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このキーホルダー、こう見えて防災グッズです!effeの「お守りホイッスル」【本日のお気に入り】

もうすぐ9月1日「防災の日」ですね。家に防災グッズは備えていますが、外出時の備えについては皆無……。せめて、いざという時に居場所を知らせることができる笛は持っておきたいな~と常々思っていました。

ただ、防災グッズって“いかにも”なデザインが多いんですよね。いざという時のために持っていた方がいいとは思うものの、持ち歩くには気が進まなかったりして結局うやむやに……。今年は諦めずに探したところ、やっと求めていたモノに出会えました!

メガネ工房が防災ホイッスルを作る理由

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一見、ただのキーホルダーにしか見えないこちらがeffe(エッフェ)の「お守りホイッスル」という商品。楽天で税込み2,970円でした。

メガネの産地・福井県鯖江市のメガネ工房で作られているもので、メガネフレームと同じ植物性樹脂のセルロースアセテート素材でできています。

なぜメガネ工房が笛?と思いますよね。

1995年に発生した阪神・淡路大震災をうけて、鯖江市は市民に金属製の笛を配ったのですが、“恥ずかしい”という理由でなかなか持ち歩いてもらえなかったそう……。そこで、カラフルなメガネの素材を使い、持ち歩きたくなるオシャレな笛を作れないか?と市の防災課から相談されたことがきっかけだったとか。なるほど。

考えられた機能に安心&さり気なく持ち歩けるのもイイ!

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届いてから実際に吹いてみると、思っていたよりも高い音が出ました。肝心の“音”には一番気を使ったそうで、ガレキの中でも聞こえやすいと言われている高音域を中心に、救助犬の耳にも届く音域をカバーできるよう微調整を繰り返したとか。

吹き口は子どもでも吹けるようやや小さめ。力まない程度の吹き加減でピー!っとしっかり鳴ってくれます(10カ月の子どもに吹いてもらって音が鳴るところまでチェックしたそう)。

この時点で笛としての機能はバッチリ!だと感じましたが、その他にも、

・万が一水が入っても、一振りで水が抜けてくれる構造。

・吹けば音がなるアナログ仕様なので、いざという時に電池切れの心配がない。

といった点も高ポイント。“もしも”の時に頼りになりそうです。

息を吹き込む穴も目立たない!
うっすら笛の構造が見える裏面。
バッグにつけても◎!

機能がしっかりしているのはもちろんのこと、パッと見た限りでは笛だとわからないデザインというのがありそうでなかったところ。人目に触れてもまったく気になりません! 私は、文字通りキーホルダーとしましたが(外出時、肌身離さず持っているので)、バッグなどにつけてもいいかもしれませんね。

今回購入したアルファベットタイプの他にも、子どもが喜びそうなアニマル型(これがとってもキュート!)、常に身につけておけるネックレスタイプなども展開されているので、バリエーションも豊かです。

 

キーホルダーにしてはかなりお高めなのが難点ですが、万が一の時に命をつないでくれるかもしれないのが防災アイテム。“もしも”に備え、“いつも”持ち歩けるお気に入りを見つけられました。

パッケージも可愛いので、大事な人へのプレゼントにもおすすめです。


編集部・モグ

自他ともに認めるのんびり屋。食べることは大好きだけれど作るのはちょっと苦手。上達するよう、そしてレパートリーが増やせるよう目下勉強中です。趣味はドライブ、美術館巡り、文楽鑑賞。

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がkufuraに還元されることがあります。

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