日本の家庭で50年以上親しまれる「アデリア」シリーズ
null石塚硝子はそもそもガラスびんを製造していましたが、昭和36年、食器事業へ本格参入。そのとき誕生したのが、ガラス発祥の地の1つである“アドリア海”から名前を取った「アデリア」でした。
親しみやすい愛らしいデザインと手頃な価格。当時「アデリア」は爆発的な人気を博し、“どこの家庭にも1つはあった”と言われるほどでした。確かに私も子どもの頃、親戚の家や友達の家でこの柄のコップを見た記憶があります。まさに“昭和の食卓”を彩った食器でした。
そんな「アデリア」ですが、当時の人気柄のプリントグラスは昭和のうちに生産が終了。しかし終了してからも当時買ったものを使い続けているファンが多く、そんなファンたちの声に押され、去年「アデリアレトロ」として復活。
当時のデザインの魅力はそのままに、さらに使いやすく進化した“新生アデリア”=“アデリアレトロ”が登場しました。
「アデリアレトロ」の柄は全部で5種類。そして新たな仲間も!
null「アデリア」のプリントグラスの中でも当時、特に親しまれていた「アリス」「野ばな」「花ざかり」「花まわし」「梨」の5種類の柄で復刻。しかもただ復刻しただけでなく、“今の暮らし”に合った形状への変更や当時とは違う品質管理の下作られているので安心して使えるのもいいところ。
そしてもっとうれしいのがお値段! 最初、この「アデリアレトロ」をネットで見つけたとき、「どうせ1つ1,000~1,500円くらいするんでしょう? コンプリートしたいけどちょっと予算オーバーだな……」と思いきや、お値段すべて770円! その良心的な値段設定に驚きました。
7月には先の5種類に加え、新柄「風船」も仲間入り。昭和当時もあった柄でしたが、メジャーな柄ではなかったため、現在はヴィンテージ品も流通量が少ないレア柄。それを今回、新たに絵を興し限定復刻!
これは欲しい! そしてこれでうだるような暑い夏にカルピスを飲みたい! 2020年限定の柄なので欲しい方はお早めに。
そして「アデリアレトロ」、商品がかわいいのはもちろんですが、ディティールもぜひチェックしてほしいんです!
紙箱も昭和レトロな色とプリントでかわいいですし、中に入っている説明書もレトロ仕様。紙箱の折り目にプリントされた「アデレックス強化」のイラストは昭和の「アデリア」時代から使われているものをそのまま再利用。
こういうのを見ると細部にまでこだわって復刻してるのがよくわかります。でもこれが“マニア”にはたまらないんです。
※「アデレックス」とは石塚硝子が自社工場で生産している強化ガラスのこと。
「中コップ」には麦茶がよく似合う!
nullさっそく“大人買い”してみた「アデリアレトロ」ですが、やってみたかったのが「中コップ」(770円)で作る“麦茶があるテーブル”。この光景、おばあちゃんの家や田舎の親戚の家で夏休み見た光景です。
ちなみにこの「中コップ」、大きすぎず小さすぎず、女性や子どもの手にきれいにおさまるサイズ。口部強化が施されているので毎日使うのにも安心です。夏休みに大活躍すること間違いなし。
クリームソーダが映える「台付きグラス」はお酒にも
nullSNSなどでは“おうち喫茶”を楽しむ人たちの間でクリームソーダやおうちパフェによく使われている「台付きグラス」(770円)。丸みある台座は安定感に優れているのもいいところ。
私はクリームソーダもいいですが、お酒に使う機会が多いです。高さがあるのでビールを入れたとき、きれいに泡ができるのも高ポイント。
「ボンボン入れ」には懐かしいお菓子を入れて
nullそして「ボンボン入れ」(770円)には、最新のお菓子よりジャムサンドや動物ヨーチ、金平糖やラムネなどちょっと懐かしいお菓子を入れています。こうした懐かしいお菓子を入れると妙にしっくりハマるのも大きな魅力です。
でも夏休みには、この「ボンボン入れ」を器に見立てて、ゼリーを作ろうと思っています。
いかがでしたか、「アデリアレトロ」。きっと家にいることが多くなる今年の夏。食卓を彩るアイテムとしてぜひ取り入れてみてください。
※価格は税込み価格です
【参考】
公式サイト(アデリアレトロのシリーズ紹介ページ)
https://aderia.jp/series/aderiaretro/
楽天ショップ
https://item.rakuten.co.jp/shopishizuka/c/0000000735/