リピ買い!食洗機で洗えて丈夫な「箸&スプーン」セット
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中学生の子どものお弁当を作り始めて2年半年が経過しました。作り始めた当初はあれやこれやと試してみたお弁当グッズですが、最近ではすっかり定番のアイテムに落ち着きました。
「詰めやすさ」や「持ち運びやすさ」も欠かせない要素ですが、最も重要視しているのは私の場合、「洗いやすさ」と「丈夫さ」なんだなと実感しています。
お弁当箱は『KEYUCA(ケユカ)』の「楽に洗えてスリムなランチボックス」にすっかり定着しました。フタとパッキンが一体化されたつくりなのでパッキンを取り外す必要がなく、食洗器でも洗えるのでお手入れがラクです。
そしてもうひとつ気に入っているのは『岩崎工業』の「とっても強いケース&スプーン 18cm箸付き」です。
スープや丼ものが食べやすいように箸とスプーンのセットを使っているのですが、なんといってもケースが壊れにくいのがすごい! 一般的な箸セットはケース本体とフタの間が壊れやすいつくりになっているのですが、ゴムのような質感の熱可塑性エラストマーを使った「一体型ユニットホルダー」のおかげで壊れにくくなっています。このホルダーのおかげで、持ち運ぶ際のカチャカチャ音もしないで済みます。
洗うときは食洗器もOK。お手入れもとてもラクなんです。私はamazonで600円台で購入しました。お弁当づくりはストレスが少ないアイテムがあると気が楽になりますよね。ぜひ試してみてください。
「パッキン一体型」の水筒しかもう使えない…!
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子どもが毎日持っていく水筒。これも洗いやすさが重要ですよね。パッキン一体型のふたの水筒に替えたら、もうこれ以外は使えない! そんなアイテムが『タイガー』の「真空断熱ボトル」です。
「パッキン一体型せん」 なのでパッキンの取り外しが必要なくなり、洗いもののストレスが激減しました。本体もフタも食洗器で洗えるのでお手入れがラクです。
パッキンの取り付けも必要ないので、付け忘れやつけ間違い、紛失もなくなりました。
そしてなによりも嬉しいのが、子どもが自分で水筒の準備ができるようになったこと! パッキンがないと普通にフタをするだけで準備完了。本当に手軽に用意できるようになりました。
0.5Lサイズを使っているのですが、約190gと軽量なので持ち運びもストレスがありません。私はamazonで2,500円前後で購入しました。次は自分の分も購入したいと思っています。
長編!それでも映画「宝島」を子育て中のママ&パパに観て欲しい理由
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あっという間の「3時間10分」(尿意はすっかり忘れていた…!)
戦後の沖縄を舞台に、時代に抗う若者たちの姿を描いた映画『宝島』。3時間10分という長編ではありますが、日々忙しい子育て中のママやパパにもぜひ観ていただきたい映画でした。
この映画を観ることを躊躇してしまう理由のひとつとして、3時間10分という長さが挙げられると思います。話題の映画『国宝』より長いのです。
恥ずかしながら、ふだんは1時間に1回以上はトイレに通っていて、膀胱の弱さをはっきりと自覚しているアラフィフなので、いざというときのためにトイレに立ちやすい通路寄りの席を確保しておきました。しかしながら、結果として3時間10分の間、尿意を一度も感じることがなかったのです。映像に、迫力に、ストーリーに、メッセージに圧倒され心がとらわれ続けた結果、トイレのことはすっかり忘れていました。
特に、史実をもとに再現したシーンの数々に衝撃を受けました。原作は読んでいたので初めて知る事実ではなかったのですが、それでも想像をはるかに超えた映像が次から次へとやってくるのです。
ちなみに、この映画はエンディングロールも最後までしっかり見届けた方がいいです。エンディングロールを最後まで観るか観ないかで、鑑賞後の感想が大きく変わってしまうと思います。ですので、きっちり3時間10分観続ける覚悟をもって臨んでいただくといいと思います。よりハードルがあがってしまいそうですが……実際はそうでもありませんでした。
「子育て中のママ・パパ」にも観ていただきたい理由
この映画は、幅広い人に観て欲しい映画だと思います。子育て中のママやパパも然り。「子どもを置いて3時間10分も時間を作れない!」という声が聞こえてきそうですが(この映画はPG12。12歳未満の方は、保護者の助言・指導が必要です)、パートナーなどに子どもを託してでも観ていただきたいです。
それはなぜか? この映画が内包するメッセージは、未来を担う子どもたちにも届いて欲しいし、そのためには子育て中のママやパパにも受け取って欲しいからです。
子育て中の日々はとにかく慌ただしい。目の前のことに忙殺されていると、身近な問題以外のことを「とりあえず」流してしまう習慣が身についてしまう傾向にあると思います。その中には「大切なこと」も含まれている。そんな自分にも気づかされました。ときには立ち止まって、見て見ぬふりをしてしまっていることに向き合う時間も必要だと痛感しました。
直木賞受賞の原作小説『宝島』の魅力
この映画の原作は、「平成最後の直木賞」を受賞した同名小説です。私は7年前に原作を読みましたが、エンターテイメント作品でありながら、今まで誰も取り組もうとしてこなかったことに真正面から向き合い、人にまっすぐ伝える力がある凄い作品だと驚いたことを覚えています。

『宝島』(上・下)著/真藤順丈(講談社文庫)
3時間10分という長い映画ではあっても、描いているのはやはり原作の一部分。映画を観る前でも後でもいいので、原作も読んでみると参考になると思います。映画だけでは理解できなかった登場人物の行動も腑に落ちることが多々あるはずです。
『宝島』の続編ともいえる、新刊『英雄の輪 -HERO’S ISLAND Another Story-』(講談社)では、他の戦果アギヤーのエピソードのほか、『宝島』の登場人物、ヤマコのその後の人生も描かれています。こちらも映画の余韻を味わいつつ、理解を深めるのに役立つと思います。
子どもが小さい頃は本当に余裕がなく、エンターテイメントを心から楽しむ時間がなかったなと、今振り返ると思います。今すぐは難しいとしても、時間ができたらいつか観て欲しい作品だと思います。そして子どもたちに、未来につなげていけたらと願っています。
娘・夫と3人暮らしのアラフィフ。趣味は、20数年にわたる女性誌などの雑誌&web編集経験からの、コスパがよくて便利な服やモノ探し。ラクに楽しく生活することが目下の目標。













