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新しい手土産マナーにも配慮したい!スマートな手土産の選び方・渡し方

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手土産とは、読んで字のごとく本来は手で持って運ぶお土産のこと。しかしこの現代の便利な世の中で、手土産の選び方も渡し方もバリエーション豊かな時代になりました。宅配便だけでなく食品のデリバリーサービスなど届けるために使えるツールは増え、手土産の概念も変わりつつあります。現代の手土産事情とおすすめの品物について、マナーアドバイザーの松本繁美さんに伺いました!

手土産は持参しても配送してもOK!

お土産と一口に言っても、挨拶の言葉とともに渡すフォーマルな「ご挨拶の品」だったり、気のおけない友達とホームパーティーで集まるときにみんなで食べるために持参するもの、仕事で相手の会社を訪問する際に渡すものなど様々です。

手土産の渡し方など、基本マナーについては前回の記事を参考にしてください。

●「手土産」のマナーを確認したい!渡すタイミングは?渡すときに何と言ったらいい?基本をチェック

どんな場合でもお土産選びの大切な基本は「相手に喜んでもらうこと」。相手の好みの情報や、最近自分が食べたり飲んだりしておいしかったものなどを常にメモしておくのもよいでしょう。

選んだ品物が当日中が消費期限のお菓子などの場合は別として、訪問当日、あるいは訪問直前の日程で、宅配便などを利用してお店から配送してもらうのも便利なもの。配送は特に以下のような場合におすすめです。

【1】酒類

ワインなどのお酒類は持参するには重いお土産ですから配送が便利です。また、同じお酒でもシャンパンや白ワイン、ビールなど、当日皆で飲むためのものは、できれば前日までに配送し、冷やしておいてもらうとスマートです。

【2】訪問予定が早めの時間帯

約束がお昼前などの場合、10時開店のお店がほとんどですから、当日に購入することは時間的に難しいですね。こういったときも事前に配送を手配しておくと安心です。

【3】天気が悪いとき

雨など天候に恵まれない場合にも、渡すものが濡れたり包装がヨレヨレになったりすることが避けられます。

【4】事前に手配が必要なもの

予約が必要なスイーツなども、予約と同時に配送の手配をすれば確実に相手に届けられます。

【5】大人数向けで量が多いとき

また、多くの人が集まるホームパーティや、訪問する先の家族の人数が多い場合なども、量が必要になりますから配送にすると楽です。

 

いずれにしても、事前に手土産が贈られてくることを相手に知らせておくのがマナー。「本来なら持参すべきところ……」と添えて、到着の時間などを連絡します。送り状を出すのが丁寧ですが、メールや電話でもかまいません。

また、最近ではUberなどのサービスを利用して、おいしいレストランやケーキ屋さんからのデリバリーを頼むのも新しい手土産の形といえます。

以上は相手を訪問する際の手土産についてでしたが、旅先で購入したものや、食べてみて美味しかったものなど、これを渡したいなという相手が思い浮かぶことがありますね。昨今のコロナ禍の影響や、通常の場合でも相手が多忙で訪問しにくいなど、対面で渡すのが難しいことも多くありますが、そんなときにも気軽なギフトとして配送するのも良いものです。相手も思いがけないプレゼントに喜んでくれるのではないでしょうか。

手土産の予算はどれくらい?

一般的な相場としては、3,000円くらいから5,000円くらいが目安となります。高額すぎると相手に気を遣わせてしまうことになりかねません。もちろんもっと気軽な訪問ならそれ以下の金額でも。

また、帰省先などで、近所の人や会うか分からない親戚などに用意する「配る手土産」の予算は、1,000円程度から考えます。

手土産選びで注意すべきこと

訪問先の近くで買わない

まず、訪問先の近所で物を買わないこと。相手が知っている店だと値段も分かってしまいますし、間に合わせで買ったように思われてしまいます。

日持ちするものが基本

相手の状況で、日持ちも考えなければなりません。相手先の事情が分かっているまたはその場で皆で食べることを想定している場合を除き、ある程度の日持ち(2週間はみたほうがよい)の品物を選びます。

また、気にしない人も多いとは思いますが、高齢の方がいる席では入っている数が4個(死)や9個(苦)のものは避けた方が良いかもしれません。

喜ばれる手土産ってどんなもの?

【1】地元の銘菓

旅先や、実家のある地方の銘菓など、珍しいお菓子は多くの人が喜んでくれます。

【2】予約しないと買えないスイーツ

話題の商品や数量限定のものなどは、なかなか自分では買わないものですし、印象に残るでしょう。

【3】手作りのケーキやクッキー

気の置けない間柄であれば手作りのお菓子もいいものです。梅雨時や暑い盛りなどは傷みも早いので注意します。

【4】地ビール

お酒を持っていくなら、【1】の銘菓と同様にその土地ならではの味が楽しめるお酒も人気です。

【5】高級ワイン・シャンパン・チーズ

お祝いの席などには、ハレの日の雰囲気を盛り上げる高価なお酒も嬉しい贈り物です。お酒に合わせた美味しいチーズなどもあると完璧。

【6】花(ブーケ・アレンジ)

食べるものだけでなく、お花のお土産も嬉しいものですね。ブーケやアレンジで季節感たっぷりのお花を渡すと、その場も華やいで素敵です。

お取り寄せ可!おすすめ手土産5選

最後に、筆者がお気に入りでよく手土産に活用している商品を3,000円~5,000円前後の予算でいくつかご紹介します。どれも、全国からお取り寄せが可能です。

※以下、価格はすべて税込です。

■『レゾルカ』の「贅沢チーズケーキ・銀座ガトーショコラセット」5,060円

スイーツ好きの間で話題の隠れ家的なお店。厳選されたはちみつをたっぷりかけて食べる濃厚なチーズケーキと、とろける食感のガトーショコラがあり、単品でも購入可能です。チーズケーキとしては珍しいゴルゴンゾーラ仕立てで、ワインのお供にもぴったり。1日の販売数にも限りがあり、“知る人ぞ知る”というスペシャル感も魅力です。

https://lesolca.jp/

■『ラ・メゾン・デュ・ショコラ』の「グラース&ソルベ 6個詰合せ」4,428円

フランス発の高級ショコラティエの、アイスクリームとソルベの詰合せボックス。チョコレートは温度の変化に敏感ですが、アイスクリームなら季節を問わず管理しやすく、日持ちもするという点でも優秀です。贈って誇らしく、もらって嬉しい贅沢なアイスクリームです。

www.lamaisonduchocolat.co.jp

 

■『銀座 松崎煎餅』の「大江戸松崎顔見世22枚+4箱入り」3,240円(税込)

相手の好みが分からない場合でも、お煎餅は幅広い年代に対応でき、皆さんにおいしく召し上がっていただけます。中でもこちらのお店は高級感もあり、喜ばれること間違いなしです。

※三味胴の絵柄は季節により異なります。

https://matsuzaki-senbei.com/

■『豆源』の「風味一流(GA-30)」3,240円

江戸時代から続く麻布十番の老舗。豆菓子だけでも50種以上あり、プチギフトに最適な小さなものから大きな箱入りまで詰合せの種類も豊富。おやつにはもちろん、ビールなどお酒のおつまみにも喜ばれます。

https://www.mamegen.com/

■『ヤマサちくわ』の「ご贈答用詰合せ・59」 3,456円

生もののお土産は意外ともらう機会がなく、うれしいものです。こちらは愛知県豊橋市の練り物メーカーで、鮮度へのこだわりから販売は近隣エリアに限定されており、それ以外の地域ではお取り寄せでしか購入できません。小さなお子さんから大人まで楽しめます。

https://yamasa.chikuwa.co.jp/

筆者がいままでにもらったお土産で1番印象的だったのが、バスケットにミニチュアボトルの様々な洋酒とシロップやジュース、炭酸などを持参してくれた友人が、その場でいろいろなカクテルを作ってくれたこと。驚きと嬉しさがあふれました。

季節感や意外性など、センスが問われる手土産。相手の喜ぶ顔を思い浮かべながら、楽しくギフト選びをしてみてくださいね。

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