今年のバレンタイン、チョコを渡す予定の人は48.1%
nullさっそくですが、今年のバレンタインデーについて、誰かにチョコレートを渡す予定があるかを尋ねてみると、「渡す」と答えた人は48.1%、「検討中」が16.6%と言う結果に。「渡さない」と決めている人は3人に1人程度でした。
●あなたは今年のバレンタインデーに誰かにチョコレートを渡しますか?
「渡す」……48.1%(151人)
「渡さない」……35.4%(111人)
「検討中」……16.6%(52人)
チョコレートを渡す相手、1位が「夫」57.1%
nullでは、実際に渡そうと思っている相手は誰なのでしょう。上のアンケートで「渡す」「検討中」と答えた人計203名に、当てはまる人をすべて答えてもらったところ、断トツで最も多かったのは「夫」で57.1%、次いで「父親」で18.2%、僅差で「自分」が17.7%と言う結果になりました。
最近は、職場で渡す風習がなくなってきていると聞きますが、実際にアンケート結果を見ても「職場の同僚」や「職場の上司」と答えた人はそれぞれ1割以下、職場関係を合わせても16.3%と言う結果に。また、一時期「友チョコ」と言う言葉が流行り、友達に贈る人が増えていると言われていましたが、「ママ友」と「ママ友以外の友達」を合わせても13.8%と1割強であることがわかり、実際に「友チョコ」を考えている人は少ないことがわかりました。
■バレンタインデーにチョコレートを渡す予定の相手ランキング■
1位 「夫」……57.1%(116人)
2位 「父親」……18.2%(37人)
3位 「自分」……17.7%(36人)
4位 「彼氏・恋人」……14.8%(30人)
5位 「職場の同僚」……9.9%(20人)
6位 「ママ友」……7.4%(15人)
7位 「母親」……6.9%(14人)
8位 「職場の上司」……6.4%(13人)
8位(同率) 「友達(ママ友以外)」……6.4%(13人)
10位 「兄弟」……5.4%(11人)
10位(同率) 「2月14日に会う予定の人」……5.4%(11人)
予算は「500円~1,000円」が3割、7割が3,000円未満
null気になるバレンタインデーにかける予算については、最も多かったのが、「500円以上~1000円未満」で33%。次いで多かったのが、「1000円以上~3000円未満」で3割程度でした。一方、中には1年に1回のイベントなので奮発する人もいて、1割程度の人が「5,000円以上」と回答。中には「3万円以上」という人もいました。
■あなたが今年のバレンタインデーにかける予算の総額はいくらくらいの予定ですか?
「500円未満」……4.4%(9人)
「500円以上~1,000円未満」……33.0%(67人)
「1,000円以上~3,000円未満」……30.5%(62人)
「3,000円以上~5,000円未満」……19.7%(40人)
「5,000円以上~7,000円未満」……5.9%(12人)
「7,000円以上~1万円未満」……3.4%(7人)
「1万円以上~2万円未満」……1.5%(3人)
「2万円以上~3万円未満」……1.0%(2人)
「3万円以上」……0.5%(1人)
感謝を伝えるいい機会、限定品が楽しみ…賛成派の意見
nullバレンタインデーの風習に対しては賛否両論のようですが、今回のアンケート結果によると予想以上に「賛成派」が多いことが判明。その理由は「日頃の気持ちを伝えるいい機会」「イベントとして盛り上がる」「おいしいチョコレートがたくさん発売される」など様々。義理チョコ文化が減りつつある今、気軽に、年間イベントの一つとして楽しんでいる人が多いようです。では具体的な賛成派意見をカテゴリーに分けて見てみましょう。
■感謝や恋心…気持ちを伝えられる大切な日
「普段の感謝の気持ちを改めて伝える良い機会だと思う」(20歳女性/学生・フリーター)
「いくつになっても、恋心を思い出させてくれる大好きなイベントです」(28歳女性/総務・人事・事務)
「夫と共にチョコレート菓子を楽しむ日、という認識」(58歳女性/主婦)
「日頃の感謝を伝える良い機会だと思う」(63歳女性/主婦)など
■イベントとして楽しんでいるという意見も!
「年に一度の手作りスイーツを披露するイベント。バレンタインがないと作らない。ホワイトデーのお返しが楽しみでプレゼントしている」(31歳女性/主婦)
「学校で友達同士交換するのが楽しい。家族で一緒にチョコやお菓子を食べて団らんの時間がもてる」(32歳女性/その他)
「この時期にしか買えないチョコが買えるので好きなイベント。チョコを選ぶ時間が好き」(39歳女性/その他)
「4歳の娘と一緒に作るのが楽しそう」(43歳女性/総務・人事・事務)
「小さくても日常生活の中にちょっとしたイベントがあるのは楽しいので、続いてほしい」(54歳女性/主婦)
「孫の喜ぶ顔が見たくてあげている」(64歳女性/主婦)など
■ご褒美チョコを推奨する人がたくさん
「自分へのご褒美の口実にする日」(29歳女性/総務・人事・事務)
「もはや自分が食べたいために買います!」(31歳女性/総務・人事・事務)
「自分用に高いチョコレートを買う口実にしている」(39歳女性/総務・人事・事務)など
■経済効果としてあり!という意見もちらほら
「経済を回すためのイベント。気持ち的には面倒なので無くなって欲しいけど経済を回すために存続してもらった方がいいいと思う」(33歳女性/総務・人事・事務)
「経済効果があるので、独身貴族にはいいと思う」(68歳女性/その他)など
バレンタインデー否定派は3割程度
nullもちろん「必要のないイベント」「なくなればいいのに」「お菓子メーカーの陰謀」というバレンタインデー反対派もいました。「最近になってあげる側ももらう側も負担になるから辞めた」という意見も少なくなく、「物価高騰により無駄な出費は控える」という人もいました。具体的な否定派の意見としてはこちら……
「町中をすべてバレンタイン色に染めるのはやめて欲しい」(25歳女性/営業・販売)
「友チョコばかりで男性に渡すというより女性同士で渡しあう文化になりつつあるので、ぶっちゃけ必要ないイベントだと思う」(34歳女性/その他)
「チョコレート業界が儲かるだけ」(35歳女性/総務・人事・事務)
「もう今どき社交辞令はいらない」(39歳女性/総務・人事・事務)
「職場であげるべきか、いつもみんなで悩むのでやめてほしい」(53歳女性/主婦)など
参加するしないは個人の自由という中立派も2割
nullバレンタインデーに対して賛成、反対、いろいろな意見が集まりましたが、意外にもたくさん集まったのが「個人の自由」「やりたい人がやればいい」といった中立の意見。また「外国のように男性から女性に渡してほしい」という意見もいくつか聞かれました。確かに「女性から男性にチョコレートを贈る」というのは世界でも稀な習慣。欧米では男性から女性にプレゼントをあげるのが主流で、あげるものもチョコレートより花束やカードが多いようです。
詳しく中立派の意見もチェックしてみましょう。
「あまり興味無い。チョコは自分で食べたい笑」(26歳女性/営業・販売)
「男から女に渡して欲しい」(26歳女性/学生・フリーター)
「やりたい人だけやればいいと思う」(31歳女性/主婦)
「借りをつくる日」(34歳女性/総務・人事・事務)
「外国のように男性から女性に渡すシステムならいいのに」(36歳女性/主婦)
「職場での強制もないし、渡す相手もいないし、自分もチョコに興味ないので何もなく穏やかに過ごせる日」(42歳女性/その他)
「毎年渡していると、やめ時がわからない」(46歳女性/主婦)
「男性も自分で買えばいいと思う」(52歳女性/その他)
みんなの意見、なるほど納得!と言うコメントも多かったのではないでしょうか。
経験者2割!バレンタインデーはもう告白の日ではない!?
null最後に、バレンタインデーと言えば愛の告白!?
実際にチョコレートを渡して愛の告白をした経験がある人がどれくらいいるのかを調査してみると、「ある」と答えた人は全体の22.3%(70人)という結果に。ちなみに年代別に見てみると、20代が14.3%、30代が16.9%、40代が26.8%、50代が22.3%、60代が25%でした。
40代や60代ではバレンタインデーの告白経験者が4人に1人以上いることから、やはり以前は「告白の日」という風習が今より強かったことがわかります。しかしいつしか告白の意識が低くなり、日頃の感謝としてチョコレートを贈ったり、自分へのご褒美として買う人が増えてきたようです。
バレンタインデーの習慣が賛成できないという人も、チョコレートを楽しむシーズンイベントとして考えてみると、もっと楽しめるのではないでしょうか。チョコレートの形やパッケージがかわいい商品も多いので、見ているだけでもワクワクするし、試食を楽しんでいるという人も少なくないみたい。バレンタインデーの贈り物としてだけでなく、ちょっとした手土産としても喜ばれること間違いなしですね。バレンタインデーまであと少し! あなたなりの楽しみ方を見つけてくださいね!!
エディター・ライター歴20年以上。女性誌やアウトドア雑誌、情報誌、スポーツ誌(自転車雑誌、水泳雑誌)などで執筆。2017年から主人の仕事に帯同しアメリカに移住。小学生の男児、中学生の女児とともに、異国の地での生活に奮闘しながら、執筆活動も継続中。現在はニュースや海外生活情報などを担当。アウトドアと旅行が大好き。趣味はパン作り。