日本市場で拡大を続ける「アーモンドミルク」
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各社から販売されているアーモンドミルクの数々。
日本のマーケットにアーモンドミルクが登場するようになったのは2013年、アーモンドの本場・アメリカから「ブルーダイヤモンド アーモンドブリーズ」が上陸し、同時期に「グリコ アーモンド効果」が発売されました。
牛乳、豆乳に次ぐ「第3のミルク」として注目を集め、健康志向の人たちに受け入れられました。今ではどのスーパーに行っても見つけることができます。
そんなアーモンドミルクですが、どのようにできているかご存じですか? 鎧塚俊彦シェフにその作り方を教えてもらいました。ちなみに鎧塚さんは健康のため、毎朝アーモンドミルクを飲んでいるそうです。
「アーモンドを一晩水に浸して、それをブレンダーで砕いて、絞って作ります」(鎧塚俊彦さん)
そして、今回『Toshi Yoroizuka』のお店で初めてアーモンドミルクと、アーモンドミルクを作る際にできる絞りかす“アーモンドパルプ”を使ったスイーツを提供することに。




『Toshi Yoroizuka』で提供されるのは、「オリジナルアーモンドミルク&スイーツセット」1,400円(税込)。至福のアーモンドミルク・アールグレイシロップ・焼き菓子のセットです。
「アーモンドミルクに何が合うかを模索したのですが、このアールグレイシロップが一番香りがよく味わいの変化が楽しめます。ケーキにはアーモンドパルプをふんだんに使い、アーモンドの食感を活かした生地にレモンを合わせました」(鎧塚さん)
こちらのスイーツは2025年4月23日から6月30日まで、東京・京橋の『Toshi Yoroizuka TOKYO』で提供されます。
「アーモンドは菓子作りに欠かせないもの、でもアーモンドミルクをお店で提供するのは初めてなんです。アーモンドミルクそのものの風味も、紅茶を加えた際の味の変化も楽しめるToshi Yoroizuka風“至福のアーモンドミルク”です」(鎧塚さん)

アーモンドミルクのすごい成分
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左から皮膚科医の高瀬聡子先生、鎧塚俊彦シェフ、栄養士の柴田真希さん。
皮膚科医の高瀬聡子先生(“高”ははしごだか)によると、「アーモンドにはビタミンEがたっぷり含まれています。このビタミンEには“グルタチオン”という美容クリニックなどで話題の“白玉点滴”に使われる成分を増加する作用があります。
またビタミンEには抗酸化作用や血流促進作用があるため、生理痛、更年期、不妊症改善、さらにゆらぎ肌、乾燥改善にもよいとされます。食物繊維は腸内環境改善に、低糖質でコレステロールゼロなのでダイエットにも。アーモンドを粒で食べるより、飲むほうが楽なのでアーモンドミルクはおすすめです」とのこと。
また、管理栄養士の柴田真希さんいわく「アーモンドミルクはお味噌との相性が良いので、試してみてくださいね。アーモンドミルクに味噌をといて冷や汁にする、味噌汁にアーモンドミルクを入れるのも手軽でおすすめです」。
スイーツを食べに行けない人は、“味噌汁にアーモンドミルク”を試してみるのもいいかも!
「玄米フードサロン 玄点」でもアーモンドミルクメニューを提供中
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本物のアーモンドミルク。
都内ではもう1店舗、「渋谷スクランブルスクエア」地下2階『玄米フードサロン 玄点』にてアーモンドミルクメニューが6月30日まで提供されています。
アーモンドをしっかり浸水させ、えぐみを抑えつつ程よい風味と甘さがある味わいのアーモンドミルクと、“アーモンドパルプ”を使用したクッキー、アーモンドペーストを使用したたい焼きなど……アーモンドミルクを余すことなく材料に使った商品も楽しめます。
いいとこだらけのアーモンドミルク、ぜひ生活に取り入れてきれいで健康になりたいものです。