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「麦茶づくりって、地味にたいへん…」それぞれの家庭の最適解を聞いた!簡単に美味しく安全に作る方法は?

今年も始まった暑い〜夏。夏は「麦茶」をたくさん消費するというご家庭もきっと多いはず。でも、日々のことだからなるべく簡単に作りたいし、気温が高いからこそ傷みやすさも気になるところ。

今回『kufura』では、「手作り麦茶」について、60歳以下の既婚女性84人にアンケート調査を行いました。手作り派かどうか、またこだわりの作り方などを聞きました。早速ご覧ください!

麦茶を「手作り」していますか?

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まずは、「麦茶」を手作りで作っているかどうかを聞いたところ、以下の結果になりました。

1年を通して麦茶を手作りしている・・・44人(52.4%)
夏など暑い時期だけ手作りしている・・・13人(15.5%)
手作りしていない・・・27人(32.1%)

結果によると、半数以上の人が年間を通じて手作りで麦茶を作っていて、夏の時期になると7割近くの方が手作り麦茶を愛飲していることがわかりました。ではそれぞれの作り方や、こだわりなどを見ていきましょう。

手軽に作れる「水出し」派が5割

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アンケートでは、「水出し麦茶」を作っている方が約5割、「煮出し麦茶」が約4割を占め、全体として水出し派がやや多いという結果になりました。その理由を聞いたところ、「手軽さ」「夏場の大量消費対応」「ガス代節約」が多いようです。

とにかく「簡単」に作れるから

「水出しのパックで簡単に入れています」(51歳/主婦)

「水出しなので容器にいれるだけで簡単にできる」(37歳/主婦)

「水だし麦茶のパックを使っている。夏は量も多いし、これなら簡単に作れる」(43歳/主婦)

暑い夏だからこそ大量消費する麦茶は、フル回転で作っているというご家庭も少なくないようです。それでなくとも暑くてしんどい夏は、とにかく簡単に作れることが一番重要だという声が多く集まりました。

麦茶を水出しで作る際は、週に1~2回の漂白殺菌や、洗った後にしっかり乾燥させるといった点に注意し、容器を清潔に保つように心がけましょう。また、作ってすぐに冷蔵庫で冷やしたり、パックを取り出すときは清潔なお箸を使ったりするなど、菌の増殖を防ぐように注意しましょう。

「水道水」で手軽に作る

「水出しの麦茶を水道水で出している」(30歳/主婦)

「水出しの麦茶パックを水道水に入れる。これで十分美味しいから」(28歳/コンピューター関連技術職)

「水出し。手軽だから年中それで済ませている。日本の水は安心だと信じているので、ただの水道水を何年も使用。健康被害はないので、それですましている。ガス代も浮くし、助かる」(56歳/主婦)

日本の水道水は世界のなかでも珍しくそのままでも飲めるという利点があり、麦茶づくりにもそのまま使用しているという声もありました。

「浄水」「イオン水」を使う

「水出し麦茶を浄水器の水で作ってる、簡単なので」(58歳/その他)

「水出しパックで浄水器の水をいれている」(53歳/総務・人事・事務)

「水出しの麦茶パックを使って沸騰したアルカリイオン水を注ぎ、濃く出してから、さらに冷えたアルカリイオン水を入れて作っています。素早く香ばしさのある風味の良い麦茶ができあがります」(54歳/主婦)

浄水やイオン水など、“水”そのものにこだわることで美味しく感じるとの声もありました。

味にこだわる「煮出し」派

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続いて、約4割を占めた「麦茶は煮出して作る」という方に理由を聞きました。煮出し派からは「殺菌できて安全」「香ばしく美味しい」という声があがりました。

「コスパ」がいい

「お茶を煮出しています。濃く出るので、コスパが良いかと思っています」(48歳/営業・販売)

「やかんにパックを入れて沸騰させます。節約のためです」(46歳/総務・人事・事務)

「水道水を煮沸して煮出します。価格と安全面の折衷です」(37歳/主婦)

昨今の物価上昇から節約志向が強まっている傾向なのでしょうか、麦茶を煮出すことがコスパに繋がるという方もいました。しかしガス代などの光熱費は水出しと比較すると必要になりますね。

「衛生面」を考慮

「煮出し。殺菌されるので安心だし濃くて香ばしくできるから」(58歳/総務・人事・事務)

「麦茶パックを使い、浄水器の水を鍋で沸かして作っている。衛生面で安心だから」(56歳/主婦)

「やかんでお湯を沸かして麦茶パックを入れている。日持ちするから」(34歳/総務・人事・事務)

日々飲むものは衛生面にも気をつけたいという方も多く、きちんと殺菌して飲みたい、日持ちを考えると少し手間でも煮出しがいいという健康への気遣いも聞かれました。

ただ、煮出した麦茶をゆっくり冷ますと菌が増殖してしまうおそれもあるようです。麦茶をいれた耐熱ポットを氷水で冷やして粗熱をとるなど、急速に冷却する工夫が必要そうです。

「好みの味」に調整できる

「大きめのやかんに一パックを入れて煮出す。市販のものは濃すぎるので」(42歳/主婦)

「やかんに麦茶パックを最初から入れて、お湯が沸騰したら23分で火を止めてしばらく放置してからパックを取り出す。そうすると、色がよく出るから」(57歳/パート・アルバイト)

毎日のように口にするものは、自分や家族の好みの加減で仕上げたいという声もありました。煮出したあとに常温で放置すると菌が増殖するおそれもあるため、素早く粗熱をとり冷蔵庫に入れるように気を付けましょう。

 

いかがでしたか? これからの季節、美味しい麦茶で十分に水分補給をしたいですよね。衛生面なども気を付けながら、自分の好みの麦茶づくり試みつつ、暑い夏を乗り切りましょう!

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