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チョコミントにレーズン入りサラダ…家族にドン引きされても食べたい「わたしの偏愛フード」

美味しくて最高!と思える好物は、誰にでもあるものですよね。ただ、家族にその味や食べ方などが不評だと、食卓にのぼらなくなってしまうことも。わたしは食べたいのに……とプチストレスを抱えることもあるかもしれません。

今回『kufura』では、20~60代の女性108人にアンケートを実施。「家族には理解されないけど、自分にとっては最高に美味しいと思う食べ物」を教えてもらいました。「それ美味しいよね、わかるー」と共感できるものから、なかには異議ありなフードや食べ方も!? 早速、見ていきましょう。

風味や食感にちょっとクセがある食材

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「いちじく。みんな食べてくれない」(63歳/営業・販売)

「にんにくが好きなため、にんにくを何の料理にも入れてしまう」(36歳/その他)

「ラム肉。ジンギスカンは独り占めできます」(53歳/総務・人事・事務)

「軟骨。食感がよくて美味しいけど、家族はみんな嫌いなので食べる機会が少なくなった」(45歳/その他)

「鶏皮の焼き鳥。美味しいけど高カロリーだし、ぶにょぶにょしていて元々苦手なので理解できないと言われています」(42歳/主婦)

「鮭の皮の部分。美味しいけどなかなか理解されない」(42歳/総務・人事・事務)

「酒粕。娘はマズイマズイ!と受け入れてくれませんが、美容のために始めた朝の酒粕パクリがやみつきです」(62歳/主婦)

「豆乳。家族は苦手だけど、自分は好きなのでよく飲みます」(27歳/その他)

にんにく、軟骨、酒粕等々、風味にクセがあるものや、食感が独特なものは好みが分かれてしまうようです。けれど、好きな人にとってはやみつきになる美味しさ! なかなか家族にはわかってもらえないと嘆きの声ばかりかと思いきや、なかには独り占めできる!とプラスに捉えている方もいました(笑)。

牛乳ごはん…単体ではOKなのに、組み合わせることでNGに

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「キムチ納豆。匂いで敬遠されるが美味しい」(62歳/デザイン関係)

「納豆に酢をたっぷりいれる。入れすぎるくらいにすると、酸っぱすぎて無理と言われるが、その酸味が美味しい」(52歳/主婦)

「納豆にキャベツの千切りを混ぜて食べる」(48歳/営業・販売)

「おでんには、おでんたれじゃなくてマヨネーズ」(65歳/営業・販売)

「砂糖をかけて食べるトマト」(53歳/主婦)

「牛乳にご飯を入れて食べる」(43歳/営業・販売)

納豆にお酢、おでんにマヨネーズなど、自分なりの食べ方を見出した方も。マイナーな食べ方だと周りは敬遠してしまうかもしれませんが、美味しく食べられたもん勝ちです!

果物や野菜の定番外な食べ方

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「バナナパン。パンにバナナをのせて焼くのが好きですが、家族は温かいバナナを嫌がります」(41歳/主婦)

「りんごの入ったポテトサラダ。しゃりしゃりしていて美味しいので」(33歳/弁護士)

「レーズン入りのかぼちゃサラダ。家族にレーズンは要らないと言われます」(59歳/総務・人事・事務)

「味噌汁にきゅうりやトマトを入れます。トマトの酸味、きゅうりのシャキシャキがとっても美味しく、さっぱり飲めます。私は好きなのですが、他の人たちには不評です」(54歳/その他)

バナナはそのまま食べたい、キュウリやトマトはサラダで冷たくいただきたいなど、人によっては定番の食べ方以外だと嫌がられることもあるようです。おかずに甘いフルーツを入れるのも好き嫌いが分かれるあるあるですね。でも、絶対にこの食材はこの食べ方で!というこだわりを捨てると、また違った美味しさを発見できたりするかもしれません。

家族には不評でも私は好物!というメニューは他にも

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「ハヤシライス。少し酸っぱいカレーみたいで苦手らしい。わたしはさっぱりたべられるので、カレーよりハヤシライスを食べる」(31歳/学生・フリーター)

「苦味のあるゴーヤーチャンプルー。好き好きだが、コスパが良いし栄養もあって美味しい」(61歳/主婦)

「ポテトサラダの海苔巻きです。主人にドン引きされました」(64歳/主婦)

「トマトとイカのワタをたっぷり入れて作ったソースに、茹でたパスタを絡めたスパゲッティー。主人はクセが強いと苦手そうでしたが、自分には最高に美味しく感じられました」(51歳/主婦)

「マシュマロトーストパン。おやつだと言われる」(30歳/その他)

「納豆トースト。食パンの上に納豆とスライスチーズをのせたものだが、子どもたちは納豆が苦手なのですごく嫌な顔をする」(43歳/主婦)

これは苦手な人もいそうというメニューから、なんで周りから不人気なのというメニューまで、さまざまな意見がありました。ポテトサラダの海苔巻きはたしかに斬新! でも、意外と美味しいそうで試してみたくなるのは筆者だけでけしょうか?

刺激のある食べ物には得意不得意が

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「激辛料理。味が分からないと言われるけど、ちゃんと味がする」(42歳/その他)

「スパイシーなウインナー。子どもたちは辛くて食べないが自分はつまみとして食べるから」(55歳/主婦)

「『カップヌードル』のトムヤムクン味。辛すぎるらしい」(46歳/その他)

「ししとうのフライ。みんな辛すぎるという」(48歳/主婦)

「明太高菜。九州人の私の好物。関東人の主人には理解できない」(62歳/主婦)

「わさび味のお菓子。家族は辛くて食べないですが、自分的にはおいしいと思っています」(23歳/主婦)

得意な人にとっては辛ければ辛いほど好まれたりしますし、刺激が後を引いてどんどん食が進むので、そこも大きな魅力のよう。筆者は辛いものは苦手な方なので、適度なピリ辛希望です。

スイーツ系では、やはり多かったチョコミン党!

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「かき氷のブルーハワイ味。着色料がすごいからやめたらと言われるが、香料だとわかっていても独特の爽やかさがあるので好きです」(56歳/その他)

「チョコミント。チョコ多めのが大好きだけど、夫はそれでもダメらしい」(43歳/主婦)

「抹茶味のスイーツ。世間では人気があるのに家族には不評」(48歳/その他)

「『ヤマザキ』の『メロンケーキデニッシュ』。モサモサすぎて食べにくいと言われるが、レンジで少し温めると最高に美味しい」(51歳/主婦)

「アフォガード。アイスとコーヒーを家族は別々にたべたがるから」(51歳/主婦)

今回、チョコミントという回答も目立ちました。苦手な方からは、よく“歯磨き粉っぽい味”などと聞きますが、甘さと爽やかさのバランスがクセになるんですよね! また、抹茶スイーツやデニッシュパンなど一般的に人気がありそうなものでも、我が家では不評というケースもあるようです。

 

家族みんなで食事やおやつを食べる時、自分の好みは無視して、みんなが好きなものにしよう!となるのはよくあること。でも、ここはポジティブにとらえて、好きなものを独占できると考えると不思議とお得な気もしてきます。たとえ家族に理解されなくとも、自分の“好き”を大事にして存分に楽しめるといいですね。

あーこ
あーこ

趣味は、ショッピング、寺社仏閣巡り、歌舞伎鑑賞など。短大時代に生け花や茶道に触れ、伝統文化に興味を持つ。花が好きなこともあり、花屋での勤務も経験。また、わんこも大好きで、愛犬の初老チワワに癒される毎日です。

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