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充電器に簡易トイレ…経験者にも聞いた「防災のために備えて」よかったもの・無くて困ったもの

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9月6日未明、北海道では観測史上初となる震度7の地震が発生しました。自然災害は誰にとっても決して他人事ではありません。電気、水道、ガスといったライフラインがストップする状況に備えて、日頃からどのようなものを用意しておく必要があるのでしょうか?

『kufura』が20代~40代の既婚女性284名を対象に実施した、防災に関するアンケート調査結果をご紹介します。

「防災のために備えているものは?」

まず、20代~40代の既婚女性284名に20種類の選択肢を提示し、“防災のために備えているもの”を全て選んでもらいました。

第1位:飲料水・・・154票(54.2%)

第2位:懐中電灯・・・123票(43.3%)

第3位:ティッシュペーパー・ウェットティッシュ・・・116票(40.8%)

第4位:マスク・・・99票(34.9%)

第5位:非常食・・・84票(29.6%)

第6位:非常持ち出し品袋・・・77票(27.1%)

第7位:乾電池・・・72票(25.4%)

第8位:カセットコンロ・ボンベ・・・56票(19.7%)

第9位:歯ブラシなどの衛生用品・・・52票(18.3%)

第10位(同率):救急用品セット・・・50票(17.6%)

第10位(同率):雨具・・・50票(17.6%)

第12位:携帯ラジオ・・・49票(17.3%)

第13位:子ども用の日常品・・・48票(16.9%)

第14位:簡易トイレ・・・42票(14.8%)

第15位:防寒具・・・29票(10.2%)

第16位:衣料品・・・26票(9.2%)

第17位:ヘルメット・防災ずきん・・・23票(8.1%)

第18位:非常用・アウトドア用の寝具・・・22票(7.7%)

第19位:万能ナイフや工具・・・15票(5.3%)

第20位:避難用の靴・・・13票(4.6%)

ご覧のとおり「飲料水」「懐中電灯」「ティッシュペーパー・ウェットティッシュ」の3つは、4割以上の人が防災のために備えているという結果に。

他方で、「ヘルメット・防災ずきん」「非常用・アウトドア用の寝具」「万能ナイフや工具」「避難用の靴」はごく少数の人しか備えられていないようです。

上記20種は、いずれも避難生活には欠かせないものばかりですので、足りないものがあればこの機会にぜひそろえておくようにしましょう。

経験者に聞く!被災時にあって助かったもの・なくて困ったもの

今回のアンケート参加者のなかで、実際に被災したり避難したりした経験のある人が27名いました。その人たちに、被災時にあって助かったものやなくて困ったものについて、具体的なアドバイスをいただきました。

(1)水

「水のペットボトルは備蓄しておくべきだと思います」(43歳/その他)

「水がいろんなことに使え、非常に助かった」(33歳/その他)

「断水してしまい、水に困ってしまった。今は水1ケースを常にストックしてる」(30歳/主婦)

人間の生命維持にもさまざま生活シーンにも欠かせない水。今回のアンケート結果によれば、過半数の人が水は備えているということですが、ただ1ケースをストックしているだけでは十分な量とはいえないかもしれません。

過去記事「備蓄すべき水の量は?あす9月1日は防災の日…クイズで確認!知っておきたい備蓄のこと」でもお伝えしたように、大人1人が1日に必要とする水の量は3リットル。

かつ、災害初期を乗り切るには最低3日分の備えが必要とされているので、家族4人では“3リットル×4人分×3日分”の合計36リットルはストックしておきたいところ。夫婦2人の世帯でも18リットルは必要です。

飲料水を確保できないだけでなく、断水であらゆる生活用水がストップしてしまう事態に備えて、できるだけ多量の水をストックしておきましょう。

(2)充電器

「電池式充電器、電気が停まっていたので非常に困った。ラジオは情報を得るために役立った」(33歳/主婦)

「充電器。手動で充電できるものを持っていて役に立った」(45歳/その他)

「東日本大震災を経験した。携帯電話の携帯用充電器が無かったのでとても困った。それを機に携帯用充電器を購入した」(28歳/その他)

情報収集したり、誰かと連絡をとったりするうえで携帯電話は被災時にも必須ですが、電源が切れてしまうとどうしようもありません。充電器のほか、スペアのバッテリーも備えておきましょう。

(3)簡易トイレ

「携帯トイレを持ち運んでいたらいつでも用をたすことができた」(29歳/その他)

「簡易トイレは必須です」(38歳/その他)

「簡易トイレがあって助かった」(38歳/公務員)

筆者自身、1995年の阪神淡路大震災の経験者です。震災直後から速やかに仮設トイレの設置はなされたものの、大勢の人が使用する仮設トイレは凄惨な状況で、からだが拒否反応を起こしたのか、便意が止まってしまったのは今でも忘れられません。

今回のアンケートでは、簡易トイレを備えている人はわずか14.8%と少数派ですが、いざというときのために準備しておくことをおすすめします。

(4)その他、あってよかったもの

「水のいらないシャンプーや体をふけるもの」(33歳/主婦)

「寒かったのでカセットコンロが役にたった」(48歳/主婦)

「石油ストーブがあったので、温めて食べることができた」(38歳/主婦)

「お菓子。気持ちが落ち着く、子どもも欲しがる」(45歳/その他)

「トランプ、子どもが飽きないようにできた」(31歳/主婦)

「非常食があり助かった、猫の砂を二階においてあり、津波にひたらず助かった」(39歳/主婦)

「ブランケットなどのもの」(31歳/主婦)

「スリッパはあると便利」(42歳/総務・人事・事務)

「新聞紙、レジャーシート。床に敷く、日よけ、着替えに際にカーテンにする、結構つかえる」(45歳/その他)

「ビニール袋はなにかと便利」(42歳/営業・販売)

「とりあえずお金。通帳やハンコを持ち出しやすい場所に置いていた。部屋がぐちゃぐちゃにになるので奥の方に入れていたら取り出すのに大変だったと思う」(46歳/主婦)

いずれも経験者ならではの声ですよね。また、せっかく準備していてもすぐに持ち出せないような状況では意味がないので、置き場所にも注意しましょう。

(5)これがなくて後悔!

「湯沸かし器がなく、子どものミルクを温める事ができなかった」(33歳/営業・販売)

「床が固くて寝られなかった。空気で膨らませるマットや枕など、コンパクトになるものを用意しておきたい」(36歳/コンピュータ関連以外の技術職)

「ペットも避難したがペット用のごはんがなかった」(29歳/研究・開発)

「地震で食器棚の食器が割れたので、食器棚の扉にもストッパーを取り付ければよかった」(45歳/主婦)

今回のアンケートで「非常用・アウトドア用の寝具」を備えている人は、わずか7.7%。ただでさえ不安でぐっすり眠れない状況において、少しでも快適な睡眠環境を整えるべく、ぜひ非常用の寝具も備えておきましょう。

 

地震などの自然災害は、いつどんな状況で発生するかわかりません。被害を少しでも軽減するためにも、この機会に防災のための備えをぜひ見直しておきましょう。

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