同様に、Ayakaさんもインテリアに工夫をしています。
Ayakaさん「基本的に倒れるようなものをできるだけ置かないようにしています。インテリアも最小限に、観葉植物もフェイクのものを中心に置いています。
整理収納の観点から重たいものは下に置いてますが、防災の面でもお鍋類は下の方に収納する方が良いため、上の棚には基本軽いものを置いています。
また家を建てるときにテレビ台など備え付けの家具にしてしまったのも、防災対策の一つです」
背の高い家具は置かない!圧迫感も軽減(響子さん・のぞみさん)
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地震対策をすることで整理収納の観点からもいいことがあったというのは、のぞみさん。
のぞみさん「リビングや子ども部屋など、家の中には背の高い大きな家具を置かないようにしています。元々は、リビングに大きな本棚や寝室に背の高い洋服タンスがありました。しかし、地震時の安全対策として家具のレイアウトや暮らしを見直した結果、作り付けの収納スペースやクローゼット内に収まるように持ちものを整理・収納して、大きな家具を手放しました。
大きな家具が減ると圧迫感が軽減されて地震の時も慌てることがなくなり、さらにお部屋全体がより広く明るく見える効果もあり、よりすっきり安心して暮らせるようになりました」
同様に、響子さんの寝室も背の高い家具を避けているそう。
響子さん「備え付けでない限り背の高いものは置かないようにしています。特に寝室には物が少なくして寝ている時に落下物でケガをすることがないようにしています」


また、防災リュックを玄関横の収納に入れて備えているのも、おふたり共通の災害対策。
のぞみさん「防災リュックは、玄関のすぐ横にある収納スペースに置いています。
- 防災リュック
- ラジオ
- ヘッドライト(電池と一緒に)
- レインコート
- 地域の防災パンフレットや避難経路地図
これらを扉を開けて一番取り出しやすい位置に置いて、毎年中身を点検しています。何かあればすぐ避難できるように準備しておき、家族もそれを知っておくことがとても大切だと思っています」
みなさんの声をうかがうと、「もしも」の時を具体的にイメージして動線やものの収納場所をしっかり考えていることがわかります。また、定期的な見直しをしていることで整理のしかたもアップデートされているよう。
また、防災のためだけでなく、日常の掃除や整理の際にストレスにならないよう整理収納の際に気を配っていました。防災グッズは買ったけれど整理まで手が回っていないという方、ぜひ参考にしてくださいね。
【教えてくれた「kufuraメンバーズ・プロ」の皆さん】
eri
小学生2人の兄妹がいる大阪在住の整理収納アドバイザー。work:書店勤務+お片付けサポート。暮らしを見直す小さなしくみを発信中。→Instagram(@home._.ri)
Ayaka
整理収納アドバイザー1級、クリンネスト2級認定講師の資格を持つお掃除のプロ。時短家事コーディネーターとしても活動し、著書に『時間もお金もかけない!ほったら家事』(宝島社)がある。家族が帰りたくなるようなお家作りを日々発信中。→Instagram(@ks._.myhome)
響子
3人の子どもがいるワーキングママ。整理収納アドバイザー1級、時短家事コーディネーター®Expertの資格を持つ。スッキリ心地よい暮らしを発信中。→Instagram(@kaehalon11)
のぞみ
シンプル志向の整理収納アドバイザー、ライター。暮らしもこころもかろやかに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを発信中。→Instagram(@non.karoyakani)
ゆき
片付けを先送りにした汚部屋20年を経て整理収納アドバイザーに。アラフィフ世代の第二の人生を応援する、心地よい部屋づくりを叶える整理収納術を発信中。→Instagram(@heya_karada_diet)

kufura公式アンバサダー。整理収納アドバイザーの資格をもつ女性8名のメンバーで構成。整理収納のコツや日々のくらしについて発信中。