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レモンの長持ち保存方法…選び方のコツから冷凍保存の仕方まで

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爽やかな香りと強烈な酸味が特徴の「レモン」は、揚げ物はもちろん肉や魚のソテーに添えたり、絞った果汁をドレッシングや飲み物に入れたりと、いろいろな用途に使えてとても便利です。でも、1回に使う量があまり多くないので、いつも余ってしまって、保存の仕方に悩んでしまうということはありませんか?

そこで今回も、食品保存のスペシャリストである料理研究家の島本美由紀さんに、長持ちさせるための「正しい保存方法」をレクチャーしてもらいます。


こんにちは、島本美由紀です。連載第8回目のテーマは「レモン」。レモンをちょっとかけるだけで、揚げ物などさまざまな料理がグンとおいしくなるので、家にレモンを常備しておくととても便利です。ぜひ、この機会にレモンの上手な保存方法をマスターして、料理にどんどん活用してみてください。

美味しいレモンの選び方

家で上手に保存をするためにも、まずは日持ちのいい、新鮮なレモンをお店で選ぶようにしましょう。

・皮がつややかなものが新鮮

レモンは、皮の表面がつややかなものが新鮮です。また、香りのいいものは、中身も十分に熟していて、あのレモン特有の酸味もバッチリです。

・皮がデコボコしているものは避ける

ときどき皮の表面がデコボコしているレモンがありますが、このようなものは内部の白い部分が多く、果汁が少ないことも。皮がつるつるしているものを選ぶようにしてください。

レモンの冷蔵保存の仕方

レモンを冷蔵庫で保存する方法について、丸ごとの場合と、カットとした場合のそれぞれを見ていくことにしましょう。

・丸ごとレモンの場合

レモンを丸ごと冷蔵保存する場合は、ラップで一つ一つ包んでから、野菜室に入れて保存します。

・カットしたレモンの場合

半分にカットしたものについては、水を数滴たらしたグラスに、レモンの切り口を下にして水に触れないように入れます。上からラップで覆い、野菜室に入れて保存します。

くし形切りや輪切りにカットしたレモンは、あまり日持ちしないので、次に説明する方法で冷凍しましょう。

レモンの冷凍保存の仕方

意外に思う人もいるかもしれませんが、実はレモンは冷凍保存することも可能です。凍ったレモンは、常温に少し置いておくだけですぐに使うことができるので、イザというときにも便利です。

・カットしたレモンの場合

輪切りにしたレモンは、重ならないようにラップに広げて包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍します。くし形切りにカットしたレモンについては、保存容器などに重ならないように並べて冷凍します。

使用するときは、自然解凍してから果汁を絞る、もしくはそのまま揚げ物などに添えます。

・絞り汁の場合

まずは、絞り汁を製氷皿に入れて冷凍し、凍ったらそれを冷凍用保存袋に入れて保存します。アルミカップに入れて冷凍してもいいでしょう。

大量にレモンを絞る場合は、絞り汁を冷凍用保存袋に入れ、平らにして冷凍します。完全に凍る前に一度取り出して、パキパキと折ってから凍らせると使いやすくなります。

レモンの保存期間の目安

レモンの保存期間の目安は、以下のとおり。冷凍しておくと、かなり長く使えて便利です。

・冷蔵保存の場合の目安

丸ごとでも、半分にカットしたものでも、正しい方法で保存すれば野菜室で7~10日ほど持ちます。

・冷凍保存の場合の目安

カットした状態でも、絞り汁の状態でも、大体2~3カ月は冷凍保存が可能です。

ラクワザ!レモン果汁を簡単にたっぷりと絞る方法

レモンを絞ったとき、思ったほど果汁がたくさん出てこないときはありませんか? 次の方法でレモンを絞ると、簡単にたっぷりの果汁を絞ることができます。

・コロコロ&フォークでブスブス

まず、絞る前に丸ごとのレモンを平らな台の上に置き、手のひらで軽くコロコロと数回転がします。それからレモンを半分にカットし、フォークで果肉部分を何度か刺します。

この作業のあとにレモンを絞ると、手でも絞り器を使ってでも、驚くほど簡単にたっぷりの果汁を絞ることができます。

 

いかがでしたか? レモンを買うと、いつも1回で使い切れずに、残りの保存方法に困っていたという方。正しい冷蔵保存と冷凍保存の方法さえ知っていれば、もう大丈夫。上手に保存して、日々の食生活の中にレモンをどんどん取り入れていきましょう。

 

【参考】

島本美由紀(2015)『もっと野菜を! 生のままベジ冷凍』(小学館)

島本美由紀(2015)『ひと目でわかる!食品保存事典』(講談社)

 

構成・文/土田奈々子

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