「七草がゆ」に合うおかずは？子どもが食べやすくなる美味しいアレンジも聞きました！

「七草がゆ」とは、1月7日の朝に食べる行事食のこと。その「七草」とは、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロを指します。

早春にいち早く芽吹くことから邪気を払うといわれており、1年間の無病息災を願って昔から食されています。

お正月のごちそう続きで疲れた胃を休める、といった面もあるようです。

そんな「七草がゆ」、どれくらいのご家庭で食べられているのでしょうか。アンケート結果は次の通りでした。

「七草をみじん切りにして、出汁や醤油で味付けして食べやすくします」（58歳／その他）

「おかゆは味が薄くて子どもには物足りないので、市販の雑炊の素を入れて七草雑炊にして食べます」（43歳／その他）

「卵やたくあんをいれて、食べやすい味にしました」（41歳／主婦）

「七草粥に玉子とシャケを入れて食べるとよく食べてくれる」（41歳／主婦）

「すこしミルクを入れる」（35歳／営業・販売）

「お餅を入れる。とろけてお雑煮の七草バージョンみたいになり美味しい」（49歳／総務・人事・事務）

「フリーズドライの七草がゆキットを利用しています。そうすると食べやすいです」（52歳／総務・人事・事務）

おかゆは薄味で子どもには食べづらかったりするので、たくあんや鮭を加えて濃いめの味付けにしたり、卵やミルクを入れてまろやかにしたりするとよさそう！　また、フリーズドライの七草ならクセが少ないとすすめる声もちらほら。「七草がゆ」が苦手なご家族がいる方は、一度試してみるといいかもしれませんね。

続いて、「七草がゆ」におすすめのおかずについても聞いてみました。

「筑前煮。お正月は御節の一品で必ず大量に作って、7日までは確実に食べています。おかゆには濃い味付けが合いますね」（54歳／その他）

「ひじき煮。甘辛味が七草がゆとマッチします。鶏肉、人参、大豆、チクワなどがひじき煮に入っているので栄養バランスも良きです」（44歳／主婦）

「肉じゃが。和風が合うから」（35歳／営業・販売）

「卵焼き。優しい味がおかゆに合います」（58歳／その他）

「卵焼き。タンパク質を摂りたいため」（28歳／コンピュータ関連技術職）

「魚の照り焼きです。七草粥があっさりしているので少しこってり作ります」（36歳／主婦）

「塩サバや鮭の塩焼き。お粥に焼き魚の塩気がちょうど合うので」（54歳／その他）

「豚の角煮。角煮の脂が合う」（58歳／総務・人事・事務）

「豚肉の生姜焼き。がっつりしたものと合わせたいので」（49歳／総務・人事・事務）

「チャーシュー。味がしっかりした物を合わせたい」（39歳／総務・人事・事務）

「おかゆはあっさりしているので、しっかりした味のから揚げを一緒に食べたいです」（54歳／主婦）

「コロッケやメンチカツなど、こってりした物と食べたい」（53歳／総務・人事・事務）

まず、煮物や卵焼きは、いうまでもなくおかゆには絶対合うメニューですよね。回答にもありましたが、お正月用にたくさん作った煮物と一緒に食べるという人も。お正月メニューの消費にも一役買いそうです。

そして、魚やお肉、揚げ物など、食べ応えのあるメイン料理と合わせるという声も多く聞かれました。焼き魚や豚の生姜焼きなどの塩味、唐揚げやコロッケなどの揚げ物のコクが、あっさりした「七草がゆ」には好相性ですね。

いかがでしたか？　「七草がゆ」は、“味気ない”“クセがありそう……”とちょっと敬遠している方もいるかもしれませんが、トッピングをプラスしたり、しっかりした味付けのおかずを用意したりすることで、断然食べやすくなるようですよ。

年始は「七草がゆ」で胃腸を整えて、無病息災を願ってみてはいかがでしょうか？

【参考】
農林水産省　「七草がゆ」とは？