1回目の基本の作り方「子どもと一緒に“ヨーグルトバーク”を作ろう【基本編】ギリシャヨーグルトなら水切りいらず」も、ぜひ参考にしてください。
具と型をアレンジすればケーキ風ヨーグルトバークに
nullヨーグルトバークは、気軽に作れるお菓子ですが、中に入れる“具”や型を工夫することで、ちょっと豪華なケーキ風に見せることもできます。
「前回もスリムパウンド型で作りましたが、通常サイズのパウンド型で作ればもっと豪華に。簡単なのに見栄えのするデザートになるので、ぜひ作ってみてくださいね」(以下「」太田さん)
<丸ごとバナナのヨーグルトバーク>
材料(縦6.5×横16×高さ5.5cmのパウンド型)
ギリシャヨーグルト300g
メープルシロップ25g
「オレオ」9枚
バナナ1本
ブルーベリー20g
作り方
(1)パウンド型にクッキングシートをしく。バナナは皮をむいておく。
(2)「オレオ」はビニール袋などに入れ、麺棒でたたく。好みの大きさに砕いたら袋から出し、1に敷き詰め、冷凍庫に入れる。
(3)ボウルにヨーグルトとメープルシロップを入れてよく混ぜ合わせる。そこへブルーベリーを加え、さっくりと混ぜ合わせ、冷凍庫から取り出した2に流し入れる。
(4)3に1のバナナをのせ、軽く埋めこむ。
(5)冷凍庫で3時間冷やし固める。食べる際、型から出し、好みの大きさに包丁で切る。
クリームチーズやピーナッツクリームを使って濃厚仕立てに
nullそして、太田さんおすすめなのが、ヨーグルトにクリームチーズなどを混ぜ込んでちょっと濃厚仕立てにして作るヨーグルトバーク。
「ヨーグルトだけで作ってももちろんさっぱりとしておいしいのですが、クリームチーズやピーナッツクリームを入れると、味の深みとコクが加わり、なかなかのおいしさになるんです。これはぜひ試してほしいと思います」
<ピーナッツクリームのヨーグルトバーク>
材料(15×15cmのバット)
ギリシャヨーグルト170g
ピーナッツクリーム30g
グラノーラ10g
バナナ1本
作り方
(1)バナナは皮をむき、斜めに切る。
(2)ボウルにヨーグルトとピーナッツクリームを入れ、よく混ぜ合わせる。
(3)バットにクッキングシートをしき、2を流し入れ、1を散らす。さらにグラノーラを散らす。
(4)冷凍庫で3時間冷やし固める。食べる際、バットから出し、好みの大きさに割る。
<レモンのヨーグルトバーク>
材料(15×15cmのバット)
ギリシャヨーグルト170g
クリームチーズ30g
国産レモン1個分
はちみつ大さじ1
くるみ(無塩タイプ)10g
※クリームチーズは常温に戻しておく。
※レモンは皮ごと使うので、農薬などが気になる人はたわしでよく洗うか、1度さっと湯通ししてください。
作り方
(1)レモンはよく洗い、薄い輪切りにする。
(2)ボウルにヨーグルトとクリームチーズ入れ、よく混ぜ合わせる。
(3)バットにクッキングシートをしき、2を流し入れ、1を並べ、くるみを手で割りながら散らす。
(4)冷凍庫で3時間冷やし固める。食べる際、バットから出し、好みの大きさに切る。
ヘルシーで美味しい手作りデザート、ぜひ作ってみてくださいね。
【取材協力】
太田さちか
ケーキデザイナー。慶應義塾大学卒業後、マーケティング会社に勤務する傍ら、今田美奈子お菓子教室、パリのエコール・ド・リッツエスコフィエにてディプロマを獲得。著書に『メレンゲのお菓子パブロバ』(立東舎)がある。