ところで、みなさんはチョコレートは手作りしますか? それとも市販のものを買いますか? 大切な人には手作りの方が心がこもっていて喜ばれるのか、それともプロにお任せして市販にするべきなのか、子どもの手作りはどうとられるのか? 繊細なところですが、人によっては受け取り方が違うようです。
今回『kufura』では、20~60代の男女1,279人にアンケートを実施。「あなたは手作りチョコレートに関して、どう思いますか?」と質問してみました。回答の中で最も多かったのは……? 第5位から発表していきます!
第5位:市販のチョコの方がいい・・・23票
null「正直、既製品の方が美味しいと思う」(31歳 /女性/専業主婦)
「買ってきたもののほうが安心して食べられる」(36歳 /男性/公務員)
「手作りよりも、買った物の方が食べたいと思う。もともと少し潔癖なところがあるので、小学生の時とかに手作りチョコを友達も交換したりしていたけど、なかなかもらったものを食べれなかった……」(25歳/女性/会社員)
「すごく上手なら良いけれど、溶かして冷やし固めただけとかなら、市販のお菓子の方が美味しい…」(40歳/女性/会社員)
「やはりプロの味、出来栄えには敵わない」(67歳/女性/会社役員)
おいしさで言ったら、もちろんプロにはかないません! さまざまなチョコレートブランドがこぞってスペシャルなバレンタイン限定品を発売するこの季節、可愛くて美味しい商品が溢れています。作るのはプロに任せましょう!ということですね。
第4位:家族ならOK・・・25票
null「家族間では手作りすることはいいと思う。娘とチョコのお菓子を作ったりしてコミュニケーションをとっている」(40歳/女性/会社員)
「コロナ前は子どもと作って配っていたけど今はためらいがあり作っても家族内だけで消費している」(48歳/女性/会社員)
「子どもの食育がてら父親のために作らせるつもりですが、衛生面を考えると“手作りを渡されて嫌でも断りにくいだろうな”と思うので、家族以外に手作りは推奨しません」(37歳/女性/専業主婦)
「義両親や夫など家族間での贈り物は、子どもと一緒に作ったものが喜ばれるので毎年手伝りしています。ただ家族以外が相手になると市販品一択! 今の季節は特に感染症等も流行っているので、それも気遣いの1つかなと思う」(39歳/女性/専業主婦)
家族なら手作りのチョコレートは愛情が感じられて嬉しいけれど、他人にあげるものは手作りは控える……という意見も多かったです。家族で一緒に作る過程はイベントとして楽しめますし、一生懸命作ってくれたんだな、と思うと嬉しいですよね。お父さんや旦那さんは手作りチョコを期待しているかもしれません。

第3位:子どもの頃に作った・・・42票
null「学生の頃はお友達に、中学生の頃は大好きな先輩に……ほろ苦い思い出です」(37歳/女性/専業主婦)
「小学生の頃好きな人に作ってあげていた。淡い思い出」(36歳/女性/専業主婦)
「小学生の頃に友達と一緒に作った。板チョコを買って溶かし、型に入れて固めるだけの簡単なものだけど楽しかった」(45歳/女性/専業主婦)
「高校まではトリュフや生チョコ、ケーキなど作っていた」(40歳/女性/パート・アルバイト・フリーター)
小学生の頃、作りましたね〜。もはや好きな人に“あげる”ことよりも“作る”楽しみがメインだったような……。友達同士で交換したりもしましたね。よき思い出のひとつです。

第2位:手作りは……、遠慮したい・・・91票
null「あまり知らない人からの手作りチョコは食べたくない」(39歳/女性/専業主婦)
「中途半端な手作りチョコレートは貧乏くさい感じがします」(58歳/男性/自営業)
「手作りの為に時間と手間をかけて作ってもらった物なので有り難い気持ちはあるが、衛生面を考えると正直、あまり食べたいと思わない」 (42歳/男性/パート・アルバイト・フリーター)
「不衛生なイメージ」(56歳/男性/会社員)
「熱狂的に自分を追っていた人から貰ったのは何が入っているか分からない不安があったので食べられなかったです」 (25歳/男性/会社員)
「過去に作ってもらった生チョコが美味しくなく最後まで食べるのが大変だった経験があり出来れば避けたいです」(52歳/男性/会社員)
コロナ禍を経て、衛生面を気にする方は以前よりも増えました。衛生面以外にも、「美味しくない」「貧乏くさい」なども、手作り遠慮派の意見としてあげられました。
第1位:手作りは……、嬉しい!・・・162票
null「気持ちを込めて作る行為そのものに意味があり、その瞬間で特別なチョコレートになると思う」(43歳/男性/会社員)
「好きです。嬉しいと思います」(48歳/女性/会社員)
「手作りのチョコをもらうと嬉しい気持ちになる」(22歳/男性/大学生・大学院生)
「作ってくれた事に感謝して、美味しくいただきます」(67歳/男性/パート・アルバイト・フリーター)
「ありがたいと思う」(52歳/男性/会社員)
「毎年作っている。気持ちが伝わる気がする」(37歳/女性/会社員)
「手作りが嬉しい!」と肯定派が1 位に! そう!“手作り”にあるのはオンリーワンな特別感! 本命感がすごいですよね。「手間ひまかけて作ってくれたんだな……」と思うと本当に嬉しいです。真剣な気持ちを伝えるなら、やっぱり手作りも捨てがたいかも?

その他の意見で多かったのはこちら!
null手作りとは……?
「(市販のチョコを)溶かしてるだけなので、意味はあるのか?と思う」(49歳/女性/会社員)
「どこからが手作りなのか、いつも疑問に思っている」(54歳/その他/専門職)
「既製品を溶かして固めただけ」(57歳/男性/パート・アルバイト・フリーター)
チョコレートを作ると言っても、カカオから作るわけではないですもんね。溶かして固めるだけのチョコに疑問を持つ方は多いよう。ですが、ブラウニーやチョコレートクッキーなどのチョコレート菓子ならアリかも?

相手による!
「作るのは楽しいが、あげる人は限られる(よっぽど親しい人だけ)」(43歳/女性/会社員)
「信頼できる相手なら」(25歳/その他/その他)
「知っている方からなら食べると思います。大人になればなるほど、抵抗感は強まるのかなと思います」(48歳/男性/会社員)
結局のところ、あげる相手との関係性が大きく影響するようですね。信頼できる相手なら手作りは嬉しいですし、あまり知らない人から手作りを貰っても、何が入っているのか不安になる……ということですね。

1位が手作り大歓迎派という結果になりましたが、2位の手作り否定派もあり、誰もが手作りOKというわけでもなさそうです。「家族ならいい」「信頼できる相手ならいい」という意見は多く、重要なのは相手との関係性のようです。渡す相手によって手作りにするか、既製品にするかを検討し、楽しいバレンタインを過ごしましょう!

秋田生まれ。高校卒業後ドイツの大学の舞踊科へ。以後、海外を10年以上放浪し、現在は東京在住。ライターの他、ヨガインストラクターや振付家などもしている。