外カリッ、中ホクッ！やみつき「納豆ナゲット」に箸が止まらない！おかずにも、おつまみにも【沼津りえのとっておきレシピ】

今回は朝ごはんの定番「納豆」を、ボリュームのあるおかずにアレンジ。

「納豆は加熱すると臭みが出がちですが、ナゲットにして混ぜ込めば、ホクホクした食感に。納豆というより、豆の風味が際立って、もう止まらない美味しさなんですよ！　作るのも簡単で、ひき肉と玉ねぎと調味料を混ぜて揚げるだけ。3食材でパパッと手軽に作れちゃいます」（以下「」内、沼津さん）

納豆はいつも冷蔵庫に常備していますが、時々、賞味期限が近くなって焦ることも。2パック使うので、大量消費にもいいですね！　早速、作り方をチェックしてみましょう。

玉ねぎ・・・1/4個

しょうゆ・・・小さじ1と1/2

みりん・・・小さじ1と1/2

塩・・・少々

鶏ひき肉（むね肉）・・・100g

納豆（大粒）・・・2パック（1パック約40〜50g）

薄力粉・・・大さじ3

揚げ油・・・適量

玉ねぎはシャキシャキした食感が残るよう、粗めのみじん切りにします。

ボウルに玉ねぎを入れ、しょうゆ、みりん、塩を入れ、よく混ぜ合わせておきます。

さらに鶏ひき肉を入れてよく混ぜ合わせます。

「鶏ひき肉自体がつなぎの役目をしてくれます。今回は脂が少なめの鶏むね肉を使います。さっぱりした鶏むね肉はナゲットにぴったりで、納豆との相性も抜群なんですよ！」

納豆を入れて、粘りが出るまでよく混ぜます。

「今回は大粒の納豆を使いました。大粒の方がより大豆の旨みや食感を味わうことができます。もちろん、家にあるお好みの納豆を使ってOKです」

最後に薄力粉を入れ、粉っぽさがなくなるまでよく混ぜます。これでナゲットの生地が完成です。混ぜるだけでとっても簡単ですね！

フライパンに5mmくらいの揚げ油を入れ、強火にかけて油を温めます。菜箸を入れて、先端がシュワッとしたら、揚げ始めのサイン。

スプーンを2つ使ってすくい、俵形に整えて、油の中に優しく落とし入れましょう。落とし入れたら、スプーンで表面を軽く押して少し平らにしてください。

「揚げ油の量はナゲットが少し躍るくらい。全部浸からなくて大丈夫なので、少なめの油でOKです。油に落とし入れる時に、表面をなめらかにしておくと、納豆が焦げにくくなりますよ。紅しょうが、青のり、ごまを加えたり、カレー粉などのスパイスを入れたりしても美味しいです。自分好みのアレンジを楽しんでみてください」

火を弱めて、中弱火でじっくりと3〜4分揚げます。箸で持ち上げた時に、ナゲットがふわっと軽くなったら、揚がったサイン。水分が飛んで軽くなればOKです。

「火加減が強すぎると焦げてしまうので、焦らずじっくり揚げてくださいね」

網にあげて油を切ったら、完成です。カラッとこんがり黄金色に揚がりました！

食べてみると、外はカリッ、中はホクッとした食感で、噛んだ瞬間に大豆の旨味が広がります。納豆臭さはほとんどなくて、どちらかというと豆の旨味が強いイメージ。確かに大粒の方が、大豆の旨味をたっぷり味わえますね。そしてさっぱりした鶏肉とシャキシャキの玉ねぎが納豆とベストマッチ！

「たねに味付けしてあるので、このままパクッとつまんでください。鶏むね肉＆納豆だから、高タンパクで栄養も満点！　大人はおつまみに、子どもはごはんのおかずに、パパッとできて便利ですよ」

早速、作ってみたところ、材料がシンプルで本当に簡単！　やや火加減が強めだったのか、ちょっと焦げてしまいましたが、味は美味しくできました。そのまま食べてももちろん美味しいのですが、試しにカルディの「ハリッサ」ソースをつけたら、ちょっとファラフェル（中東のひよこ豆のコロッケ）のような味わいになってGood。我が家はみんな納豆が大好きなので、常にストックしてありますが、賞味期限が近づいて消費に困ることもあるので、このレシピはこれから重宝すること間違いなしです。

シンプルな味付けだからこそ、スパイスなどを加えて自分好みの味にアレンジするのも自由自在。納豆好きのみなさま、ぜひお試しを！

取材・文／岸綾香

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