夏バテの疲れに染みる「野菜の煮浸し」
null「ナス、ピーマン、レンコン、人参、オクラなど、何でも好きな野菜を大きく切って多めのごま油で焼き、麺つゆに入れて焼き浸しを作る。野菜不足を少しでも解消するため」(48歳/金融関係)
「夏野菜の煮浸し。おろした生姜を入れて冷やしておくと、暑い日でも食欲が増すので作り置きしている」(47歳/総務・人事・事務)
「ナスの生姜麺つゆ漬け。夏にはピッタリ! ナスをサッと油に通し、麺つゆにつけて生姜をいれて冷蔵庫に入れておけば、ご飯のときにそのまま出せるので手軽で時短です」(27歳/主婦)
疲れたときにひんやりした“煮浸し”を食べると野菜の旨味がジュワっと身体に染み渡り、なんとも癒されます。酒のアテにも最高!
栄養満点、夏野菜たっぷりの「ラタトゥイユ」
null「夏野菜のラタトゥイユ。トマトの酸味でさっぱりしているし、ズッキーニやナス、パプリカなど野菜を沢山摂れます」(25歳/学生・フリーター)
「ラタトゥイユを作り置きしておく。そのままでも、チーズをかけてピザ風にもできる」(57歳/主婦)
「ラタトゥイユ。実家から大量に野菜をもらうので、消費も兼ねて作っておく。パスタにも使える」(49歳/コンピュータ関連以外の技術職)
夏野菜をゴロゴロ煮込んだラタトゥイユは、冷やして食べても美味しくて栄養満点。パスタやグラタンにも応用できるので重宝します。パンに乗っけてチーズをのせて軽くトースターで焼いて食べても美味しそう。
「ミートソース。たくさん作っておけば色々アレンジ出来る」(53歳/その他)と、新鮮なトマトを使ったミートソースもおすすめです。
がっつり「肉系おかず」で夏バテを吹っ飛ばせ
null「チキンのトマト煮。冷たくても美味しい」(43歳/その他)
「冷しゃぶ。野菜を切ってお肉を盛り付けるだけでできるから」(50歳/主婦)
「ムネ肉の南蛮漬け。冷たいままで美味しいから、作り置きに最適」(39歳/主婦)
「豚ヒレの紅茶煮。市販のティーパックを大きな鍋に入れ沸騰したところにタコ糸などで巻いた豚ヒレを入れ、中小火にしてから30分煮込んで自然に冷まし、冷蔵庫へ。食べる直前にスライスする。オードブルにもお土産にしてもいい」(54歳/その他)
「ねぎ塩レモンチキン。フライパンで焼き色を付けた鶏モモにみじん切りした長ネギ、レモン、タレを加えて作る」(30歳/総務・人事・事務)
「鶏モモとナスのにんにく味噌炒め。ナスとピーマン、そして漬け込んだ鶏もも肉をそれぞれ炒め、最後ににんにく味噌で炒め合わせます」(60歳/総務・人事・事務)
「オクラの豚巻き。作って冷やしておきます」(35歳/総務・人事・事務)
「しそ肉巻き。さっぱりおいしい」(34歳/主婦)
夏バテで体力が落ちたな〜と感じたときは肉系おかずを食べてパワーチャージ! 野菜と合わせて調理すれば栄養も充分。夏だからこそ野菜も肉もモリモリ食べたいですね。ネギ塩レモンチキンは名前を聞いただけで食欲が湧いてくる一品。お酒も進みそうです。
豆腐やそうめんにトッピングしても美味しい!いろいろ使える「肉そぼろ」
null「ひき肉で作る塩そぼろ。日持ちがするし、ご飯にかけたりオムレツの具にしたり色々使えて便利なので」(45歳/主婦)
「ひき肉と玉ねぎ、ピーマンを炒めて、甘味噌で味をつけて出来上がり。ご飯に乗せても、冷たい中華麺、冷麦に乗せても美味しい」(47歳/研究・開発)
「玉ねぎとひき肉と唐辛子とゴマを甘辛く煮詰めたもの。ごはんにかけたり麺類にかけたりすると美味しい」(48歳/デザイン関係)
「ジャージャー麺の肉味噌。冷たいうどんにも合うし、温かいご飯にも合う。暑くて何も作りたくないときにチンして麺やご飯と食べるといいです」(24歳/主婦)
冷や奴に乗せたり、そうめんにかけたり、常備しておくと何かと便利な“肉そぼろ”。味付けも、塩そぼろや甘辛煮など、バリエーションをもたせておくと飽きずに食べられますね。
夏野菜別!作り置きおかず
nullこの時期グングン実をつける旬の野菜たち。生命力溢れる野菜たちのパワーを積極的に身体に取り入れていきたいですね。野菜別に作り置きおかずを紹介します。
キュウリ
「キュウリとタコを酢の物で漬けておくとさっぱりしたおかずになり、夏にピッタリです。切って漬けるだけなので簡単にできます」(20歳/学生・フリーター)
「オクラとキュウリの梅シソ和え。オクラを茹でて水で冷やし、キュウリは乱切りにして梅とシソをみじん切りにして全部を混ぜ合わせる。酸っぱいけど箸休めにもなるし美味しいです」(42歳/主婦)
「キュウリをちくわに詰め、キムチと一緒に食べる。キュウリのシャキシャキ感とキムチの辛さが合う」(18歳/学生・フリーター)
「キュウリ、長芋、オクラ(茹でたもの)を白だしにつけて冷蔵庫へ。あと1品って時にすぐに出せていいです。出すときにごまをふりかけてもいい」(50歳/主婦)
「キュウリとトマトのもずく酢和え」(57歳/営業・販売)
「キュウリともやしのツナ胡麻和え」(24歳/主婦)
「キュウリのビール漬け」(65歳/その他)
他にも、ワカメやセロリなどと酢漬けにしたり、相性のよい塩昆布と混ぜたり、活用の仕方は無限大。サッパリといただけるキュウリは、夏の作り置き料理に1品は常備しておきたい食材ですね。
ナス
「油ナス。冷たいままでも美味しいです。味噌味でも醤油味でもとっても美味しいのでゴハンが進みます。おつまみにもいいです」(24歳/その他)
「皮を剥いたナスをレンジで加熱し、冷蔵庫で冷やし、かつお節と醤油をかけて出来上がり」(40歳/その他)
「ナスビのバター炒め」(63歳/主婦)
「ナスの生姜焼き。ヘルシーである」(43歳/主婦)
夏野菜の代表格とも言える“ナス”。冷たくしても美味しく食べられるので夏の常備おかずとして欠かせませんね。
ゴーヤ
「ゴーヤを薄切りにして、炒めて味噌とミョウガを絡めて冷蔵庫に冷やしておく」(75歳/主婦)
「ゴーヤとシーチキンを和えたもの。ポン酢とごま油で味付けしておくと美味しい」(43歳/主婦)
「ゴーヤの佃煮。苦くて美味しい」(54歳/主婦)
苦味も含めて夏をダイレクトに感じさせてくれるゴーヤ。苦味が得意ではないという人は、塩で揉んだりして苦さを和らげながら旬の味覚を味わいたいです。
キャベツ
「ロールキャベツ。冷やしても美味しい」(37歳/その他)
「キャベツのラぺ。千切りしたキャベツ(キュウリや薄切り玉ねぎ、千切り人参を加えても良し)に軽く塩をして、しんなりしたら水切り。そこにオリーブオイル、お酢(もしくはレモン汁)、粒マスターで作ったドレッシングを和える。常にたっぷり作って常備、副菜として重宝しています」(53歳/会社経営・役員)
ひと玉買ってなかなか使いきれないキャベツもラペにして作り置きしておけばカサが減り、たくさん消費できますね。
おかずではないですが、常に食べやすいようにざく切りを常備しているという人もいました。
「キャベツのざく切り。一日に食べきれる分を大量に切ってタッパーにいれておく。生のままサラダにしても、野菜炒めの材料にしてもいい。さっと使えるので便利」(52歳/主婦)
ちょっとした一手間で料理の効率がぐんと上がります。これぞ主婦のアイデア!
薬味
「ミョウガの刻みマヨ醤油。ご飯にかけると食欲モリモリ」(38歳/その他)
「ミョウガと大葉の甘酢漬けを作り置きしています。さっぱりと食べられます」(27歳/学生・フリーター)
作り置きしておけば、うどんや冷やし中華のときのトッピングにもできますね。
そのまま食べても麺類に乗っけても美味しい「煮卵」
null「煮卵。簡単にできるから」(30歳/総務・人事・事務)
「麺つゆで味卵」(34歳/総務・人事・事務)
「ゆで卵。タルタルソースや卵サンド、冷やし中華にも使える」(40歳/主婦)
煮卵は一つ食べるとボリューム感があり、満足できるので食べ盛りの子どもたちがいる家庭に常備しておくとよいかもしれません。
そのほか、「茶碗蒸し。冷やしても美味しいので暑い日にピッタリ」(48歳/主婦) と卵をたっぷり使った茶碗蒸しを作り置きしているという人もいました。
いかがでしたか。暑さを吹き飛ばす作り置きレシピがいろいろ出揃いました。ついつい作るのがめんどくさくなってお昼を抜いてしまったりするとさらに夏バテを加速させてしまうので要注意。作り置きを上手に取り入れて、もうしばらく続きそうな暑さを乗り切りましょう。