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【ダイソー】「クッカー3点セット」770円はコスパ良し!軽くてコンパクト&直火OKだからキャンプで活躍

高まるアウトドアブームに、100円均一の『DAISO(ダイソー)』も商品開発に乗り出し、専用コーナーが年々充実しています。アウトドアはなにかと道具を揃えるのにお金がかかるもの。お金をかけるべきものにはお金をかけ、それ以外をダイソーで揃えられたら家計に優しくありがたいですよね。そこで今回は、ダイソーのキャンプグッズの中から、これは使える!と思った「クッカー3点セット」をレビューしていきます。

ダイソーの「クッカー3点セット」の基本スペック

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『ダイソー』「クッカー3点セット」770円(税込)
ステンレス製
お鍋(大・小)とフライパンのセット

クッカーとは、野外で使う調理器具のこと。主に鍋やフライパンを指し、ダイソーのクッカーはサイズ違いの鍋が2つと、フタ兼用のフライパン1つという3点セットになっています。これで770円(税込)!

サイズや重さ、容量は以下の通り。※重さは筆者計測

  • 鍋(大)直径14.5cm × 深さ6.5cm/重さ157g/容量0.96L
  • 鍋(小)直径12.5cm × 深さ6.5cm/重さ133g/容量0.7L
  • フタ兼用フライパン 直径15cm × 深さ2.7cm/重さ127g/容量0.435L

入れ子収納で、3つが1つにまとめられるようになっています。

側面に折りたたみ式の持ち手が
ハンドル部分を伸ばすとこんな感じ
収納バッグはメッシュ素材。紐付きなのでフック収納にも

お鍋やフライパンの側面には折りたたみ式のハンドルが付いており、伸ばすと持ち手となる設計。ハンドル部分は火にかけると熱くなるので注意してくださいね。

収納バッグはメッシュ素材になっており、紐付きなので持ち運びやフック収納にも使えます。

お鍋とフライパンはステンレス製で、アルミに比べるとやや重さはあるものの、3つで417gという軽さ! 荷物が多くなりがちなアウトドアで、持ち運びしやすさは高ポイントですよね。そして熱伝導率も抜群です。

上記で770円はお買い得です。1,000円以下で調理器具が手に入るとはさすがダイソー!

実際にキャンプで使ってみました!

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まず「フタ兼用フライパン」を使ってカマンベールチーズのチーズフォンデュに挑戦。

両面を軽く炙り、チーズに焦げ目がついたらナイフで表面を切って食材をディップ! フライパンの周りで軽く焼くこともできますし、残りはアヒージョにするというアイディアも。

チーズにつけるとびっくりするくらい美味しくなるのでこれはまたリピートしたいレシピです。

「フタ兼用フライパン」なので、例えば鍋のフタとして使用しているとフライパンとしては使えません。料理の順序を考え使う必要がありそうです。

続いては、お鍋(小)を使ってご飯を炊いていきます! 今回はスペインの炊き込みご飯であるパエリアを作りました(お米は1合使用)。色鮮やかなパエリアはキャンプ飯らしく気分が上がります。先ほどのチーズフォンデュで余ったカマンベールチーズも入れて一緒に炊いてみましたが、これまた絶品。

最後の〆はラーメンです。お鍋(大)にお湯を沸かしてチキンラーメンを作りました。熱伝導率のいいステンレス製なのであっという間に沸騰しました。外で食べるごはんってなんでこんなに美味しいんでしょうね。最高のキャンプ飯になりました。

実際に調理してみると、いずれも、ソロキャンプやふたりキャンプくらいなら余裕なサイズ感でした。ファミリーの場合は、鍋(大)をうまく活用するといいかも。

おうちで使う場合は火力に注意!

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せっかくならアウトドアシーンだけではなく、家でも使えたらなと思い、朝食にハムエッグをつくってみました。

持ち手を折り畳めば器にもなるので、コンロから直接食卓に運んで鍋敷きの上に。洗い物が減るのはラクですが、テフロン加工などがないため焦げ付きやすいという発見も……。

なので自宅で使う際には、油を多めに引くか、煮込み料理のアヒージョや、お弁当に入れるウインナーやブロッコリー、レトルトパウチを茹でるといったシーンで使いたいなと思いました。

熱伝導率の良さはピカイチなので、茹でる・煮るというときに活躍すること間違いなしです。

使ってわかったメリット・デメリット

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メリット

実際に使ってみたメリットとして、コンパクトながら調理機能は十分でした。鍋が2つ、フタ兼フライパン1つと3種類あるので、料理によって使い分けられるのも◎! たまにしか行けないキャンプやBBQシーンには770円のクッカーでコスパよく過ごしたいものです。

普段使っているフライパンや鍋を持っていくと荷物になるので、軽さと収納バッグに収まるサイズ感、そしてひとまとめできる携帯のしやすさも評価できるポイントです。

デメリット

デメリットは火力が強いとコゲが付いてしまったり、茶色に変色してしまう点です。写真左の変色はアウトドアで使用した際のもの。使えば使うほど味のある色に!と思ってもいいかもしれませんが、気になる場合は専用のスポンジで磨いてお手入れしましょう。

また、鍋には目盛りが付いていないので、別途シェラカップや計量カップが必要です。

お手入れとメンテナンス方法

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使った後は、中性洗剤を使って普段通りお手入れすれば大丈夫。しかし焦がしてしまった場合には、コゲ落としなどメンテナンスが必要です。

お鍋についたコゲは重曹で簡単に落とすことができます。kufuraの記事(頑固な焦げつきもスルッ!重曹でフライパンや鍋の焦げを落とす方法)でも紹介されているやり方で、使ったクッカーで水を沸騰させたあと重曹を加えて、一晩おくことでも対処できます。また、ダイソーの「コゲとりスポンジ」を使ってみるのもいいでしょう。

ダイソーの「クッカー3点セット」のJANコード

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ダイソーの「クッカー3点セット」770円(税込)はダイソーの店舗もしくはオンラインストアで購入できます。筆者はレジャー用品のコーナーで購入しました。

行楽シーズン前は完売も予想されます。お買い物の際は、事前に電話で在庫状況を問い合わせておくのがおすすめです。その際は、下記のJANコードを伝えるとやりとりがスムーズですよ。

JANコード:4550480203652

ホットサンドメーカーなどダイソーのキャンプグッズから目が離せない!

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ダイソーでは他にもさまざまなキャンプグッズの商品化が進んでいます。筆者は池袋東武百貨店にできたダイソーの大型店を見に行ったところ、キャンプグッズの特設コーナーができていて驚きました(笑)。

今回ご紹介した「クッカー3点セット」の他にも、ホットサンドメーカーやキャンピングトースター、折り畳みチェアなど、バーベキューからキャンプまで使えるアイテムがたくさん!

 

アウトドア前のお買い物はダイソーもチェックしてみるといいかもしれませんね。

緑川緒井
緑川緒井

「やさしいくらし」をモットーにライフスタイル関連の執筆撮影などを行なっています。kufuraではファッション記事を担当。好きなことはお散歩とヨガです。

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