駅から5分で叶う「毎日がアウトドア」
nullアウトドアアイテムに囲まれて暮らせる賃貸物件が出来た、しかも西新宿五丁目駅から徒歩5分という好立地にという報せを受け、さっそく行ってきました。
手がけるのは、さまざまなコンセプト賃貸マンションを手がける『生和コーポレーション』と、キャンプやピクニックなど、外遊びを楽しむ人たちにはおなじみのアウトドアブランド『ロゴス』です。
この部屋をプロデュースした『生和コーポレーション』クリエイティブディレクターの大坂正弘さんに、案内していただきました。
マンション入り口のオートロックは、スマートキーが採用されていて、スマートフォンで解除。エレベーターで6階に上がります。
各部屋のドアは、外観と同じくシックな深いグレー。いわゆるマンションのドアで、アウトドアな香りはしませんが……? こちらもスマートフォンであけて、いざ中へ。
約12帖のルーフバルコニー付きワンルーム
null最上階(6階)の特別ルームは、リビングキッチンタイプのワンルーム。南向きの窓が二面にもうけられ、日差しがたっぷり注いで明るい! 窓をあけると、気持ちのよい風も入ってきます。
「この部屋は、ほかにトイレ、お風呂、洗面所があり、基本的には単身者、もしくはカップルやご夫婦、ご友人などと2名で住んでいただくイメージです。現在はモデルルームとしてご紹介していますが、ゆくゆくはお貸し出しも可能ですよ」(以下「」内、全て『生和コーポレーション』クリエイティブディレクター・大坂正弘さん)
都心で炭火調理も楽しめる
この部屋の特徴といえば、まずリビングキッチンと一続きになっている約12帖ものルーフバルコニーです。
「全面に、汚れに強い樹脂製のデッキ材を使っており、テーブルやベンチも設置しているので、クッションなどを置いて寛いだり、親しい人たちを招いて楽しんだりしていただけます」
つまり、ルーフバルコニーを第二のリビングルームとして使えるというわけです。
あっ、『ロゴス』のBBQグリルもありますね!
「炭火は使用可能で、BBQグリルや七輪での調理も楽しめます。キッチンからの導線がスムーズなように設計しているので、室内で下ごしらえした食材をバルコニーで焼いて楽しんだり、冷えた飲み物を持ち出したりもしやすくなっていますよ」
壁に投影することも出来る
「界壁は白く塗ってあり、プロジェクターで好きな映像を映して楽しんでいただくことも出来ます」
映画好きにはたまらないポイントですが、遅い時間まで音を流さない、騒がないなど、近隣に配慮しながら楽しみたいですね。
目にもうれしいグリーンがたっぷり
ルーフバルコニーの北側には、『SOLSO』がセレクトする背の高いグリーンがずらり。これらのおかげで、サンシェードも使用すれば、周囲の高層階からバルコニーは覗きにくくなります。
気候のよい時期には、バルコニーでリモートワークや読書などをしたいな……。夢が膨らみます。
水やり、道具の手入れもラクラク
「ホース付きの水道も備わっているので、グリーンの水やりやアウトドア道具の手入れ、あとはお子さんの簡易プール遊びなども楽しんでいただけると思います」
バルコニーには全面にデッキ材が貼られていることもあり、水はけも心配ないそうです。キャンプやピクニックへ行ったあとの、道具を洗って干すという流れが、ここで全部できるのはとっても便利。
『ロゴス』製品で部屋がカスタマイズ出来る
nullこの物件のもう一つの特徴が『ロゴス』製品が自由に組み合わせられてカスタマイズ出来ること。
「ベースとなる部屋は、ごくシンプル。入居時のご希望に応じて、お好みで様々な『ロゴス』製品を組み合わせていただけます。椅子、テーブル、ハンモック、ランタン、ウォーターボトルなど、あらゆる製品があるので、自分好みのカスタマイズが可能ですよ。
アイテムは全て入居者の買い取りではありますが、通常よりお安くご購入いただけるのも、アウトドア好きの方にとってはおすすめのポイントです。万が一、退去時に必要がなければこちらで引き取らせていただくことも出来ます」
有孔ボードを設置してみせる収納が楽しめる
null「キャンプや登山など、アウトドアが好きな方はバックパックや道具を吊るしてみせる収納を楽しまれていますよね。壁の二面に有孔ボードが取り付けられているので、大事なアイテムをフックなどで吊るして、飾ってもいただけます」
有孔ボードには、なんとBMXもかけてありました。
アウトドア製品はクローゼットや収納ケースに入れたままだと傷む原因にもなるため、吊るして収納できるスペースが出来るのはありがたいポイント。ただし、6階の物件はかなり日当たりがよいので、アイテムによっては直射日光に注意したほうがよさそうです。
ちなみに、有孔ボードを活用した壁面収納以外は、リビングキッチンに設置されたクローゼットのみ。この部屋はワンルームで、1〜2人で住むことをイメージすると、ミニマムな衣類程度は入りそう。見せて、しまって、上手に使い分けて住むのがコツになりそうです。
基本設備は?
nullリビング以外はシンプルかつ使いやすいシステムが整えられています。いわゆる都市での生活に、アウトドアアイテムが同居している印象です。
「日頃からキャンプや登山などを楽しむ人たちにとって、日常からアウトドアが楽しめる賃貸物件だと思います」
被災時には、住民で『ロゴス』製品や備蓄食品をシェア
nullさらに「ROOTs Shibuya Honmachi」全体の大きな特徴として、『ロゴス』製品を被災時に住民全員でシェア出来るという点があります。
「キャンプなど自然の中で眠ったり食事を作ったりと活躍するアウトドアアイテムは、防災対策にもなります。普段は毎日の生活や休日の楽しみとして使いつつ、万が一の時は入居者の皆さんでシェアできるような仕組みを作っています」
それはたとえば、こんなふう。
- イスやテーブル、テントなどを備蓄しておく
- 入居者の備蓄食品をストックしておく
「これからさらに充実させていく予定ですが、シェアするために、建物1階のエントランスをあえて広く、自由度が高くなるようシンプルに設計しています。これは、万が一のときに、イスやテーブル、支援物資を置くなど、防災にも活用できるようにするためです」
この建物に備わっている部屋は、ワンルームをはじめとする単身者〜2名程度が住める部屋のみ。ペットは飼えないそうですが「今後はファミリー向け物件も展開してゆきたい」とのこと。キャンプ好き子育て世代としては、その日が待ち遠しい!
【取材協力】
生和コーポレーション
ロゴス
朝ランが日課の編集者・ライター、女児の母。目標は「走れるおばあちゃん」。料理・暮らし・アウトドアなどの企画を編集・執筆しています。インスタグラム→@yuknote