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バレンタインに!「無印良品」自分でつくるシリーズのチョコが、ギフト用ラッピングまでついて優秀すぎました!【本日のお気に入り】

バレンタインなどの行事の前には、お子さんとお菓子作りを楽しむご家庭も多いのでは? わが家でもよくお菓子を作るのですが、意外と手間なのが、さまざまな材料をそろえて、きっちり計量するところ。お菓子作りの場合、目分量は失敗の元なのに、ずぼらでせっかちな私は、つい「ちょっと少ないけど、ダメならあとで足せばいいか」などと雑な計量をしてしまいがち。料理番組のように、すでに計量された材料を順に混ぜていくだけならいいのに……。そんな私の希望を叶えてくれるのが製菓キット。さまざまなキットを試してきましたが、『無印良品』の“自分でつくるシリーズ”は、一味違いました。

「生チョコ」と「ポップチョコ」に挑戦!

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今回は、新商品の「ポップチョコ」と「生チョコ」作りに挑戦!

製菓キットには、必要な材料がすでに計量された状態で入っているので、説明書通りに組み合わせていけば失敗せずに作れます。ですから、お子さんと初めてお菓子作りを楽しむようなときは、とても便利ですよね。

ただ、好みの味ではなかったり、パッケージの見本通り、きれいな仕上がりにならない、なんてことも。もちろんそれは、私の腕の悪さが一因にあるのですが……。

でも、『無印良品』の“自分でつくる”シリーズは、これまでの製菓キットと違いました。何がスゴイって、私でも、パッケージのお手本通りに作れること。それって、簡単でシンプルな手順にしてくれているからなんですよね。そして、“無印”ブランドだけあって、おいしい! これだけでも大満足なのに、ギフト用ラッピング素材まで付属されているんです。その気遣いが本当にありがたい。

“自分でつくる”シリーズは現在(2025年2月)13種類発売されており、そのうち9種類がチョコレート系。私はこの時期よく季節限定の「ガトーショコラ」(950円)を作るのですが、今回は、新商品の「生チョコ」(950円)と「ポップチョコ」(1,200円)に挑戦することにしました。

難易度3の「生チョコ」が簡単すぎる!

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『無印良品』の「自分でつくる 生チョコ」(1箱分)/950円 所要時間は約100分

まずは「生チョコ」から製菓スタート。製菓キットの他に、生クリーム(60ml/大さじ4)とお好みで洋酒(5ml/小さじ1)が必要。生クリームはコンビニでも手に入るので、用意するのはそれほどハードルが高くないとしても、このためだけに洋酒を買うのは迷いどころ。「お好みで」とありますし、子どもが食べるので、今回は使わないことに。

キット内容
自分で用意する道具と材料

難易度5まである中で「難易度3」と表記されていたので、難しいかと思いきや……。ボウルに生クリームを入れて湯せんにかけたら、そこへチョコレートを加えて混ぜ溶かします。その後、湯せんからはずしてボウルを水につけ、クリーム状になるまで混ぜたら、ラップを敷いた付属の紙箱に流し入れます。ここまで5分もかかりません。トントンと箱を叩いて空気を抜き、表面を平らにしたら、冷蔵庫で1時間以上冷やします。

湯せんにかけた生クリームに、チョコレートを加えて溶かし合わせる。
湯せんからはずしてボウルを水につけ、クリーム状になるまで混ぜる。
ラップを敷いた付属の紙箱に流し入れる。
空気を抜いたら冷蔵庫で1時間以上冷やす。

充分に固まったら、ラップを外して4辺をきれいに包丁でカットし、縦・横4等分(16個)に切り分け、ココアパウダーをまぶしたら完成。チョコを流し入れた紙箱に、付属のグラシンペーパーを敷き、1粒ずつ箱詰めします。

4辺を包丁でカット
16等分にする
ココアパウダーをまぶす
箱詰めしたら、完成!

滑らかな舌触り、ちょっとビターな味わい。これだけでも充分おいしいですが、洋酒を入れたら確かに、大人向けの味になりそう。

「生チョコ」を冷やし固めている間にもう1品

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『無印良品』の「自分でつくる ポップチョコ」(10本分)/1,200円 所要時間は約90分

「生チョコ」を冷やし固めている間に、もう1品できちゃうということで、同時進行! こちらも「難易度3」の「ポップチョコ」に取り掛かります。

キット内容
デコレーション素材。フリーズドライいちごは2等分に

「ポップチョコ」は「生チョコ」と違い、キット以外に用意する食材はなし。チョコレートやデコレーション用のアラザン、フリーズドライいちご、アイシング用の粉砂糖といった食材以外に、チョコレート型、スティック(10本)、アイシングを絞る三角紙、ギフト用ラッピング素材(10セット)まで入っていて、まさに至れり尽くせり。

ホワイトチョコレートは2つに分けておく。
溶かしたチョコレートをスティックを並べた型に入れていく

こちらも簡単ですが、「生チョコ」よりは作業工程がちょっと多い分、少し手間な印象。チョコレートを湯せんで溶かし、ホワイトチョコレートは2等分してから同様に溶かします。ホワイトチョコレートのひとつには粉状にしたフリーズドライいちごを加えて混ぜますフリーズドライいちごはホワイトチョコレートに混ぜる用とトッピング用に2等分しておきます)。あとは、3種のチョコレートをスティックを並べた型に入れていくだけ。型をトントンと叩いて表面を平らにしたら、冷蔵庫で30分以上冷やします。

粉糖に水を1滴ずつたらしてアイシング作り。

あとで半球のチョコレートを合体させて球体にするときに“のり”として使うため、チョコレートは少し残しておくのがポイントなのですが……。なんと全部きれいに使い切ってしまいました。さてどうする(汗)?

冷やしている間に、付属の粉砂糖にほんの一滴、水を垂らして混ぜ、アイシングを作ります。ちょっと水が多くて、さらさらした仕上がりになりましたが、時間がたつと、水分が飛んで、ちょうどよい硬さになったので、結果オーライ?

型から外したチョコレートをお皿に並べる。
ここから楽しいデコレートタイム!
付属の絞り袋も活躍!
半球チョコレートも無事くっつきました!

チョコレートが固まったら型から外して皿に並べ、あとは自由にデコレート。いちばん楽しい時間です! パッケージの見本を参考にしつつ、オリジナリティも加えて……

半球のチョコレートは、表面を温めて少し溶かしたら無事くっつきました。ホッ!

ラッピングしたら完成!

再度冷蔵庫で冷やし、ラッピングをしたら完成。自分で食べるときはラッピングの必要はありませんが、保存するのにもいいので、とりあえず全部包んでみました。

こちらは「生チョコ」よりも甘めのお味。作ること自体が楽しいので、お子さんと一緒にデコレーションすると、盛り上がりそうです。型は洗えばまた使えそうなので保存しておくことに。

火もオーブンも使わず、2時間弱で2種類作れました。お味は抜群。見た目も‥‥‥どうでしょう? 合格点ではないでしょうか(汗)?

今年のバレンタインデーは手作りで、と考えているかたには、心からおすすめします。ぜひ、試してみてください!

価格はすべて税込です。

嶋田久美子
嶋田久美子

エディター/ライター。大学卒業後、出版社に勤務し、その後、フリーの記者として主に週刊誌の編集・執筆に携わる。歴史や美術をはじめ、マネー・車・健康・ペット・スピリチュアル・夫婦関係・シニアライフスタイルといった多岐にわたる女性向け実用情報を手掛ける。1児を持つシングルマザーで、趣味は漫画・アニメ鑑賞、神社巡り。

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